秋晴れの中、大根の収穫が始まりました。11月4日・5日の南稜祭でも販売予定です。
大きなダイコンと、一方で岐根(きこん)もありました。岐根とは何か??
生きた教材を用いて、その場で学習です。なぜ、このようになるのでしょう?
正解は、直根が伸びる過程で、未熟な有機物や濃厚な肥料、センチュウなどによって、先端部が傷んだり、曲がってしまったりしたときに、側根が発達して起こることです。ということは、土作りが重要なのです。これを元にどのようにすれば良かったみんなで検証です。
今週の生物活用(総合選択)では、ニンジンの間引きと、苔の採集を行いました。ニンジンは2回目の間引きで、今後は収穫まで管理です。
食品科学科の3年生ですので、普段外での実習はありません。みんな生き生きと実習しています。
苔を採集しています。本校は敷地が広く、樹木も沢山あり苔も沢山。次回苔玉を作る予定。乞うご期待!!
2年生活経営科では、10月27日・28日の2日間、
人吉球磨地区の16の保育施設で保育実習を実施しました
短い期間で実習の準備でしたが、ばっちりフェルトの名札も作り、
生徒たちは子ども達と会えることを楽しみにしていました
子ども達と一緒に外遊びをしたり
髪の毛を結んであげたり
読み聞かせをしたり
一緒にお歌を歌ったり
子どもたちに囲まれたり
掃除をしたり
ハロウィンパーティーにも参加をさせていただきました
この2日間の保育実習で、生徒たちは多くの経験をさせていただきました。
保育士を希望している生徒も、そうでない生徒も働くということを経験し、
仕事をすることの大変さやコミュニケーション力の大切さ等を学びました。
2Hのみなさん、この保育実習でいかしたことをこれからの進路選択に生かしていきましょうね
今回保育実習を受け入れて頂いた保育園の先生方、子ども達のみなさん、2日間の実習ありがとうございました
10月27日の調理実習では、郷土料理を作りました。
メニューは、「山菜おこわ、つぼん汁、ねったんぼ」です
ねったんぼは、全員分をまとめて作りました。
湯がいたからいもにお餅を入れてつぶす作業は一苦労でした
できあがりです!
おくんち祭りが行われるこの秋に、定番の郷土料理3品を味わうことができました。
ぜひ家庭でも人吉球磨のおごちそうとよけまんを作って、家族と一緒に楽しんでください
公開授業週間最終日でした。
1年食品科学科の音楽の授業では、「ギターに親しもう」をテーマにギター演奏の練習を行っていました。楽器が弾けるようになると人生もさらに豊かになるでしょうね。
令和5年度熊本県で開催される日本学校農業クラブ全国大会へ向けて、兵庫大会を視察しました。本校は令和5年度全国大会で理事会・秋季代議員会の運営を担当します。
理事会は、提出された議案について秋季代議員会にかけていいか審議します。代議員会では提出された議案の内容の審議を行います。今回の代議員会で熊本大会実施大綱も承認されました。
兵庫大会の理事会・代議員会運営担当の兵庫県立篠山産業高校は農業系学科1クラスの学校ですが、クラス全員が大会運営に携わることで意識を高められてました。また、フラワーアレンジメントやメッセージカードを準備され真心が伝わってきました。随所に生徒の主体性が感じられ、全国大会運営を通して生徒が変容したとの話も聞くことができました。
理事会・代議員会は、日連や大会事務局との密な連絡が不可欠であることも学びました。
全国大会が無事に終了しました。
今回の兵庫大会には、農業関係高校に在籍する71,000人の農業クラブ員から厳選された約1,500人が集まり、日頃学んでいる専門知識・技術の高さを競い合いました。
正に『農業高校の甲子園』と呼ばれるに相応しい、熱い3日間でした
優秀賞(全国大会2位相当)受賞を果たした本校4名の生徒のコメントをお届けします
農業の部 優秀賞
総合農業科3年植物コース 坂本 七虹
「これまで勉強してきた成果を、結果に繋げることができた全国大会でした。
やはり全国大会の問題は難易度が高く、迷う問題が幾つかありました。自己採点で間違った箇所があり、不安でしたが入賞できてよかったです。最優秀賞には届きませんでしたが、全力を出し切れたので悔いなく終えることができました。今後の進路活動に活かして、夢に向かって進んでいきます。
後輩の1・2年生が来年以降、日本一を取ってくれることを期待しています。
応援ありがとうございました。」
畜産の部 優秀賞
総合農業科3年動物コース 税所 太一
「全く自信はありませんでしたが、優秀賞を受賞することができ、とても嬉しかったです。
この結果を残せたのは、勉強のサポートをしてくださった先生方はもちろん、勉強に集中できる環境を作ってくれた家族、そして、夏休みからほぼ毎日、夜遅くまで一緒に鑑定勉強をしてくれた仲間たちのおかげです。本当に感謝しています!
沢山の応援も力になりました!ありがとうございました。
3日間を通して、各都道府県代表の農業クラブ生と関わり、改めて意識の高さを実感しました。私も負けないくらい努力して、次は大学受験、頑張ります!
1・2年生の農業クラブ員の皆さん!農業クラブ各種競技に取り組むことは必ず自分自身の成長につながります!何か一つの競技でいいので、自分に合った競技を見つけ、ぜひ、全国目指して取り組んでみてください!先生方も喜んでサポートしてくださいますよ!
今の1年生が3年生になる年には、全国大会が熊本で開催されます!学校農業クラブ会長としても、多くの後輩たちが活躍することを期待しています!」
畜産の部 優秀賞
総合農業科2年環境コース 小倉 京丸
「優秀賞に入れて嬉しいです。でも、分からない問題や、分かっていても焦ってしまって凡ミスしてしまったところがありました。自己採点でも、納得のいく結果ではありませんでした。今後も積極的に学習を行い、学びを深め、来年も全国大会に出場しようと思います。今回の全国大会の経験を活かし焦らず慎重に解いて最優秀賞をつかみ取りたいです。
応援ありがとうございました。」
森林の部 優秀賞
総合農業科1年環境コース 平野秀太郎
「今回、最優秀賞を目指してきたのであまり結果には納得していませんが、1年生ながら、全国大会に参加できたことはとても良い経験となりました。
来年は今回生まれてしまった反省点を無くし、最優秀賞を獲りに行きます。
また、2年後の熊本県での全国大会に向けても、現1年生が様々な場面で活躍出来るように、みんなで高め合い、頑張っていきます。」
"日本一"という高みを目指し努力を重ねてきた皆さんの姿に、いつもパワーをもらっていました。
皆さんの頑張りは、自分自身の成長は勿論ですが他の生徒の刺激となり、目標となり、今後の農業クラブ活動の発展など、様々な所での波及効果を生み出していってくれることでしょう。
本当にお疲れ様でした
来年度は石川県を中心とし、北信越大会です。ますますの活躍に期待したいと思います!
