総合農業科2年動物コース、南稜就農塾1年畜産コースの生徒はゼンカイミート株式会社を訪問させて頂き、学習しました。ゼンカイミートはウシのと畜・解体、牛肉の販売、加工肉の販売を行っている会社です。ここに運ばれてくるウシは熊本県は勿論、福岡、佐賀、長崎、宮崎、鹿児島、とおくは岐阜などからも運ばれてくるとのこと。安心・安全な食材を消費者に届けるために、HACCPなど衛生面に特に注意されていました。他のと畜解体処理場との違いは「ハラール認証」。最近は中東(インドネシア、マレーシア、UAE、バーレーン、タイなど)を中心に、輸出に取り組んでおられるそうです。
研修は衛生的な準備をしっかりしてから行いました。
1日、30~40頭のウシをと畜・解体するそうです。この日は黒毛和種やF1がつながれていました。
日頃、大切に育てているウシが異なる姿に・・・。少し戸惑う生徒もいましたが、質問するなど熱心に学習していました。
生体(せいたい)→枝肉(えだにく)→正肉(しょうにく)とだんだん食べ物である「肉」に近づいていきました。800㎏のウシ(生体)の場合、頭・皮・内臓・四肢端などを外して枝肉になると約560㎏、それから骨などを外して正肉になるのは約390㎏ぐらいだと学びました。
日頃、大切に育てているウシの肉について学習を深めました。生徒の感想を見ると、知識だけではなく、「命の大切さを感じた」「これからウシをもっと大切に育てる」「食べ物に感謝しなきゃならない」など、心の面で学んだことが多くあったようです。
ゼンカイミート様、ありがとうございました。
食品科学科では熊本県菓子工業組合で全技連マイスターの河上芳信様におこしいただき和菓子づくりに取組みました。色のついた餡から4種類のお菓子を作り生徒たちも大満足の様子でした。
12月17日、みらいの技能士育成ステップ事業講習会が開催されました。各分野で活躍される技能士の皆さんにおこしいただき5つの職種で技能体験を行いました。
総合農業科では熊本県建築組合連合会副会長で建築大工の本田様はじめ2名の講師においでいただき規矩術などを使った本棚制作。また、熊本県フラワー装飾技能士会副会長で現代の名工、フラワー装飾士によるフラワー装飾に取組みました。専門の卓越した技能に生徒たちも真剣に学んでいました。
先週、修学旅行に引率で行っていた修学旅行団からお土産をいただきました。各職員から思いを込めたお土産です。さて、どれにしましょうかね。
12月17日(火)4、5、6限に生活経営科の2年生がみらいの技能士
育成ステップ事業で西洋料理(オムレツと飾り切り)について
学びました。
オムレツ作りでは菜箸やフライパンの動かし方を学び、飾り切りではにんじんを使った梅や大根の薄切りを
使って鶴を形作りました。オムレツも飾り切りも初めは「難しくて無理かも~」という声が生徒からありましたが、丁寧に教えていただき、作り上げることができました。お忙しいなか、教えていただきありがとうございました。
みらいの技能士育成ステップ事業にて
2年生活経営科の14名和裁を学びました。
日本和裁士会熊本県支部 支部長の品川正三様をはじめ、計5名の先生にご指導いただきました。
プロの技術を目の当たりにし、驚きを隠せない様子でした。
12月16日、霧のかかる午前7時30分から育友会( PTA)によるあいさつ運動が行われました。中には朝から足取りが重い生徒も見られますが、明るく元気なあいさつでやる気も沸き起こります。もうすぐ冬休み!頑張っていきましょう。
・二学年修学旅行団、最終日を迎えました。食事後は浅草寺に足を運び、羽田空港に移動しました。
・ドキドキしながらひいたおみくじ!
本校は県立農大と農高・農大一貫プロジェクトを行っており、その報告をさせて頂くこと、畜産学科のプロジェクト発表を視聴させて頂くことを目的に、総合農業科の生徒が熊本県立農業大学校(県立農大)を訪問しました。
昼食はカントリーパーク駐車場(県立農大の横)でとりました。報告の最終練習の様子。
「難しい内容だったら分からないかもな〜」なんて思って聞いていたのですが。結論としてはとても分かりやすく、現場に沿った内容で、奥深いものでした。 学生は一人一研究を担当していました。それぞれ、全く違うテーマでの発表だったのですが、目の付け所が鋭い!「母子分離の際、親と子の場所はどこが適当か」みたいなテーマでは子牛の唾液に含まれる、アミラーゼを簡易検査して、ストレスを数値化して判断。「繁殖牛のボディコンディションスコアと種付け回数の関係」みたいな研究では、ボディコンディションスコアをスマートフォンとアプリで判断。「子牛育成時に与える粗飼料の長さはどのくらいが適当か」みたいな研究では2センチとか5センチとか微妙な差を。「子牛育成時の粗飼料は」チモシーからオーツヘイ、肥育農家のこと考えてイナワラへ。「哺乳バケツを清潔に保つには」などなど。 一見、地味な内容に見えますが、「そこにこだわったかー」って内容ばかり。そして、現場ではとても大切な内容です。難しい本より、よっぽど現場で生かせる内容でした。 今あるものを、今の常識を、教えられたことをそのまま鵜呑みにするのではなく、自分の目線でやってみることの大切さを学びました。また、そんな経験を積んだ学生の今後が楽しみに感じました。
本校の農高・農大一貫プロジェクトの報告は最後にさせて頂きました。経験が少ない1年生の発表でしたが、堂々と発表することができました。聞いて頂いた県立農大の学生から、お褒めの言葉を頂きました。今回の経験や、農大生の発表から学んだこと、学んだ考え方を今後の高校生活で生かして欲しいと思います。
昨日と殺・解体をした鶏を使った調理実習「親子丼」を行いました。
解体実習を経験した生徒たちは、今までの調理実習以上に真剣に取り組んでいるように感じました。
全員で「いただきます」をしました。
今回の「食と命の授業」を通して、いつも食しているものは肉を解体する人、野菜を育てる人、色々な人が関わって私たちの食卓に並んでいることを知ること出来ました。そして日常の中で意識することは難しいですが、命のつながりについて考える機会になったと思います。
12月11日(水)16時~今年度最後のピア・サポート研修が行われました。
今回の目標は「問題解決のステップを理解しよう」です。
まず、スクールカウンセラーの原田先生より、問題解決には、①問題をつかむ②願いをつかむ
③小さな目標を立て解決方法を考える④具体的な計画を立てるの4つのステップがあることを説明
いただきました。
次にグループに分かれての実践。これまでの研修で身につけた聴く技術を活かして、
4つのステップを意識しながら問題解決を目指しました。
ピア・サポート研修の中心は「寄り添って、受け止める」ことですが、
少しだけステップアップした問題解決の方法をを学ぶことができた良い機会となりました。
・待ちに待った班別研修です。出かける直前まで、何度も何度も確認を重ねました。楽しんで「行ってらっしゃい!」
・おはようございます!
