船高日記

船高日記

船高「授業のUD化」チャレンジデー【理科」の様子

船高「授業のUD化」チャレンジデーにおいて、理科は1年4組(普通科芸術コース)の「科学と人間生活」の研究授業を、本校の小山朋子教諭、橘伸子実習教師が行いました。また、御船中学校より下城秀樹主幹教諭にお越しいただき、授業についての助言をいただきました。

授業(実験)の大まかな内容は以下のとおりです。
ホウレンソウやアジサイといった身近な植物から色素を抽出する。
その色素が何種類含まれているのかをクロマトグラフ法を用いて調べる。
色素を抽出した溶液がどのような色(波長)の光を吸収しやすいのか、簡易分光器を用いて観察する。

生徒たちは、葉をすりつぶしたり、色素の色の違いを観察したりなど、意欲的に授業に取り組みました。

理科の授業を進めていくにあたり、教師から生徒への発問と問い返し、生徒たちが「聞く」「書く」「話し合う」など行動を揃えることが重要であると助言をいただきました。理科全体で共有し、わかりやすい授業づくりに努めていきたいと思いました。


船高「授業のUD化」チャレンジデー「英語」の様子

 
 船高「授業のUD化」チャレンジデー、「英語」は山下登美男先生とスーパーティーチャーである波佐間裕先生によるコミュニーケーション英語Ⅱの授業でした。"Counting 1-30" というウォームアップに始まり、ビンゴを活用した"Find someone who" というスピーキング活動、ペアで答を導き出す語彙復習や"Phrase Hunt" というリーディング活動が行われました。
 「授業のUD化」として、英語に苦手意識を持つ生徒も安心して学習に取り組めるよう、ペアやグループによる活動を中心とした授業で、いずれの活動においても、生徒は生き生きとした表情で楽しそうに真剣に取り組んでいました。
 授業後、波佐間指導教諭より「生徒に英語で活動させる以上、指導者も生徒のレベルに合わせた英語で指示をする。」「3年間の英語の授業をとおして、生徒にどのような力をつけさせたいのか、担当者全員で共通理解を持つことが重要。」等の助言をいただきました。 有意義な時間を過ごすことができました。今後に生かしていきたいと思います!

 

船高「授業のUD化」チャレンジデー【国語】の様子

 10/29(月)に行われた船高「授業のUD化」チャレンジデーで、国語科は野崎先生が1年B組で現代文の研究授業を行いました。「鹿おどし」という日本独特の作庭におけるアイテムが、実は日本人が水を鑑賞する行為の極致を表す仕掛けであるという内容を論理的に読み込んだ濃密な1時間でした。
 デジタル教科書やワークシートを用い、ペアワークなどを取り入れた授業の流れや要点が可視化された時間で、当初は緊張気味だった1年生も次第に真剣な表情になっていきました。また、実際に映像だけでなく鹿威しの「こぉん」という音を聞くといった五感を使う新鮮な場面も印象的でした。前半40分は野崎先生が教壇に立たれ、最後の10分は濟々黌高校のスーパーティーチャー(指導教諭)の益田先生が、教材の視点から工業技術の価値を再認識できる闊達で力強い講話をいただきました。
 終了後の分科会(授業研究会)では益田指導教諭、御船小学校の中野校長先生、西澤校長先生より指導・助言をいただくとともに、他教科の先生方も交えた貴重な意見交換ができました。教材観だけでなく、生徒観やUDの視点、小中高の連携や求められる学力、評価のあり方など話題は多岐に渡りましたが、野崎先生の仕掛けや細やかな視点での授業づくりが、生徒一人ひとりの安心できる質の高い学びの空間を作っておられることが分かり、充実した1日となりました。
 
 
 

【学校行事】地域合同避難訓練を実施しました

 11月1日(木)、御船高校と木倉小学校、地域住民の方々との地域合同避難訓練を実施しました。本校では昨年度から防災型コミュニティースクールの取組を行っていますが、その一環として実施したものです。熊本シェイクアウト訓練と併せて、午前10時に震度5強の地震発生を想定した初期対応の後グラウンドに避難し、木倉小学校の児童・先生方や近隣の住民の方々も本校へ避難していただきました。その後、消火訓練や興梠上益城消防署長様からの講評・講話等もいただきました。
 避難訓練の後は、第3回学校運営協議会を開催し、今回の避難訓練の検証や来年度の取組等についても話し合いました。委員の皆様からは、今回の避難訓練については概ね高い評価をいただきましたが、今後に向けての様々な助言等もいただきました。
 合同避難訓練や学校運営協議会にご協力いただきました皆様ありがとうございました。御船高校は地域と協力して防災スキルを高めていきたいと思います。
 
 
 

【吹奏楽部】城南音楽会に出場しました。

10月31日(水)、城南地区高等学校音楽会が八代市厚生会館で開催され、吹奏楽部12名が出場しました。今年で44回目となる伝統ある音楽会で、合唱、箏曲、吹奏楽など多様な活動の成果が披露されます。コンテストとは違った和やかな雰囲気のなかで、互いの発表を鑑賞することができ、まさに音楽の輪が広がる交歓の場として有意義な一日を過ごすことができました。本校吹奏楽部の生徒は「ディスニー・メドレー」「スイング・メドレー」の2曲を演奏、会場からの手拍子を受けながら私たちも楽しみながら演奏できました。