多くの御支援を、誠に有難う御座いました。
10月22日(金)待ちに待った野外活動実習の朝、3年普通科体育コース19名は全員張り切って登校し、武道場に集合しました。
今回の野外授業は市房山登山です!気持ちの良い秋晴れに恵まれました
バスで市房山キャンプ場まで移動した後、いよいよ登山に出発!
きつい山道もなんのその!体育コースの意地を見せて、全員が元気に登頂成功!!
楽しい思い出が1つ増えました
教室をのぞくと後方の掲示に目が留まりました。担任の先生のクラスに対する強い思いが伝わってきました。
公開授業週間4日目です。
1年総合農業科の科学と人間生活の授業では、光合成と光の色について学習していました。次の授業は実験だそうです。楽しみですね。
公開授業週間の明日までです。皆さんのご来校を待っています。
『第72回日本学校農業クラブ連盟全国大会令和3年度兵庫大会』
最優秀賞者が発表されました。
結果として、本校から参加した4名の生徒は最優秀賞は逃しましたが、全員"優秀賞"に輝きました
熊本県勢は、「熊本を制するものは、全国を制する!」の言葉のとおり大活躍です!
プロジェクト発表、平板測量競技、農業鑑定競技(森林の部)で最優秀賞に輝き、文部科学大臣賞・農林水産大臣省・国土交通大臣賞等も併せて受賞されています。
本校の生徒たちも、今回の経験を今後に繋げ、進路実現や来年度の全国大会での活躍に繋げてくれることでしょう。
全員入賞は、熊本県代表として恥じない成績です!プレッシャーの中にも、良く頑張ってくれました。
お疲れ様でした
10月22日(金)、国際ソロプチミスト「2021日本南リジョンユースフォーラム」
(8月5日)に学校代表として参加した本校生徒3名への参加証授与式が行われました。
参加生徒は、3年総合農業科1組・税所くん、3年総合農業科2組・坂本さん、3年普通科福祉コース・藤川さんです。
今回のフォーラムは「持続可能な開発目標(SDGs)」を研修テーマとし、リモートで九州・沖縄各県の高校生が集い、社会問題について深く考えました。
参加した3名は、高い意識を持って社会問題と向き合うことができ、今後の進路にもつながる貴重な機会となったと感想を述べていました
『第72回日本学校農業クラブ連盟全国大会令和3年度兵庫大会』における大会式典が始まっています。
昨年度、コロナウイルス感染症の影響により中止を余儀なくされた令和2年度の静岡大会。
今年度は、その静岡大会の想いを引き継ぎ、感染症拡大防止措置を徹底した上で、丁寧な運営が為されています。
"令和5年度"には、この全国大会が熊本県で開催されます。
熊本県下の農業関係高校が一丸となって成功に導いていかなければなりません。
今回、競技会や式典を経験できた生徒たちがその中心となり、他のクラブ員たちを巻き込みながら、熊本大会の成功に向けて活躍してくれることを期待します。
この後、最優秀賞者発表です。
この後、10時より神戸文化ホールにおいて大会式典(結果発表)が行われます。
農業クラブ全国大会HPより、ライブ配信も予定されています。
式典に先立ち、本大会入賞生徒の速報が発表※され、4名全員が入賞できたことが分かりました
※今年度は入賞者のみ式典会場に入場が認められる(感染症拡大防止の観点から密を避けるため)
大会式典にて、最優秀賞者の発表となります。
結果をお楽しみに!!!
朝晩は冷え込んできましたが、過ごしやすい季節となりました。本日の3年総合農業科の草花専攻は、注文を受けた花苗の出荷準備です。きれいに咲き誇り、今か今かと待っています。
10月27日(水)2~4時限目の時間を使い、たらぎ財団主催の「くま未来創生ハイスクール」に3年総合農業科環境コースが参加しました
企画では、熊本大学の田中先生が「水の文化を物語るために」というテーマで講演され、県内の高校生が取り組んでいる水問題に関する動画づくり等について学びました。
また、私達が行っている球磨モンの水土林Project☆の研究内容を発表して、その内容をもとに、熊本大学の田中研究室のみなさんの協力の下、動画のシナリオづくり(ワークショップ)を行ないました。初めての活動でしたが、活発な意見が出て、シナリオのキャッチフレーズを作ることができました今後、今日話し合った内容の動画づくりに挑戦していきます!田中先生、たらぎ財団のみなさん、田中研究室のみなさんご指導ありがとうございました
10月26日(火)に2年総合農業科環境コース7名が熊本市の肥後銀行本店で行なわれた
「第35回肥後の水とみどりの愛護賞表彰式・講演会」に参加してきました
この賞を以前本校も受賞しており、今回は歴代受賞団体と言うことで声がかかりました。
講演では、大阪府立大学の遠藤教授が「災害用井戸の有効性とその限界」というテーマで話され
災害時の水資源の必要性や地域でのコミュニティーの大切さを学ぶことができました。今回の学び
を研究等に活かしていきたいです。
農業鑑定競技会、無事に終了しました!
全国から874名が集結しました。
結果は、明日の式典にて発表です!
6限目に教室をのぞくと、キャベツ、ハクサイ、レタスなど野菜の山が・・・・。廊下にも並べられていました。
2学期になって栽培を始めた野菜を収穫したようです。どれも立派な野菜でした。
しかし、教室に野菜の山!!。南稜あるあるですね。
今日、持って帰ります。ご家族の皆さんお楽しみに!(一人では運べな~いよ。迎えに来て~!)
公開授業週間3日目です。
1年生活経営科の現代社会の授業では、国会の仕組みと役割についてタブレットを使い真剣に取組む姿が見られました。
晴天に恵まれた本日『第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会』が開幕しました。
農業鑑定競技会に参加する生徒4名は、無事に会場入りを済ませました。
"日本一"を争う、知識と技術の勝負。
健闘を祈ります!!!
明日から2日間の日程で、第72回日本学校農業クラブ連盟全国大会令和3年度兵庫大会が開催されます
本校からは、4名の生徒が厳しい県大会で入賞し、全国大会の出場権を獲得しています。
農業の部 総合農業科3年 坂本 七虹
畜産の部 総合農業科3年 税所 太一
総合農業科2年 小倉 京丸
森林の部 総合農業科1年 平野 秀太郎
今日、無事に現地入りし、明日の本番を前に更なる学習に励んでいます!
宿泊施設や駅からは、姫路市の観光名所でもある姫路城も目にすることができました。
街全体に全国大会の幟が掲げられており、気持ちも高まります。
今日はみんなで"カツ丼"を食べ、明日に向けての最終調整です!