体調は概ね良好、天候は快晴で研修日和です。シッカリ食事をとってお楽しみの班別研修に備えます。
・ごちそうさまでした〜!
食品科学科は、「めんたいパーク」「明治なるほどファクトリー」に学科別研修に行きました。
各工場での徹底された衛生管理や、食品開発、原材料の管理等、これからの学習・進路につながる学びになりました。
おいしい試食・製品もたくさん食べてきました(о´∀`о)
総合農業科は、オリンピックミュージアムと上野動物園で研修しました
オリンピックミュージアムでは最新技術を使ってオリンピアンの記録に挑戦しました
上野動物園では、有名なシャンシャンをみたり様々な動物の生態について学習を深めました
鶏のと殺・解体実習を行いました。
1ヶ月ほど前から緊張していた生徒たち。
この日の朝は少しいつもと違う表情をしていました。
毎日実習でエサをくれる生徒たちの、いつもとは違う表情が分かったのか、鶏たちは逃げ回っていました。
鶏を1人1羽捕まえたあとは、いよいよ「と殺」です。
足を縛られ、逆さにつるされた鶏たちは案外おとなしく、覚悟を決めたようでした。
首の羽を抜き、血管を探します。
包丁をいれるのが浅いと、鶏も苦しい思いをします。そのため、1回でスパッと切ってあげるのが理想です。
しかし、「1回で切ってあげよう」と覚悟を決めても、手の中で動く鶏の顔や、動いて見える心臓、温かい体のぬくもりに、『生きている命』を実感し涙が止まらず、なかなか切れない生徒もいました。
長い時間をかけて覚悟を決め、全員が鶏の首を切ることができました。
と殺のあとは、「解体」です。
お湯につけて毛を抜きます。
骨と実をはがしていきます。
部位ごと(皮、手羽、ささみ、もも、むね)に分け、半分は調理実習に、半分はそれぞれ家に持ち帰りました。
鶏を捕まえる時、足を縛る時、逆さにつるす時、暴れる時、首を切る時、毛を抜く時、生徒の口から「ごめんね」「苦しいね」「痛いね」という言葉が聞こえました。
普段私たちが当たり前のように口にしている食べ物には、それぞれ命があります。
明日は、と殺・解体を行った鶏を使って、調理実習を行います。
命をいただくことへの感謝の気持ちと、命をいただける過程には誰かがこのような思いをしているということを忘れず、「いただきます」「ごちそうさま」の意味を理解し、調理・試食をします。
・学科別研修を終え、スカイツリーのある東京ソラマチに全学科が到着しました。クラス毎、記念写真に収まり、早速スカイツリー展望デッキに上がります。
・展望デッキからの夜景です。よーく見ると、東京タワーがありますね!
・学科別研修、4号車生活経営科は東京国立博物館に入りました。このエリアには6つの建物があり、時間がいくらあっても足りないくらいです。2号車総合農業科は向かいの上野動物園で研修中です。
最先端科学技術センターTEPIA
で高齢化社会に対応した技術やアニメの世界に入り込みプログラミング体験をしました。一番盛り上がったのは見た目年齢が表示されるモニターでした。
・二日目(11日)の研修は「震災講話」から。当ホテルの郡司支配人様より、当地の歴史も交え地域の被災から復興にかけての講話をいただきました。また、施設内には未だに大きな傷跡があるそうです。
・生徒代表謝辞は、総合農業2組の橋本玲君が務めてくれました。
・まずは腹ごしらえから。ガッツリ食べる人、控えめな人、それぞれですが、概ね朝食はとれていました。若干名は疲れが残っている感がありますが、全体で動けそうです。「いただきまーす!」
2日目は、震災学習からスタートです
スパリゾートハワイアンズ支配人様より、震災発生時の状況や復興の過程等これまでの取り組みについてご講話いただきました
講話の中では被災の様子や復興に向けたキャラバンなど、私たちがテレビで見てきたものとは違う貴重なお話を聞くことができました。
現在は学科別研修に向けて移動中です!
