1月から取組んでいた仮名の書「蓬莱切」の清書が完成しました。
書道室前廊下掲示板と書道室内に掲示をしています。
仮名の作品は、無地の紙ではなく、模様や金箔などが付けられた色つきの料紙書かれたものがほとんどです。漢字にはない、美しさを追求した日本人の美が紙にも込められています。
今回は、色鮮やかな模様の紙に清書を行いました。
■手本■
本文…
一行目…お(於) ほ(本) ぞ(曽) ら に む れ た(多) る た づ
二行目…の(能) さ し な が(可) ら お も ふ こ ゝ(こ)
三行目…ろ の あ り(利) げ な(那) る か(可) な(奈)
※( )は変体仮名の字源 変体仮名とは漢字の形の名残がある仮名、現在の平仮名とは字源が違う仮名のこと。
大意…大空に群れ飛ぶ鶴(たづ)の姿は、長寿を祝う心があるかのようですね。
(鶴は千年生きるといわれ、長寿をの象徴であった)
■生徒作品■
手本をしっかり見ながら、清書に取組みました!是非ご覧下さい。