熊本県代表というプレッシャーを力にかえて頑張って参ります!これまでの努力が実るよう、どうか応援をよろしくお願い致します
今朝は特に冷えました。校内の木々も少しずつ色づいてきました。
記念水路の脇に咲くツワブキには、少なくなった蜜を求めてチョウやハチなどたくさんの昆虫が訪れていました。
また、ムラサキシキブやセンリョウの実も鮮やかに実っていました。
あまり見かけないチョウもいました。何というチョウでしょうか?。分かる人がいらっしゃったら教えてくださいね。
公開授業週間2日目です。
書道の授業では、真剣に篆刻に取組む姿が印象的でした。
また、森田先生の研究授業「森林経営」では、山地災害について学ぶとともに、いつ起こるかわからない災害にどの様に向き合うか考えました。
10月26日、家庭総合(食物)の授業で、第4回目の調理実習を行いました。
今回は中国料理です
〈献立〉
黄花湯(オーホアタン)
紅焼魚丁(ホンシャオユイテイン)
牛奶豆腐(ニュウナイトウフ)
水溶き片栗粉に熱を通すとツヤが出ることや、とろみがつくことを知り、「すごーい」と感動していました。
普段ピーラーで野菜の皮をむくことが多いと思いますが、調理実習では包丁で皮をむきます。
1学期は「難しいー」と言っていましたが、4回目の実習ともなれば、だいぶ慣れてきたようで包丁で薄く皮をむくことができるようになってきました
牛奶豆腐は、来年受検予定の食物調理検定3級の課題の1つでもあります。
寒天が固まったあと、ひし形に切らなければいけません。
上手に出来るか心配していましたが、誰一人「先生ー!」と助けを呼ぶことなく、きれいにひし形に切れていました
全員一発合格を目指して、今年度中に基礎・基本をたくさん吸収してください。
冬野菜もどんどん成長しているようなので、そろそろ収穫した野菜を使って実習をしようと考えています
10月25日、3・4限目は1・2年生、5・6限目は3年生で芸術鑑賞を行いました。
感染症の影響で、昨年度は実施できませんでしたが、
今年度は、2回の公演に分けて実施ができたことで安心して鑑賞をすることができました。
今年度は「アフリカンミュージックJOYコンサート」という題目で、アフリカの音楽と文化や歴史などについても学ぶことができました。
出演者のアフリカの出身地やその国の挨拶について教えていただきました
みんなでダンスもしました
特別にアフリカンペインティングを先生方に体験してもらいました。
顔の模様は「魔除け」を意味するそうです。
最後は、音楽と一緒に全員でダンスを踊りました!
アフリカ独特のリズムとダンスで、本物のアフリカンミュージックを全身で体感できました!これからも色んな他国の文化に沢山触れていきたいですね。
出演者の皆様、南稜高校で公演をしてくださり、ありがとうございました。
本日(10月25日)から公開授業週間が始まりました。どの授業も真剣に学ぶ姿が印象的でした。保護者や学校関係者の皆さんの参観をお待ちしております。
また、研究授業も行われ、樫木先生は食品の変質について1年食品科学科を対象に科目「食品製造」の研究授業を行いました。
腐敗と発酵の違いについてGoogle Jamboardを用い、主体的・対話的な深い学びを展開していました。
明日から第72回 日本学校農業クラブ連盟全国大会 兵庫大会に出発する生徒4名が、校長室へ挨拶に来てくれました。
また、その後には同窓会から激励金の交付がありました。
4名の皆さんの活躍を願っています。
出場者
農業鑑定競技会 畜産の部 3A1 税所君(錦中)、2A 小倉君君(人吉一中)
農業鑑定競技会 農業の部 3A2 坂本さん(錦中)
農業鑑定競技会 森林の部 1A2 平野君(錦中)
3年生活経営科では、11月のファッションショーに向けてステージ等での全体練習を始めました!
今年は、前年度までと違った演出をいくつか考えています
いよいよ今週から衣装を着て、ステージでの練習をしていきます!
フォーメンション、音楽や壁画など自分達で考えて製作したものが少しずつ形になっていて、毎回の3Hみんなの成長が楽しみですこれからの練習も頑張ろう!
10月24日(日)の午後に実施されました。
まずは検温します。健康状態を確認します。
3班にに分かれ、パーテーションとベッドを作ります。
道具を運びます。重くない素材で作られています。
それぞれ作り上げ、ベッドの感触を確認しました。とても良かったです。
次に4班に分かれ、避難者の受付や誘導をしました。
受付では混乱する場面もありましたが、良い経験になりました。
避難所のルールについて知ることができました。南稜生に「何かあれば手助けして欲しい」と高校生に対する期待も話されました。
訓練の振り返りでは反省点を話すことができました。今後の訓練の改善に活かされます。
訓練終了後に後片付けしました。地域の方と協力してスムーズにできました。
近年の災害に備え、避難所訓練の重要性を知りました。「空振りOK、見逃しNG」を意識した防災教育活動を今後も継続します。今回の訓練のために協力していただきました関係各位に御礼申し上げます。
林業専攻生が、科目『林産物利用』で時間と手間をかけて丁寧に製作を進めてきた"ヒノキ木製ベンチ"完成しました!!
今年も、満足のいく仕上がりにまで達することができています。数に限りがありますが、興味があられれば木工室へ!南稜祭では、生徒自身が販売対応致します。
本校、肉用牛部門では繁殖牛の放牧を用いた飼育管理に取り組んでいます。先日、牧草の収穫が終わった畑に放牧する準備をしました。
準備は畑の周りに電気のとおる柵をつくります。繁殖牛は分娩までの間、牛舎に戻ることなく、ずっと放牧地で過します。
電気牧柵を張る支柱を立てました。
リヤカーで支柱を運んでいます。「タイヤがはまった」。引いている人、すごい角度ですね。
畑、一周、ぐるっと支柱を立て、電線をとおして完成です。来週、妊娠している繁殖牛はこっちに移動し、自由に動き回りながら新鮮な草を食べます。ウシにとっても管理する人にとっても優しい飼育管理方法だと感じています。
実習が終わった生徒の胸元をみるとなにか挟まっています。正直、私は「目が届いてないときに遊んでたな~」と疑いました。
先生「あそんどったろ」生徒「いやいや、先生、よく見てくださいよ」
生徒「これがオヒシバです。これはハルジョオン?ヒメジオン?これだけやっと集めたんですよ」
実はこれ、農業鑑定競技の範囲の「畑地雑草」です。教科書やインターネット、プリントで学習した内容では物足りず、探してみたそうです。学ぶ目的はそれぞれあると思います。この生徒は学習したことでこれまでは「雑草」に見えていたものが、今は「オヒシバ」「ハルジョオン」「メヒシバ」「カヤツリグサ」等に見えるようになったのです。とても豊かなことだと感じました。
あ、いた。ただ、遊んでいる生徒!コラ!