その様子については後ほど更新します。
お楽しみに
・一日目最後のお仕事。班長さん達から翌日に向けて大切なことを各班のメンバーに伝えてもらいます。
福島スパリゾートハワイアンズでの食事風景です。美味しいご飯を楽しく食べています。
この後フラダンスとポリネシアンダンスを鑑賞しました。
12月10日、1年生活経営科の生徒たちが米粉インストラクターの鶴田幸子様を講師に米粉料理に挑戦しました。メニューは米粉のさっくり唐揚げ、米粉のシチュー、米粉のスポンジケーキです。どの料理とてもおいしくできあがりました。
多く方々見送って頂き無事出発しました。
12時50分羽田空港を出発しました。
16時常磐自動車道中郷
福島に向かって走っています。
12月10日午前8時、予定時間に修学旅行団が全員元気に出発しました。たくさんの思い出を作ってきて下さい。
明日から待ちに待った修学旅行に2年生が出かけます。今年は3泊4日で福島や東京で研修を行います。
今日は結団式を行い、旅行団全員が心を一つに思い出に残る研修旅行にすることを誓いました。
12月9日にラジコンヘリの操作を学びました。初めての操縦だったので上手く出来ませんでした。プロポ操作を理解すると少しずつ操縦を理解することが出来ました。今後も練習を行い、ホバリングが出来るようになりたいです。
多良木町青少年育成会議主催サイテク祭2019に野球部・科学部・ボランティア生総勢56名で参加しました。
本年度は、農産物販売(シクラメン・ポインセチア・トマト・たまご)
UVライトで硬化する樹脂を用いたアクセサリーづくり体験
水溶性紙を用いた紙漉き体験
を行いました。
子どもたちに教えること、大学生や地域の方々と連携して行事を作り上げることなど
普段の学校生活では体験できない、考えて行動する力や周囲を見て率先して行動する力
を身につけることができました。
準備・当日・片付け2日間お疲れさまでした。
12月6日(金)、食品科学科3年生の醸造の授業でプラント焼酎の「蒸留」を行いました。
2週間前の二次仕込み翌日のもろみの様子です。まだ1日しかたっていませんが、お米が溶けかけているのがわかります。
こちらは蒸留直前のもろみの様子。上澄みがきれいな琥珀色になっていました。
もろみを蒸留機に投入して蒸留開始!
約2時間で20Lの焼酎を蒸留しました。白く濁っているのは原料由来の脂質が含まれているためです。
仕込みから蒸留までの3週間、生徒のみなさんがもろみの管理をしっかりと行ってくれたおかげで、十分なアルコール度数を得ることができました!
できあがった焼酎は、1月に実施する焼酎品評会でその出来が評価されます。よい評価が得られることを期待したいです。
12月8日(日)第25回九州地区高等学校自馬選手権大会、南稜チャリティー馬術大会が2日目になりました。今日は朝から霧が濃く、霜も強い中での大会スタートでした。厳しい寒さも昼頃には霧もはれ、絶好のコンディションになりました。また、保護者の皆さんが調理いただいたおいしい豚汁、猪鍋で体の中からも温まりました。(昨日はおいしいカレーをいただきました)参加いただいた団体の皆様方、ありがとうございました。来年も充実した大会にしますので、たくさんのご参加をお待ちしております。
12月7日、中小企業大学高で開催されました農福連携農業版ジョブコーチ育成塾で本校畜産コースの校生と職員が発表を行いました。
12月7日(土)~18日(日)本校で、第25回九州地区高等学校自馬選手権大会、
南稜チャリティー馬術大会を開催しています。楽しいイベントです。たくさんのご来校をお待ちしております。
2年・生活経営科の食物調理技術検定2級・実技試験が始まりました。
今回のテーマは17歳男性のお弁当で魚料理と煮物があるメニューです。事前に食材や栄養価まで考えた調理シートも作成し、今日は制限時間1時間以内で調理を行います。言葉もなく真剣に制限時間内に料理を完成させていく姿はテレビで見る料理の鉄人そのものです。
開会の様子 調理台の準備を確認していただいています
前半メンバーの調理スタート!
12月6日、今年最後の動物ふれあい体験交流活動に木上小学校の児童約40名が来てくれました。今年は、22の小学校や幼稚園から830名以上の児童、園児たちが来校してくれ、本校生も交流活動を楽しむことができました。
3年・生活経営科「ファッション造形」の授業では
女児服の製作が始まりました。これまで学んできた
技術を応用し、布選びやポケットアレンジなど個性あふれる
様々なアイディアが活かされています!
南稜図書館はクリスマスの装飾になりました。皆さんのところにもサンタはやって来ますか?
本日、3年生を対象に租税教室が行われました。
税金がどのように私たちの生活を支えているのか、わかりやすくお話をいただきました。
12月3日(火)調理実習をしました。
今回は「おせち料理」です。
・魚の竜田揚げ
・いりどり
・岩石卵
・きんとん
・酢ばす
・切り違いきゅうり
・うさぎりんご
各班、重箱につめて、綺麗にできました☆
図書館で刀剣展が開催されていました。生徒が丁寧に手作りした模造刀の展示と詳しい解説がなされています。是非ご覧下さい。
俳句と同様に図書館前ホールにNICC海外研修の報告パネルが掲示してありました。南稜祭においても英語を使いながら全校生徒に報告してくれましたが、研修での学びを全生徒で共有したいと思います。
初霜や みとれていたら 日が昇る
図書館前ホールに総合選択で国語表現を履修している生徒たちの俳句が飾られていました。
12月4日、訓練が午前中にあることしか伝えない「ブラインド訓練」という形で防災避難訓練を行いました。いつ起こるか、どこで発生するのか、当日に分かるという訓練です。生徒たちはうまく対応して避難することができました。上球磨消防署からは、椎葉さん、渡邉さん、前田さんの3名におこしいただき避難から消火器の使用方法までご指導いただきました。なお、渡邉さんと、前田さんは本校の卒業生です。
12月4日、令和元年度球磨地域青年農業者会議が行われ、就農塾の生徒が参加をしました。若手地域農家の方々のプロジェクトや意見発表を視聴し、色々なことを学びました。
「GAP食材を使用したおもてなしコンテスト」に本校は取り組んでおり、トマトを乾燥させたカップケーキを作成しました。2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて、熊本県はインドネシアのバドミントンチームのホストタウンです。来熊時にGAP食材を使用した加工品を提供したいと思い、このカップケーキを、まずは熊本在住のインドネシア出身の方々に試食をしていただきました。RKKからの取材もありました。
最後は感想まで記入していただき、今後の研究に活かします。ご協力ありがとうございました。
12月3日、普通科福祉コース1年生があさぎり町社会福祉協議会の先生方のご指導を受けながら高齢者疑似体験学習を行いました。高齢者の苦労や困難さの一端を知ることができました。今後の福祉の学習に生かしてくれるるでしょう。
12月3日、弘済会熊本支部副支部長の鶴田憲平様におこしいただき学校教育研究助成金の交付式が行われました。本年度の教育研究活動に活用させていただきます。ありがとうございました。
12月3日、総合農業科環境コース2年生の演習林における間伐研修及び高性能林業機械研修の様子がNHKの「クマロク」で放映されました。チェーンソーを用いた伐木・造材、プロセッサによる採材、フォワーダでの運搬など伐倒技術や素材生産技術や工程を真剣に学習する様子が見られました。
大会事務局の協力のもと、世界大会を間近で観戦ができ貴重な時間でした。
各国の代表選手の力強いプレーに驚き、ハンドボールの醍醐味を味わうことができました。
海外選手の体格の違いや、男子顔負けのパワーに歓声を上げ、興奮しました。
後半終了。ロシアの勝利で終わりました。
前半が終了。ハーフタイムアトラクションに西くんが出場。
この後、後半戦です。
会場に到着。
まもなく試合開始です。
本日、体育コースで11月30日に開幕した世界女子ハンドボール大会の観戦へ出発。
パークドーム熊本にて、ロシア対コンゴ民主共和国を見ます。
1年生活経営科の「ファッション造形基礎」で
取組んでいるショートパンツが完成しました。
達成感にあふれる笑顔
こちらはモデル風に一枚!
畜産あるある。「忙しいときに限って、突然、分娩がある」。観察が疎かになるため、分娩の兆候に気付かないことが原因だと思います。気付けて良かった。介助できて良かった。無事、生まれてくれて良かった。
本校は命が生まれる学校です。そして、その命を大切にする生徒と先生がいる学校です。
本日、総合農業科の1,2年生の代表者はKSH生徒研究発表会に参加させていただきました。
この発表会は県内外の探究活動に取り組む生徒が一堂に会し、それぞれの研究状況についての情報・意見交換を行い、生徒が自身の研究に対する理解を深め、今後の研究活動をより充実させる機会とするために、熊本県教育委員会主催で開催された発表会です。本校は昨年度まで、文部科学省よりSPH(スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール)の指定を受け、研究活動に取り組んできました。これまでの取り組みを発表できるでしょうか。
崇城大学SoLAで行われました。参加した生徒の中には「大学」の敷地に入り、その施設や設備に驚いている様子でした。
いよいよ、発表が始まりました。本校からの参加は3組。「生命総合産業としての肉用牛経営確立に関する研究
」「球磨モンの水土林Project★~人吉・球磨発!水と郷土と緑を育む故郷環境保全活動~」「南稜版!地域活性化プロジェクト ~「おかどめ幸福駅」からひろがる、幸福の連鎖と緑の連鎖~」についてポスターセッションを行いました。どの組も立派に発表することができていました。質疑にたじたじになり、笑ってごまかす場面も見られましたが、そのような経験を積みながら知識を深め、コミュニケーション力を育むことが目的です。その場に立ち、自分たちの取り組みに自信を持ち、伝えようとすることが成長のきっかけを得るために大切なことだと感じました。
11月29日、本校卒業生の前田くんと森くんが、前校長である東稜高校の紫藤校長先生を訪問し、上球磨消防署に勤務できたことを報告しました。2人とも、今年採用され、消防学校を卒業し、上球磨消防署に勤務しています。当時南稜におられた東裕里恵先生と4名で南稜高校の話や消防士として頑張っていることなど話しました。
11月28日、第2回南稜マルシェ打合会を開催しました。昨年以上に盛り上がるイベントにしたいと意気込んでいます。
南稜マルシェは3月11日(土)に南稜高校で開催予定です。保護者や同窓の皆様方によるバザーなどで賑わいます。是非おこしください。
11月28日、上小学校から約40名の児童たちが来校し、動物ふれあい体験で楽しみました。
本日午後から、ひのくに高等支援学校の北口雅雄先生をお招きして、
特別支援教育・生徒指導職員研修を行いました。
発達障がい等の特性や、診断の現状、生徒たちの何に注目して支援や指導を行っていけば
よいのか、ご自身の様々な経験をもとにご講話いただきました。
多様性を受け入れる社会を作り上げて行く中で、
職員自身も何を目指し、何を大事に生徒達と関わっていくべきなのか、
改めて考えさせていただく機会になりました。
11月26日(火)人権教育に関する職員研修を行いました。
人権と人権教育の現状と課題を確認し合うとともにワークシートを活用した班別協議に取組みました。
11月22日(金)、食品科学科3年生の醸造の授業で、焼酎の「二次仕込み」を行いました。
1週間前に行った一次仕込み直後のもろみの様子です。ほとんどのお米は沈んでいて、その原形をとどめていますが・・・
1週間たつとこのような状態に。酵素のはたらきによって、米の原形がわからないほどに溶けてしまっています。
一次もろみを二次仕込み用のタンクに移し、
汲水(仕込み用の水)26.5Lを加えます。
蒸し上がった掛米(二次仕込みで仕込むお米)を適温まで冷まし、
タンクに移せば二次仕込みは完了です!