現在、夜の7時。秋になり、暗くなるのも早くなってきました。「ビー」「ビー」「ビー」。放課後の教室から定期的にブザーが鳴っています。中の様子をのぞいてみました。
中では数名の生徒が、農業鑑定競技(農業の専門的な知識を問う競技)の勉強をしていました。「ビー」の音は20秒ごとの合図。この合図で次の問題に移ります。中には先生の姿はありません。この生徒達が自主的に取り組んでいるんですね。
実はこの生徒の中の2名(本校から4名)が来週10月26日~28日に行われる第72回日本学校農業クラブ全国大会農業鑑定競技熊本県代表として出場します。他の生徒は来年を見据えている1~2年生の様です。
一通り問題を解いたら自己採点をして、唯一の3年生が後輩を集めて説明を始めました。3年生に話を聞くと「説明することで自分の知識が確認できます。また、私たちが卒業した後も南稜高校が活躍して欲しいので、今できることをやろうと思っています」とのこと。自身は大学受験を控えており、志望理由書の作成や面接の練習など、忙しい中、そんなことを考えていたんですね。2年生に話を聞くと「とても分かりやすいです。そして、鑑定だけじゃなく、いろんな場面で先輩方の様に頑張りたい。がんばらなきゃならない。」と話してくれました。
自己採点→3年生の説明を受けた後、再度、問題に取り組みます。
最後にはこの場でよく分からなかったこと、細かく調べなければならないこと、理解しなければならいこと、記憶しなければならないことを黒板に書き出していました。黒板に書かれた内容が帰宅後の宿題だそうです。
自主的に取り組んでいる生徒諸君、努力はウソをつきません。私たち職員はそんな生徒を応援します。目標達成のために頑張りましょう。
去る7月14日、総合農業科で生産した農産物を用いて生活経営科でカップケーキを作り、東京五輪のバドミントンに出場するインドネシア代表チームの皆さんにおもてなしをしました。南稜産のドライトマト、卵、米粉を使ったカップケーキです。今回、そのお礼の品々が送られてきました。
バドミントンチーム色紙、写真アルバム、大会グッズピンバッジ・扇子です。女子ダブルスで金メダルを獲得された選手、男子シングルス銅メダルの選手サインもありました。本当におめでとうございます。大変貴重なものをありがとうございました。カップケーキのおかげで金メダルを獲れた?と思って、また明日からの学習に励みます。
サイン入り色紙受け取りました。ありがとうございました。
インドネシアバドミントンチームの皆さんです。
コロナ禍での厳しい状況の中、ありがとうございました。今後のご活躍を期待いたします。
正面玄関に飾られていたサトイモがサツマイモにバトンタッチ。今年も生徒たちが暑い中に管理し、この秋収穫したものです。立派なイモが収穫できました。しかし、玄関にサツマイモも南稜あるあるですね。さすが農業高校です。販売もしてますよ!
10月27、28日に2年生活経営科で、人吉球磨地域の保育園で保育実習を行います。
最近の子どもの発達と保育の授業では、フェルトを使った名札作りをしています
2Hの生徒達は、先週保育園への事前訪問を終えました。卒園した保育園で保育実習を行う生徒が多く、久しぶりに先生方とお会いでき、とても嬉しい様子でした。
保育実習まであと1週間、名札作りと保育の勉強を頑張って、保育実習で沢山のことを学んで来て下さい!
10月20日(水)のフードデザインは調理実習を行いました。
10月上旬に作った栗の渋皮煮を使ってパウンドケーキとマロンクリームを作りました
パウンドケーキ
マロンクリーム
各班好きなように盛り付けをして試食しました
どの調理工程でも、つねに誰かが「おいしそ~」と言い、終始栗に癒された実習でした・・・
特にマロンクリームが好評でした。栗を加工するのは、手間がかかり大変ですが、その分出来上がったものは、とても美味しく絶品でした。ぜひ家庭でも作ってみてくださいマロンパウンドケーキ・マロンクリーム
本校はあさぎり町須恵地区に、演習林を所有しています。
小馬床演習林ではスギやヒノキの生産や林木保育、森林管理に加え、原木しいたけ栽培を行っています
11/4(木)、5(金)に行われる「南稜祭」に向けて、ホダ木のかん水を行いました。
一本一本に丁寧に、子実体形成・成長に必要な水分を行き渡らせることができました
今年も生徒が手間暇かけて栽培した、「肉厚でおいしい!」と好評の"南稜産原木しいたけ"を、是非お買い求め頂けると幸いです。
10月に入り、2年生活経営科では、食物調理2級検定の練習に取り組んでいます
今回の検定のお題は、17歳男子の弁当献立で指定調理は「焼き物」、指定材料は「ほうれん草」です。
今日は、「自分で考えた献立を全品作ってみる」ということで調理実習を行いました。
献立がそれぞれ違うため、材料は全て自分達で準備をしています。2Hはいつも忘れ物がなくて素晴しいです
今回は調理に70~90分近く時間がかかってしまいました1回目の練習でしたので、これからの練習で時間も短縮していくでしょう!2Hのみなさん、家での練習もしっかり頑張りましょう!
9月に定植したレタスとハクサイが大きく成長したため、収穫を行いました
今年は気温が高く、レタスがうまく結球せず少し柔らかかったですが、朝や放課後の毎日の水やりの成果が出て、無事に収穫することができました。
最後にみんなでハクサイを持ってパシャリ
まだまだ成長過程であるニンジンとダイコンも、無事に収穫できるように、寒さに負けず管理を頑張ってくれることと思います。
収穫できたら、ぜひ調理実習で使いましょうね
10月18日(月)の午後に実施され、南稜就農塾生2名が参加しました。
第1部は今年度に新規で就農された方々の紹介や関係組織の活動報告がありました。
第2部は「くまもと農業アカデミー」を受講しました。「青色申告基礎講座」で農業経営を行うためにとても重要であることを知りました。
将来の農業経営者になるためにこの学びを活かします。
本日、熊本城ホールにおいて『令和5年度(2023年)日本学校農業クラブ全国大会熊本大会におけるアナウンス講習会』が行われています。
2年後…本校の1年生が3年生になった時、熊本県において『農業高校の甲子園』が開催されます
その際の司会進行や、会の運営の能力を高めるためにも、読む力・話す力・伝える力が重要になります!
その力を養うため、熊本朝日放送株式会社報道制作局次長 細谷 英宣 様より御指導を頂き、発声練習に臨みました!