もろみの発酵は順調に進んでいますが、まだまだ油断は禁物です。蒸留するまでの2週間もこれまでと同様に、しっかりもろみの管理を行っていきましょう。次回の実習は12/6(金)、「蒸留」を行います。
11月25日(月)2学期期末考査が始まりました。学習の成果を出し切ってください。
隷書(れいしょ)体とは、約二千年前に誕生した書体です。本校の生徒指導室の看板が、その書体で書かれています。
隷書体が誕生した漢時代は、まだ紙の発明がされていません。当時の人たちは、何に記録を残していたのでしょう。という発問から授業がスタートしました。
石? 落ち葉? 布? と発言が飛び交いました。
正解は「木」「竹」「絹」です。
今回は、木に書かれた作品「木簡」の学習をしました。木簡の形は多様ですが、標準的なものとして、長さ約23センチ(当時の漢尺の一尺)、幅約1センチ、厚さ2~3ミリの札です。割りばしくらいのサイズの札に、30~40の文字を書いていました。間違ったら、削ることができ、書ききれない場合は紐で綴り合わせていました。内容は、公文書から荷札、手紙など様々。木簡には、二千年の時を超えた当時の人たちの肉筆の書を見ることができます。
二千年前の人たちと同じように木に書く体験をさせたいと、林業担当の先生にご相談し、木材を準備していただきました。今回は、その木材(ひのき)に隷書体や木簡風で、表札を作成しました。
普通に書いてしまうと滲んでしまいます。滲まない工夫として、授業で使う白チョークを薄く擦りこみ、墨は滲みの少ない墨液を使用しました。
失敗できないというプレッシャーと戦いながら、慎重に書き進めます。側面には、日付も書き添えました。
感想として、紙と違って筆を運ぶときに滑らないこと、墨の量や速度を考えないと滲みや擦れがでること、折り曲げられないので中心を意識しないと文字がずれてしまうことなど、たくさんの発見がありました。充実した学習ができたようです。
仕上がった作品はこちらです。素敵なオリジナルの表札ができました。
11月23日(土)に和水町体育館で開かれた教職員バドミントン大会に本校教職員代表チーム(12名+助っ人)が参加しました。
この大会には高校のみならず、小学校・中学校・特別支援学校の教職員も合わせて過去最多となる全75チームが参加しており、全体的に和気あいあいとした雰囲気でバドミントンを楽しみました。
本校からは2チーム(Aチーム・Bチーム)がエントリーし、Aチームは「バドミントンを楽しむわきあいあいパート」であるBパートに出場し、湧心館(通)・球磨支援・玉名女子のチームのパートで、Bチームは「初心者のみのフレンドシップパート」であるCパートに小川工業・力合小・慶誠のチームのパートでのリーグ戦を行いました。
当日に向けての練習では、今回この大会に参加できなかった先生方も共に楽しみながら汗を流しました。その成果もあって本番では先生方の普段見ることのできない技ありのプレーや、手に汗握る接戦を演じながら応援にも熱が入り、長時間の熱戦が繰り広げられました
試合結果は、何とAチームは3勝全勝でB5パートでの優勝に輝き、表彰状を持ち帰ることができました。一方BチームはC5パート1勝2敗とパート内での優勝は逃しましたが、この大会を通してあらためて先生方の団結力や親睦が深まりました。今度は12月1日(日)に教職員ソフトテニス大会への出場を控えており、ますます先生方の各方面での活躍が光ります。これからも本校職員一丸となって各場面で頑張っていきたいと思います。
11月24日、宮原サービスエリア上下線にて南稜高校のお米の販売会を行なっています。
午前中は豪雨、暴風があり、一時店内に避難しましたが、午後からは天候にも恵まれ気持ちよく販売会を行なっています。
11月22日(金)、球磨工業高校で「人吉球磨地区ダンス発表会」が開催されました。南稜高校から、3L・3Hのメンバー12人による「NEXUS」が「青春(Youth)」をテーマに、ダンス部13名による「Turn up」が「Thanks」をテーマにダンスを披露しました。球磨工業高校・人吉高校・球磨中央高校とのよい交流の機会ともなりました。
生活経営科3年生の課題研究(食物分野)では
ドライトマトのカップケーキ作りに取組んでいます。
南稜産の米粉や卵そして県版GAP認証トマトを使用し、
砂糖や油脂の分量、種類を変えながらより美味しい
カップケーキを研究中です。
11月18日~19日の2日間、総合農業科の生徒が子牛のせりに参加させて頂きました。
繁殖経営農家は子牛を生ませ、約9ヶ月まで育成し、販売することで収入を得ます。1月、2月に生まれた子牛4頭が約9ヶ月齢になったので、セリに出品し、販売しました。
子牛は肥育経営農家の方が肥育素牛(肉に仕上げるための牛)として、繁殖経営農家が繁殖素牛(繁殖牛にするための牛)として購入されます。
子牛を繋留所につなぎ、ブラッシングを行いました。「これまで育てた集大成として」「購入して下さる方により満足して頂くために」「最後の別れ」。生徒達は様々な思いを持ったようです。
セリが始まりました。生徒達は牛の調整をしながら、「セリ販売の流れ」を学習したり、「市場調査(現在の相場など)」を学びます。子牛の価格は購買者からの評価といっても過言ではありません。プロの目には生徒達が育てた牛はどう映ったのでしょうか。
自分たちの順番になったらセリ会場へ牛を引きます。さあ、いよいよ自分たちが育てた牛がセリにかけられます。
この2日間、本校から出品した牛の価格は・・・。1日目「さくら」719,400円、「拓蔵」1,062,600円、2日目「如月」686,400円、「ゆり」1,340,900、平均価格952,325円(税込み)という高値で販売することができました。ゆりのセリを担当した生徒は「緊張した~。やばいと思った。」と興奮を隠しきれない様子でした。
生徒達は普段の実習をとおして「ウシにストレスをかけないこと」「そのウシが持っている能力を引き出すこと」を意識して飼養管理に取り組んでいます。その結果が評価されたことは喜びとなり、自身となります。また、結果がうまくいかなかったときは自分たちの取り組みを見直し、課題を見つけ、改善します。生徒達はセリという1つの区切りをとおして学びが深まったようです。
初霜も降り、ここ数日の寒さで校内の木々が一気に色づいてきています。イチョウ、モミジ、ナンキンハゼ、ラクウショウなど南稜は秋色に染まっています。
くまもと森都心プラザにおいて、「熊本県産業教育振興会産学懇談会」が開催されています。
本会は、産業界の代表と教育界の関係各位が一堂に会し、産業教育関連の研究・実践発表等を受けて、産業教育の在り方などについて意見交換を行い、これからの産業教育の充実、発展の指針とすべく開催されているものです。
専門高校生(商業)による海外インターンシップ事業派遣生徒報告や、先日の農業クラブ全国大会プロジェクト発表で最優秀賞を獲得した熊本農業高校の発表等が行われています。
いずれも、日頃の学習の成果が分かりやすくまとめられており大変素晴らしい発表です。
南稜高校でも、人吉球磨の地域資源や豊かな学びのフィールドを生かし、他校に負けない取り組みを更に推進していく必要があると感じます。
“球磨の地に人材の泉を掘る”を合言葉に、オール南稜で各専門分野の学びを深めていきましょう。
11月16日【土】、鹿児島県の加治木工業高校に出稽古に行かせていただきました。加治木工業高校・鹿児島水産高校・鹿屋工業高校・鹿屋高校・都城商業高校と合同練習をさせていただきました。普段少人数で稽古をしているので、とても貴重な時間を過ごすことができました。
本日、JAくまあさぎり支所において「球磨農業活性化セミナー」が開催されました。
第1部は球磨農業普及・振興課より普及活動成果報告
第2部は球磨農業研究センターの試験研究成果発表
第3部に本校の学習成果発表を行いました。「生命総合産業としての肉用牛経営の確立に関する研究」と題して、畜産コースの生徒が発表を行いました。発表者は総合農業科3年の谷川公章君、丸山寛太君、山崎莉歩さん、元田侑花さんの4名です。また一つ地域に自分たいの取り組みを広めることができました。
第4部に講演を拝聴しました。講師は農テラスの山下氏。「儲からない農業から稼げる農業に変わることができた3つの気づき」をテーマにお話をいただきました。将来の農業設計が幾分かは、できたのではないかと思います。人吉球磨の将来は君たちに任せた。
JAくまあさぎり支所「農活祭」で、シクラメン、ポインセチア、メロン、トマト、球磨の初恋、ジャム、古代米などの南稜高校農産物、食品加工品を販売しました。会場は多くの来場者で賑わい、元気な声を出し、明るく販売する生徒の姿は、祭りを盛り上げていました。昼食は、うどん、豚汁、おにぎりを頂きました。お世話になりましたJAの皆様、来場頂いたお客様ありがとうございました。
11月16日(土)、人吉スポーツパレスにて第72回全日本バレーボール高等学校選手権大会熊本県代表決定戦が開催され、バレーボール部の生徒が試合の補助員を務めました。
女子はモップ員。試合再開のホイッスルが鳴る前のわずかな時間の間に、床を拭き上げます。
男子は点示員。主審の動きに合わせて得点板をめくっていきます。
今回、補助員の依頼があったことにより、決勝戦を間近で見るという滅多にない経験ができました。この経験が刺激となり、生徒たちがより熱意をもって日々の活動に取り組んでくれることを期待します。
11月16日、公務員模試(2年)、基礎学力測定判断(1年)が希望者を対象に行われました。3年生の進路がほぼ確定する中、2年生・1年生の意識も高まりつつあります。
宮崎県は都城市。
聞き書き甲子園の受け入れ先として今年度認定されている当市に、県産材にこだわった木製家具造りに取り組まれる「家具のきよみず」があります。
その代表を務めておられるのが森(木)の名人 清水克己 さんです。
今年の8月より、環境コースの生徒が聞き書き甲子園18期生として名人への取材を続けています。
「聞き書き」とは、農山漁村における過疎化が進み、暮らしに必要なものを森や海、川から得て暮らしていた先人たちの知恵や技術が失われつつある中、全国から選ばれた80人の高校生が、森や海、川とともに生きる知恵や技を持つ「名人」を訪ね、一対一で「聞き書き」し、その成果を発信する活動です。
農林水産省や文部科学省、NPO法人主催で毎年実施されており、昨年も環境コースの女子生徒が全国応募から選考され参加しました。本校職員にも、高校生時代に聞き書き甲子園に参加した経験があられる先生もいらっしゃいます。
天候にも恵まれた今週末、都城市での取材を終えました。
家具や木工品づくりに用いられる木材を集積する土場には県産ヒノキやスギが並びます。
この丸太を製材する所から、名人の仕事は始まっていきます。
高等技術である「ほぞ接ぎ」は2つの木材を組み合わせる方法のひとつで、接合強度が木ネジによる接合よりもが 大きく向上します。
写真の様に一方は凸部に加工し、もう一方を凹部に加工しはめ合わせます。
パネルソーや超仕上げ鉋盤などの大型の木材加工機械も工場内には数多くありました。
長年の経験から得た手作業の技術、精密な機械作業を組み合わせて、何十年と使用可能な木製品を丁寧につくり上げる過程は、正に名人の生き様そのものであったように感じます。
名人は小学生を対象とした木育教室も実践されており「子どもの頃から木に触れることで木の温もりや物を大切にする感性が磨かれ、人生が豊かになる」とおっしゃいました。
森林・林業を学ぶ私たちに今後の活動の指針を示していただいた様にも感じました。
今回の名人との出会いがきっかけとなり、今後の更なる成長と飛躍に繋がっていくことでしょう。
「聞き書き」としては今後、12月にかけて取材内容をレポートにまとめ上げます。その後2月に東京で開催される報告会に出席します。全国の高校生の報告内容は全てが一冊の本に製本され、将来に受け継がれていきます。
牛部の生徒は錦町の中村牧場を訪問し、見学させて頂きました。肉用牛繁殖経営農家とは繁殖牛(母牛)を妊娠させ、子牛を産ませ、子牛を約9ヶ月育ててセリで販売することで収入を得る農家のことです。
牛舎の作りに特徴がありました。牛を飼養管理する中で毎日必ず行わなければならない仕事は「給餌(エサを与える)」と「除糞(糞を掃除すること)」です。中村牧場の牛舎のつくりは除糞する際、ローダー(ショベルカーみたいな機械)で堆肥舎に押し込むだけで除糞が完了する作りになっていました。とても省力的です。
エサを与える側
除糞した糞を入れる堆肥舎(牛にエサを与える側の反対側)。
また、現在、本校で肥育している安桜号は中村牧場で生まれ育った牛です。そのお母さんを見せて頂きました。
繁殖牛(母牛)
安桜号(先日の体重測定のときの写真)。似ていますか?繁殖牛(母牛)と肥育牛(肉に仕上げている牛)と役割が異なるので太り具合が異なりますが、顔つきや腿の厚さが似ていると感じました。
最後はお茶を頂きながら、いろんな話をして頂きました。
中村さんと話をさせて頂く中で、最も強く感じたことは「牛を大切にされている」ことです。「牛にストレスを与えないために動くことが私の仕事」「牛へのストレスが後に私のストレスになる」とおっしゃいます。会話の中で牛を示す言葉は「あのひと」。牛を家族のように大切にされている姿勢を拝見して、生徒達も感じることがあったようです。