1学年の農業関係学科各クラスから1名ずつ、4名が代表で参加しており、生活経営科代表の赤池さんは「難しかったので、学校でみんなと練習に励みたいです!」と感想と抱負を述べていました。
2年後の全国大会を見据え、南稜高校の農業クラブを盛り上げる存在になってくれることを期待します
スイートコーンの収穫が始まりました。南稜祭に向けて作付していたのですが、天候に恵まれ過ぎ、早めの収穫となりました。本日は校内の先生方に販売いたしました。
多くの先生方に購入頂きました、ありがとうございます。
メロンの文字彫りで、今現在このようになっています。ネットの発現状況が分かる良い教材です。
南稜祭までもう少しお待ちください。
本日は熊本県城南家畜保健衛生所から2名の獣医師、谷口所長と山口参事に来校していただき、学習指導をして指導していただきました。
実はこれまで、肥育に関して血液検査(代謝プロファイルテスト)をとおしてウシの体調を見ていただくという連携を行っていました。本日は、その結果を説明していただくことと、繁殖(子どもを妊娠する、分娩する)に関する講義をしていただきました。
とても高いレベルの知識を持っているお二方。内容が難しすぎるかもしれないと心配しましたが、お二方とも県立農業大学校で指導されていた経験があるため、スライド、話す内容やスピードなど、準備万端といった感じで説明してくださったため、生徒達も理解できたように思います。
山口先生が肥育の結果をご指導くださった後、谷口先生から繁殖の内容でご指導いただきました。
一般的な内容から始まったのですが・・・。人工授精、体内・体外受精卵移植・・・。ここまではよく勉強する内容でしたが・・・。体細胞クローン?褐毛和種の?光重ETが13匹???え?え?え?この方、世界でも珍しい研究に取り組んでおられた方でした。十数年前、研究所にいたときの話とおっしゃっていました。内容は勿論、すごい探究心に感激しました。
次に実習です。実習では4頭の妊娠が確定していない繁殖牛から採血し、その成分によって妊娠鑑定を行うという実習でした。山口先生が4頭から手際よく採血(尾静脈より)され、キットにセットして薬品を加えてくださいました。
薬品の色を調べると、4頭中、3頭が妊娠していました。この技術が広まると、特別な器具や技術が無くても、妊娠の確認が容易に出来るそうです。
獣医師になる方法や奨学金についても教えてくださいました。
写真撮影をしたあと、最後は代表者が謝辞をして終えました。
畜産、ウシに関する知識や技術が高い獣医師の先生方の話は引きつけるものがありました。生徒だけでなく、私たち職員も先生方の話を聞けてとても勉強になりました。谷口先生は「今日の生徒さん達が地域に残り、農業を、畜産を盛り上げてくれるとうれしいですね」とおっしゃり、帰られました。南稜高校の先生は先生だけではありません。地域の方々がとても協力してくださります。本校の生徒達は沢山の先生に囲まれて学習が深められ、うらやましい限りです。その技術や知識の高さだけでなく、探究心の大切さや地域のために何かしたいという心がとても勉強になりました。谷口先生、山口先生、本当にありがとうございました。
総合農業科・環境コースの林業専攻生は、南稜祭で販売する木工品に力を入れて取り組んでいます
手間暇かけて造り続けてきた木製ベンチも、いよいよ大詰めです!
今日はボルトが見えない様に、樹木の枝をキャップ状に加工して接着を行いました
地味なポイントではありますが、仕上がりを大きく左右する大切なポイントでもあります。
しっかり集中して、丁寧に実習に臨むことができました
令和3年度(2021年度)公務員試験一次試験合格状況(10/17現在)
国家公務員(専門職)税務職員採用試験 3名合格
人吉市役所 技術(土木職)職員採用試験 1名合格
湯前町役場 一般事務職員採用試験 1名合格
水上村役場 一般事務職員採用試験 1名合格
熊本県 警察事務職員採用試験 1名合格
熊本県 農業土木職員採用試験 1名合格
防衛省 一般曹候補生(陸上) 5名合格
防衛省 一般曹候補生(海上) 1名合格
熊本県警察官と自衛官候補生(陸上・海上・航空)の採用試験の合否を残し、現在、延14名の一次試験合格を頂いています。
見事、一次試験を突破した生徒たちは、二次試験対策にも休日返上で取り組んでいます。
また、追加募集試験での合格を目指して学習に取り組む生徒もおります。
どのような結果であったとしても、自分自身の進路・生き方を模索し、真摯に直向きに取り組み続けることは、遅かれ早かれ必ずや成果に結び付いてくれるはずです。
"夢、実現!"に向けて、今を大切に、一生懸命に頑張っていきましょう。
10月27日(水)、28日(木)に兵庫県にて開催される『第72回日本学校農業クラブ連盟全国大会 令和3年度兵庫大会』に、本校総合農業科より県大会を勝ち抜いた4名の生徒が出場します!
各自、目前に迫った全国大会での最優秀賞(日本一!)に向けて日頃の専門的学習により一層力を入れ取り組んでいます!
参加生徒の中で唯一、1年生で森林の部に出場する平野秀太郎くん(錦中出身)。
今週末、更なる知識・技術の向上に向けて本校「至誠寮」にて鑑定の強化学習会に励みました
新型コロナウイルスの影響で、本校教育活動の柱の一つであった寮教育も実現できていない中てすが、1名のみということもあり、特別な経験をさせて頂きました
30年近くの長きにわたり、至誠寮の母として勤めておられる鳥原さんからは「久しぶりに短期寮生が入ってきたようで嬉しい体調に気をつけて、全国大会でも頑張ってね!」との激励を頂きました
もう一人の寮母・田村さん特製御飯は、勉強の疲れを吹き飛ばす美味しさとボリュームで、何よりも力になりました。
牛丼も絶品でした!!