中村さん、ありがとうございました。
11月15日、環境コースの3年生は課題研究で取り組んでいる、校内の見本林の整備を行いました
長く手つかずとなっていた見本林の環境を改善し、子供からお年寄りまで多くの方々に憩いの場として利用していただくことを目指して、支障となる樹木の伐採や遊歩道の開設などを行なっています
不用な木を搬出している様子
整備前の写真
今日の写真
少しずつですが、林内に太陽の光が入り、明るい森になってきているのがわかりますこれからどのような森に変身していくのか乞うご期待です
最後に一枚森の現況
宮崎大学の北原先生に来ていただき、総合農業科3年畜産専攻生に対して繁殖技術講習会が開催されました。
北原先生は宮崎大学で授業を講義をされており、自身は獣医師の資格をお持ちです。牛の繁殖や学生への指導のスペシャリストである先生のお話はとても興味深い内容でした。
畜産において、繁殖の分野はとても重要な役割を占めています。繁殖が分かっていないと酪農や肉用牛繁殖経営はできません。同時にとても難しい知識・技術が求められます。
「1円玉や10円玉のサイズ、手の感覚で分かりますか?」という質問から始まりました。牛の直腸検査は指先の感覚で判断します。そのためには自分の手の感覚や大きさを理解する必要があるとのこと。10円は直径23.5㎜でした。意外に大きいと感じました。
シリコン製の牛の子宮を用いて説明して下さいました。子宮角や子宮頸管、卵巣など、堅さも含めてリアルに再現されていました。直腸検査の感覚をつかむにはとても良い道具でした。
全体説明の後、実際に牛を用いて直腸検査や超音波画像診断装置(エコー)の技術を教えて頂きました。
超音波画像診断装置は超音波で子宮の中を見ることができました。超音波画像診断装置は高価な道具ですが、その道具を使いこなす技術が無ければ意味がありません。「卵巣に黄体があります。」「これが胎児です。妊娠していますね」「この子はオスです。ここに性器がみえるでしょ?」北原先生はいとも簡単に子宮の中を見せて下さり、画像を通して説明して下さいました。
「分娩予定日直前の牛は、ここを触れば子牛が触れるよ」えええ?生徒は割と強い力で写真の箇所を押し、手のひらで子牛の存在を確認していました。分娩予定日は11月30日。生まれてくる子牛との出会いが楽しみです。
最後は代表生徒の謝辞で講習会を終えました。
今回の講習会で様々な知識を得ることができたようです。また、全体的に感じたのは「知識や技術には先がある」こと。より詳しく、より上手に。と目標を持ち、練習や勉強に励むことで自分を高めることができます。今回の講習会に参加した3年生は様々な進路につきます。それぞれの道で、今の自分に満足すること無く、目標を持ちながら生活していくことの大切さも教わりました。
北原先生、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
11月13日、昨日生まれた子牛に哺乳ボトルで哺乳する練習を行いました。
子牛は哺乳ボトルでミルクを飲ませようとしてもなかなか、うまくいきません。強引にすると誤嚥(気管にミルクが入ること)してしまい、病気の原因になります。子牛がミルクを吸いたくなるような方法を考えながら取り組むことができました。
話は変わりますが、先日の問題「なぜ、褐牛(褐毛和種)のお母さんが黒牛(黒毛和種)を生んだか」の答えは分かりましたか?答えは「受精卵移植によって妊娠したから」です。受精卵移植って何?と思った方は総合農業科動物コースの生徒に聞いてみて下さい。
11月15日の午後5時からNICC英会話教室が開催され地域の皆さん(4名)に参加していただきました。和やかな雰囲気の中、皆さん英会話を楽しんでおられました。英会話に興味のある方はぜひご参加下さい。お待ちしております。
11月15日、人吉東小学校の児童約50名が来校し、生活経営科2年生と交流活動を楽しみました。
11月15日、30年間勤務の功績をたたえ市田先生と赤星先生が永年勤続表彰を受賞されました。おめでとうございます。今後のご活躍も期待しております。
総合農業科1年2組【総合実習】の様子をお伝えします
総合実習では、「平板測量」について学習しています。
平板測量とは、土地の形を図面に描きうつすための測量です
今回はその基本となる据え付けを学習しました。
ねじを緩めて・・・ 皆で水平の確認中
初めての実習で班で協力しながらなんとか据え付けができるようになりました
今度は実際に測定して図面を描き上げます
食品科学科3年生の「醸造」の授業で取り組んでいる、焼酎の試験製造。今日は「一次仕込み」を行いました。
前回行った製麹直後のお米の外観です。まだ麹菌は繁殖していませんが・・・
1日後には部分的に白い菌糸が見られるようになり、
2日後には全体が白くなっていました。麹菌が順調に生育しています!
汲み水、酵母液、米麹の順でタンクに仕込み、
「かい入れ」をして全体を混ぜれば、一次仕込みは完了!
発酵が順調に進むよう、しっかりともろみの管理を行っていきましょう!次回の実習は1週間後の22日(金)、「二次仕込み」を行います。
球磨支援学校高等部とボッチャ体験を通して交流学習をしました。
3年普通科は、1年次にボッチャ体験をしており2年ぶりの体験となりました。
最初は、ぎこちない雰囲気で競技が開始されましたが、支援学校の生徒の技や見事な作戦を参考にして、白熱したゲームが各コートで繰り広げられました。
終始、笑顔で、互いにプレーを讃えながら、ボッチャを通して良い交流ができました。
ボッチャを通して、スポーツの素晴らしさに触れることができました。
本日は、このような貴重な機会を作っていただきありがとうございました。(内山くん 講評)
総合農業科環境コースの2・3年生が林業視察・体験研修に参加しまし。
まずは、株式会社 熊本木材 で木材市場を視察。
木材が全自動で選別される様子や、模擬入札を体験させていただきました。
次に、多良木町森林組合様の製材工場を視察。
木材が燻され、板材に加工される様子や寸法をそろえて梱包される様子を視察させていただきました。
多良木プレカット協同組合様では、木材を継ぐためのほぞと呼ばれる溝がつくられる工程や防腐・防蟻加工の手順について説明していただきました。南稜高校OBの徳永君からメッセージもありました。
最後に、岩井工務店様より、住宅建築現場を見学させていただきました。
完成前の構造や作業の様子に興味津々です
研修をとおして、改めて林業に興味関心を持つことができました。
これからの活躍に期待しています
今回、見学させていただいた企業の皆様
お忙しい中、ありがとうございました!
晴天に恵まれた本日
総合農業科・環境コースの生徒全員で、
熊本県が主催する「林業視察・体験事業」に参加しました!
1年生は、まず株式会社尾鷹林業を視察。
水上村にある、広葉樹伐採・搬出の現場を見せていただきました。
高性能林業機械やチェーンソーを巧みに使いこなす作業員の方々の姿を見て、憧れを持った生徒もいたようです
その後あさぎり町に戻り、尾鷹林業の製炭工場にて、搬出されたカシ類の広葉樹から造られる炭づくりの行程を学びました。
炭窯の中も特別に
良質な炭が、この人吉・球磨地域から生産されていることを初めて知った生徒もおり、林業という仕事が、より身近に感じられたようです。
午後からは、人吉市内の浅香椎茸園において椎茸の原木栽培について学びを深めました。
さすが西日本一の椎茸の原木栽培面積!規模の大きさに生徒共々圧倒されました。
特に今日は昨夜の雨と、朝の暖かさで沢山の椎茸が芽を出していました。
良質で美味しいそうな椎茸に思わず「食べて〜!」
栽培環境にも恵まれており、獣害対策などを含めても大変勉強になりました。
今日学んだことを生かし、これからも森林・林業や環境について更に興味を持って学習に取り組んでくれることを期待します!
株式会社尾鷹林業、浅香椎茸園、球磨地域振興局の皆様、大変お世話になりました。
ありがとうございました!
11月14日、福祉コースの生徒たちが介助の実技試験に臨んでいました。これまでの学習の結果を発揮することができたでしょうか。
11月3日に職員チームで参加した熊本リレーマラソンの完走証が届きました。翌日から筋肉痛になるほど頑張った結果があらわれています。
11月13日、旧免田中学校体育館をお借りし、1・2年生を対象とした進路相談会を行いました。大学・短大・専門学校・企業などたくさんの進路先におこしいただき担当の方々と意見交換を行いました。生徒たちは自身の進路希望に関係するブースを回り情報収集に励んでいました。進路意識も高まったようでした。
11月13日、岡原にある専立寺こども園の園児たちが片道3㎞ほどの道のりを徒歩で訪れてくれました。動物たちとの触れ合いでもとても元気な園児でした。
11月13日に3年生とその保護者を対象とした自動車学校入校説明会を開催しました。近隣にある3つの自動車学校にお越しいただき説明を行っていただきました。現代、特に地方においては車は必需品ですが一歩間違うと大惨事になりかねません。しっかりと知識と技術を習得して欲しいと思います。
食品科学科3年生の「醸造」の授業では、常圧蒸留・減圧蒸留の2種類の方法で焼酎の試験製造に取り組んでおり、今日から減圧蒸留焼酎の仕込みが始まりました。
今回の実習内容は製麹。「一、麹 二、酛 三、仕込み」という言葉があるくらい、焼酎の品質に大きく影響する重要な工程です。
蒸した米を冷却します。冷まし過ぎないよう、温度を確認しながら慎重に・・・。
冷ましている間に、少量の米に種麹を混ぜて、
ちょうどよい温度になった蒸米に均一に混ぜ込みます。
自動製麹機に移したら完了!2日間かけて麹菌を繁殖させます。
醸造の授業の集大成という位置づけになる、プラント焼酎の製造。全員で力を合わせ、昨年以上の品質の焼酎をつくりましょう!次回の実習は15日(金)、「一次仕込み」を行います。
牛部の生徒は放課後、神殿原農場で牛の調教や飼養管理い励んでいます。
そんな中、11月6日分娩予定の褐毛和種の「りお」の異変に気付いたようです。
2時破水から3時間が経過しました。お母さん牛の体力が心配だったため、みんなで引き出しました。そのあとは稲わらでマッサージ。ぬれた子牛の体を拭き上げました。
へその緒(臍帯)は結んでイソジンで消毒。
分娩時の体重は?
35㎏と黒毛和種にしては大きな子牛でした。
突然ですがみなさんに問題です。
「なぜ、褐毛和種の母親から黒毛和種の子牛が生まれたのでしょうか?」
答えは総合農業科の生徒に聞いてみて下さい。きっと、答えてくれるはずです。
3年生の畜産専攻生は牛の直腸検査に取り組みました。
今週15日には宮崎大学の北原先生に来ていただいて、繁殖技術講習会を実施していただく予定です。先日、学んだ子宮の解剖のイメージがある内に、直腸検査に取り組んでみました。
これまでの練習では子宮をイメージできなかったので何が何だか分からなかった生徒も、前回の学習で子宮を観察したことにより、イメージしながら取り組むことができました。中には子宮頸管、子宮角が触れた生徒もいました。
15日に行われる繁殖技術講習会にむけて、学習を積みます。
11月12日、早いもので3年生は卒業アルバムの作成に取組み始めました。一部の進学希望者等以外の大半の生徒が進路も決定し、高校生活(登校日数)も残り2ヶ月程度です。たくさんの思い出が詰まったアルバムになることでしょう。
熊本市流通会館で開催された建設産業ガイダンスに、2年総合農業科環境コース15名の生徒が参加!
このガイダンスでは、県内の建設産業に関わる15団体が仕事内容を説明し、
熊本の未来を支える人材の育成を目的に実施されています。
先輩による座談会 真剣に聞いています
それぞれのブースで本校生徒をはじめ多くの高校生が真剣に話を聞いていました。
環境コースは、来年の進路決定に向けて動き出しています!