多くの先生方からも心温まる激励や差し入れを頂戴し、身が引き締まる思いでした。
全国大会まであと10日
平野君は「これまで指導して頂いた先輩方や先生方、支えてくれた家族にも恩返しができる様に"1年生で日本一!"を実現します!」と力強く話してくれています。
全力で頑張り抜いた先に在る、輝かしい成果を勝ち取れる様、最後まで粘り強く学習に取り組んでいきます。
今後とも、応援をよろしくお願い致します
「生活支援技術」の授業で、レクリエーションの計画を立て、手作りで材料を準備して、ミニレクリエーション大会を行いました。
まず、レクリエーションの内容や目的に合わせて、準備運動を行い、実施方法の説明をします。
レクリエーションは、頭を使ったり、身体を動かしたり、五感に働きかけたりして、楽しく心身のリフレッシュをすることができます。
みんなで夢中になってレクリエーションを楽しみました。「高齢者が対象ならもっとわかりやすく説明したらいいね。」「もう少し時間を短くした方がよかったかな・・」など改善点や工夫点もみつかりました。
コロナ禍においても介護実習をさせていただくことができた施設では、実際に高齢者の方々と一緒にレクリエーションの実践を行うことができました。ご協力いただいた施設職員、利用者の皆さま、本当にありがとうございました。
10月16日(土)に令和3年度熊本県高等学校卓球新人大会団体戦が八代市の八代トヨナカ地建アリーナで行なわれ、本校卓球部男子6名が参加しました。1回戦グループリーグで高校総体ベスト4の熊本工業高校と九州学院高校の2校と対戦しました。
結果は以下の通りです。
南稜高校2-3九州学院高校
濱田● 荒川○ 大原・下村● 酒井○ 豊永●
南稜高校0ー3熊本工業高校
濱田● 荒川● 大原・下村●
今回、思うような練習ができず、残念な結果に終わりましたが
次回は一つでも多く勝てるように取り組んでいきます応援よろしくお願いいたします!
10月16日(土)の午前中に実施しました。本校のコンバインを使用しました。
脱穀後は籾すりをします。玄米になったかけ干し南稜米の出来具合が楽しみです。
本校で栽培する古代米をあさぎり町内の小学生が収穫体験しました。
本校生が正しい鎌の使い方や刈り取った稲の結束について伝えました。
収穫体験が始まり、楽しく稲を刈り取ることができました。
刈り取った稲を結束することができました。
結束後はかけ干しします。脱穀と籾すりをすると古代米が完成します。
くまそアカデミィー関係者の御協力で無事に収穫が完了しました。古代米の完成が楽しみです。
10月15日(金)15時30分より本校三福田において抜穂(ぬいほ)祭が行われました
6月25日御田植祭で植え付けた苗が実り、収穫の時期を迎えました抜穂祭は農耕神事の一つで、御田植祭で植えられた神の稲を刈り取る神事です。抜穂は、大昔まだ鋭利な鎌がない時代に稲穂を一本ずつ抜き取っていた名残で名付けられたと思います。
今回の抜穂祭は、生徒会、家庭クラブ、農業クラブ、作物専攻の生徒約70名と保護者、先生方で実施しました。今回、収穫したお米は年末に予定されている餅つきに使われます。ついた餅は、学校の鏡餅等に使います。みなさんお疲れさまでした餅つきを楽しみにしておいてください
1年総合農業科2組では、南稜祭に向けて「壁新聞」と「展示物」の製作、併せて「パフォーマンス動画」の制作に取り組んでいます
今年の南稜祭テーマ
『Future design〜未来を創れ〜』
に因んで、21名が3グループに分かれてそれぞれの製作・制作活動に励んでいます!
今日はLHRと放課後の時間を活用して、クラス全員で取り組むダンスの練習を行いました
『今日から学ランを着てツッパリます‼︎』の図。
ダンス経験者の澤山先生先生から細かい振り付けも御指導を頂くことができました
自分たちで選んだ楽曲や流れ、衣装で皆さんに楽しんでもらえる様に工夫を凝らしていきます
楽曲のイメージに寄せた、この"真顔感"。
リーダー曰く、『笑わないアイドルを、笑える演出で仕上げる予定です。』
得意・不得意はありますが、みんなで協力して物事を成し遂げて行く過程の中に、きっと成長があるはずです!
乞うご期待!!
10月15日(金)、第72回 日本学校農業クラブ連盟全国大会 兵庫大会出場者の壮行会を行いました。
昨年度はコロナの影響で残念ながら中止となりましたが、今年は開催されることが決まり大変嬉しく思います。しかし、壮行会は放送での開催としました。
出場者は次の通りです。
農業鑑定競技会 畜産の部 3A1 税所君、2A 小倉君君
農業鑑定競技会 農業の部 3A2 坂本さん
農業鑑定競技会 森林の部 1A2 平野君
4名の皆さん頑張ってきてください。応援しています。
10月26日(火)~28日(木)に開催されます。
10月15日(金)に育友会による朝のあいさつ運動が行われました。
今回から人吉と本校に2カ所に別れてのあいさつ運動でした。育友会役員の皆さまにはご多用な中、生徒たちのために活動いただき本当に感謝いたします。
生徒たちも元気のよいあいさつで気持ち良く学校生活を始めることができます。
肥育牛を捕まえてブラッシングしたり、身体測定したりすることに意味はあるのでしょうか。これまで毎日、捕まえてブラッシングしたり牛洗をしていました。しかし、コロナへの警戒が強まっていたときは、あまり農場に生徒が集まることが出来ませんでした。
先日、月に1度の身体測定を実施。胸囲を巻き尺で測定しているとき、ある生徒が気付きました。「ウシの反応が変です。尿がくさいです」。よく、観察してみると・・・。尿石症でした。
尿が出る穴全体に白くへばりついているのが尿石です。ひどくなると尿が出なくなり、死んでしまうこともあります。
尿石を治す薬を飲ませました。この薬を飲ませると、尿石が溶けていくそうです。
尿石の原因はいくつか考えられます。飼養管理を見直すと、まずは「水を飲んでいるかどうか」を確認する必要があります。
フロー式のウォーターカップを見ると、ウシの糞が入っていました。これでは水を飲めません。鉱塩も汚れていました。どちらもキレイに掃除します。
だいぶんキレイになりました。
体重測定やブラッシングなど、ウシを近くで見ることはとても大切なことです。ウシから離れた通路からも見えることは見えるのですが、近づいて観察することは今回の病気だけでなく、怪我や皮膚病、体の発育、発情の状況など、多くのことに気付くことが出来ます。「観察」見ることが目的ではなく、気付くことが目的であるということです。
更に、「いつもと違う」と感じたこの生徒はセンスがあります。日頃から動物をよく観察している証拠ですね。
ウォーターカップ(水飲み場)を洗ったとたん。ウシは行列を作りました。水が飲みたかったんですね。飲めなかったんですね。ウシは何も言わないから。人がウシの気持ちを考えながら育てる事が大切だと感じました。
2学期は小馬床演習林での間伐、林木保育シーズンです。
総合農業科・環境コースの2年生は、夏休みに40時間を費やして取得した『チェーンソー取扱技能』や『刈り払い機取扱技能』を生かし、実習に励んでいます!
念願だった、演習林での伐採や枝払いの実習
座学や実習、資格取得で身に付けた力を、更なる実践をとおして、より確かなものにしていきます!!
頑張ろう、環境コース
本日は肥育牛のサシの入りを熊本県経済連やJAくま、地域農家の方々に確認して頂きました。本校(本県)としては3度目の和牛甲子園を1月に控えています。
サシ(交雑脂肪)の入りは肉質の善し悪しに影響します。1~12まであるBMSという数字で評価され、その評価によって肉質等級5になったり、4になったりします。
過去2年、3頭の肥育牛を和牛甲子園に出品しました。結果は3頭ともA5。しかしBMSは2年前9、10。昨年は11。そして今年。全国の農業高校が出品する枝肉の中で日本一の枝肉を作るためにはBMS12が必須。さてさて、今年の肥育牛はどんな感じでしょうか。
超音波が出るプルーブを当てる場所やモニターの見方を詳しく教えてもらいました。写真はプルーブを当てさせてもらっているところです。
1年次から3年間、取り組んできた生徒は、枝肉の見方を説明してくれました。説明とても上手です。「この筋肉が大きくなるかどうかが大事ったい」「だけん粗飼料ば食わせなんとたい」「ビタミン切るとサシが入るとたい」「肉質の善し悪しで売れる価格が全然違うけんね。せっかく育てるなら最高級やろ」説明する生徒が牛の魅力を含めて説明している姿は輝いていました。
結果は今のところ「A-5(BMS8以上)は間違いありません」とのこと。農家さんや専門家の方々からは飼養管理についても教わりました。とてもマニアックな内容で、今後のプロジェクト学習のテーマになりそうなものでした。
昨年度、出荷2週間前に亡くなってしまった「なおみ号」が教えてくれたこと、それは勝ち負けとかだけじゃなくて、BMS12とかだけじゃなくて、生き物を育てるということはその牛の能力を引き出すということ。これからも牛の気持ちを考え、ストレスを取り除きながら飼養管理を続けます。
今年も!日本で唯一"幸福"と名の付く現行の駅「おかどめ幸福駅」に、専攻生徒が育てたフウセンカズラのオブジェを設置しました。
4年前から続く取り組みですが、設置した当日にも「今年も楽しみにしていました」とのお声掛けを頂き、大変嬉しく思います。
生徒たちは1cmにも満たない大きさの種から芽を出し、少しずつ成長するフウセンカズラをずっと見守ってきました。
今年は気象の関係もあり成長が遅く、追肥・かん水等に根気強く取り組みながら、漸く設置まで辿り着くことが出来ました。
12月までは、幸福駅でオブジェの姿を楽しんで頂けるかと思います
幸福の名にちなんだ、可愛らしいマークの模様を持つフウセンカズラ。
是非、足をお運び頂き、楽しんで頂けると幸いです
本日より4日間の日程で2学期中間考査がスタートしました。
体育大会も終了し、学習シーズン到来のなか初日の第1時限から生徒のみなさんは一生懸命考査問題に取り組んでいます。
日頃の学習の成果を十分に発揮すべく今日に向けてしっかり準備をして取り組んでいることでしょう。
連日日中は30度を超える暑さのなか、朝晩との寒暖差に体調を崩してしまいがちですが、最終日まできちんと体調を整えながら考査を受けてもらいたいと思います。
みなさんの日頃の頑張りが良い結果に結びつくことを期待しています!
人吉クラフトパークで「第47回熊本県書道連盟展(人吉会場展)」が開催されました。本校で書道を教えていただいている汀玉先生の作品も展示されていました。どの作品も素敵で素晴らしいものばかりでした。
汀玉先生の作品
10月8日(金)の午後に実施されました。プロジェクト学習で南稜米について取り組む総合農業科3年作物専攻生が参加しました。
自動運転アシストコンバインはオペレーターが操作せずに真っ直ぐ稲を収穫していました。
ドローンによるデモ飛行は安定した農薬散布ができることを知りました。
ラジコン草刈機は傾斜地をきれいに草刈りすることができました。今後の学習をまとめるために理解を深めることができました。
2年普通科福祉コースでは、5月から3月までの福祉専門科目において、「介護職員初任者研修」を受講しています。
10月7日(木)⑤⑥限目は「ベッドから車椅子への移乗介助」の校内演習と実技テストを行いました。
1)あいさつの後、これから行うことを説明し、同意を得ます。マスクをしてても笑顔をわすれずに!
2)安全に立ち上がるために足底がしっかりと床につくよう前に移動させ、麻痺側を補助します。安全第一
3)車椅子の位置を確認していただき、健側の踵を車椅子に直角になるように動かしていただいて、声をかけながらゆっくりと座ってもらいます。できるところはしていただく、自立支援が大事ですね。
4)安全のため車椅子に深くすわっていただき、乗り心地を確認します。ていねいな声かけができています。
目線の高さをあわせるなど、利用者の気持ちに寄り添いながら、安全・安楽に移乗介助ができました
10月8日、球磨農業研究所で畜産コース2年生がオープンラボ「2021年度ソルガム等牧草研修および収量調査実習」に取組みました。
ソルガム等の飼料作目の特性などを学んだ後、収量調査の手法を実技形式で学びました。
今後のプロジェクト学習に生かせる有意義な学びとなりました。
現在、食品科学科3年生の課題研究の授業の中で、県南フードバレー実業系高校商品開発事業でのプレゼンテーション審査に合格しカッセジャパンと協同で県南地域の特産品を使用し、県南地域の新たな「おみやげ」となる商品の開発に向けて取り組んでいます。
審査合格後は生徒が考案したレシピをもとに、あさぎり町ふるさと振興社の益田様からの協力も得て、試作も同時進行で行われています。9月はコロナのまん延防止処置に伴い、協同での実習や意見交換会が実施できず、ひと月遅れの意見交換会となりました。
1・2枚目の写真は、あさぎり町ふるさと振興社益田様、波多野様が製造された試作品
まず7月末に行われた審査会において生徒が考案したレシピで試作を行われ、試作品製造後の課題点をカッセジャパンの髙沢様よりご説明いただきました。
生徒の考案のレシピから課題点や変更したい点等がまとめられた大変わかりやすい資料もいただきました。資料1枚にしても専門家が作成されているため、わかりやすく、生徒は今後の参考になります。
次にあさぎり町ふるさと振興社様の試作品の試食をします。生徒が考案したレシピを忠実に再現されていました。生徒も実物をみると驚きながら試食します。
匂いや食感、味をみるために生徒は時間をかけて真剣に試食しました。
試食をしながら生徒8名それぞれの感想を用紙に記入します。
その後、生徒1人1人が感想を述べて改善点や今後の課題をみつけていきます。
生徒は、自らの思いを堂々と話してくれました。
生徒は試作を行う中で失敗と成功を繰り返していますが、現在同時進行で試作を行っていただいているあさぎり町ふるさと振興社の方々も試作を行う上では、難しい点が多く、かなり悩まれたと言われていました。その中で、まだ高校生にはない、プロの視点での試作製造の方法に生徒たちも聞き入り、勉強させていただきました。また、振興社の方々も生徒たちが話す、試作の中で上手くいった点や失敗点、改善点を真剣に聞かれていた姿も印象的でした。
カッセジャパンの髙沢様よりネーミングやパッケージについても様々なご提案いただきました。時間は限られていますが、今後の課題研究の授業で生徒たちが取り組む課題も見えたようでした。
今回の共同企画は、製造・流通・販売のプロの方々と共に課題研究を進めることができ、生徒たちは、普段の生活では経験できない大きな刺激になっているように感じます。
南稜祭ではプレ販売も目標に取り組んでいます。また正式な商品販売は今年度内を予定されています。
今後の活動が非常に楽しみです。
また商品の詳細やプレ販売会など正式に決まりましたら皆様にお知らせします。
科学と人間生活には、微生物を学習する単元があります。
南稜高校には微生物実験の施設が整っています。
1年生生活経営科・総合農業科の授業で、採取→培養→肉眼による観察→顕微鏡観察を行いました。
【総合農業科1組】
教室の出入り口の溝にはどのような微生物かいるのでしょうか
川辺川の水を採取してきました。
このような感じでコロニー(微生物のかたまり)ができました。
データをまとめています
【総合農業科2組】
小動物舎 教室のドア 校内の水路
など各自が調べたい場所を考えて採取しました。
南稜高校には15台の最新式の顕微鏡(反射鏡ではなくLEDライト)があります。
1人1台顕微鏡が割り当てられるため自分のペースで観察ができます。
反射鏡あり LEDライト
【生活経営科】
下足箱 圃場(自分たちが育てている野菜)小動物舎の流し
2人で話し合ってどの菌を観察するか決めています。
お互いに違う微生物を採取し、メチレンブルーで染色します。
今回は(株)東レから中空糸をお借りして、水の浄化実験を行いました。
注射器の外側に中空糸がついており注射器のピストンを引くと、注射器に浄水が入ってきます。
これを寒天培地に流し込み培養します。
結果がこちらです。
Aは採取した水、Bは中空糸を通した水です。
微生物の数が違うことが分かります。
二学期に入って最初の実験でした。顕微鏡観察結果は微生物をスケッチして提出します。
この実験もテストにでます。しっかり家庭で学習してきてください。
10月7日に(株)ヰセキ九州のご協力で収量コンバインによる稲刈りをしました。
(株)ヰセキ九州から収量コンバインの説明を受けました。
収量コンバインは稲をとても速く刈り取ってくれました。
収穫後は運搬車に籾を排出してくれました。
収穫後に籾の様子を見ました。玄米になるのが楽しみです。
収穫後はICT技術を活用したサポートがあり、本日の収穫量を各水田で知ることができました。
無事に収穫することができました。南稜米の販売に向けて努力を続けます。
本日、久米小学校とのふれあい動物を行ないました
小動物舎にいる犬・ウサギ・ポニー・ヤギについて、クイズ形式で問題を出して小学生に答えてもらい、その後、動物たちに触れながら動物について楽しく知ってもらいました。
小学生の時に、本校のふれあい動物でポニーに乗ったことがある生徒もおり、今回のふれあい動物で「懐かしい〜」と言っている生徒もいました
動物が怖くて1人でえさをあげられないと言っていた小学生を見て、「一緒にえさあげてみよっか!」と優しく声をかけていた生徒。
「怖くないよ〜」と声をかけながら一緒にえさやりをしていました。
すると、怖がっていた小学生が1人でえさをあげられるように!!
その姿を見て、「1人であげられるようになってる!!嬉しい〜」と言っていました。
生徒の優しさと成長が見られた瞬間でした
本校のアイドル犬「ゆず」の華麗なジャンプや、
ポニーの「クラウドダンサー」が見せる挨拶にも大盛り上がりでした
短い時間でしたが、久米小学校のみなさんに楽しんでいただけたようでよかったです
また、なかなか小学生と接する機会が少ない生徒たちにとっても、良い経験になったのではないかと思います
今日の家庭総合(食物)の授業では、3回目の調理実習を行ないました。
久しぶりの調理実習でしたが、班ごとに協力して楽しい調理実習ができました
★献立★
五目ご飯
拌三絲(バンサンスー)
完成までに色んなハプニングがありましたが、無事に完成しました
感染症対策で、1班4人全員が同じテーブルで試食をすることも、「美味しい」と言うこともできませんが、
みんな楽しそうに、美味しそうに食べていました
拌三絲は、来年受検する食物調理技術検定3級の課題でもあります。
切り方や茹で方など、指定された条件をクリアしなければいけません。
1年間で、たくさんの技術を身につけていってくれることを願っています
がんばれ、1H
教科「グリーンライフ」の授業で、本校内の花壇の除草を行いました。
今回はまず管理機で軽く耕す中耕作業をしたのち、レーキ等を用いて雑草を集めました。初めて機械を使いましたが、簡単に扱うことができました。
10月1日(金)③④限目の「生活支援技術」の授業で、手浴の校内演習を行いました。
手浴は、入浴より負担が少なく、手を清潔にするのみではなく、血行促進、リラックス、リハビリテーションなどの効果があります。
適切なお湯の温度(38℃~40℃)やコミュニケーションに気をつけながら、互いに気持ちよく、演習をすることができました。
9月29日の調理実習では、防災食の勉強で、フライパンでご飯を炊き、味噌玉を作りました
フライパンでも美味しく、簡単にご飯が炊けました!
また各自好きな乾燥具材を入れて味噌玉を作りました。
いつもの調理実習に比べると少し質素ですが、味噌玉はお湯を注ぐだけで即席お味噌汁ができあがり、お弁当にも向いている!と好評でした。
この梅干しは、3Hが6月に漬けたものです!出来上がったものを少し試食してみました。
綺麗な赤に染まり、味も美味しく、白いご飯に合いました
この梅干しは、3月の卒業時にそれぞれ瓶に詰めて持ち帰る予定です。「もう10月か~。卒業まであと半年もないね。」等と話しながら、今回も楽しく調理実習をしました。
今回のレシピも載せておきますので、ぜひ家庭でもチャレンジしてください!
3Hのファッション造形では、9月から本格的に「ファッションショー」の準備に取りかかっています!
まずは曲を決めて・・・
フォーメンションやパフォーマンスを練習・・・
今日は衣装合わせを行いました!今まで作った被服作品に合わせる小道具などを持ち寄って、各パートで打ち合わせを行いました。
まだまだ練習は始まったばかり。
これまでの学習の成果とともに良いファッションショーにするためにみんなで協力していきましょう!
頑張れ3H!