船高日記

船高日記

交通安全の日 放送朗読

 平成15年11月8日、本校2年生が原動機付き自転車による不慮の事故によって、一命を落とすという悲しい出来事が起きました。その悲しみを今も忘れることなく、生徒全員が交通社会人の一員として、交通安全に対する意識の高揚を図ることを目的として、本校では毎年11月8日を「交通安全の日」に設定しています。その時の様子を放送委員が全校放送で朗読しました。

 最後に全校生徒で亡き先輩に黙とうを捧げました。

ジャパンマイコンカーラリー2021熊本県大会

 10月31日、11月1日にジャパンマイコンカーラリー2021熊本県大会が行われ、本校からは、部活動と課題研究から参加しました。

 新型コロナウイルス発生に伴い、全国大会の中止が決定されていますが、3年生にとっては最後の大会ということで、ぎりぎりまで好記録を残すために努力を重ね、3A中村さんの優勝を始め、下記のとおりの結果となりました。

 九州大会はWEB大会となり、熊本県大会の記録を元に実施されます。カメラクラスで優勝した3A中村さんは上位大会でも上位入賞の可能性があります。今後の大会の結果が楽しみです。

 本校生の結果(敬称略)

  カメラクラス 優勝 3A中村

  アドバンスクラス ベスト32 3A(米村、谷口、藤崎、川俣)3B(霍本、笹原)

  ベーシッククラス ベスト32 3B(藤本、古田)

 

 

【1年生】総探「研究計画の練り直し」~提案書作成に向けて~

 10月23日(金)の1年生「総合的な探究の時間」は、現在取り組んでいる「御船町研究」のまとめとして作成する「提案書」(御船町に提出する予定です)を仕上げるため、これまでの研究の成果と課題を整理し、今後の研究計画を練り直す活動をしました。自分たちの調査・研究内容に加え、地域の方を講師として迎えた2回の講演会の内容を踏まえ、提案書の作成のために「調査が足りない部分はないか」「アイデアに説得力を持たせるためにどんなデータが必要か」など、グループで話し合いました。次回から再び調査・研究活動に入ります。

 

           1組                       3組

 

        2組は付箋を使って考えを出し合いました(ブレインストーミング)

 

          4組                   A組

           B組

【放送委員会】「殉難の碑」に係る放送朗読をしました

 10月22日(木)~23日(金)の「まなびの森」の時間に、「殉難の碑」に係る放送朗読をしました。

 この行事は、本校元職員の永上清先生の手記を放送委員が朗読し、第二次世界大戦においてお亡くなりになった本校の先輩方のご冥福と平和をお祈りする毎年恒例の大切な行事です。今年は2年生の多くがインターンシップ期間であったため、1年生6名が朗読に挑戦しました。朗読する1年生は「難しい言葉がたくさんある」「先輩たちの話だったなんて・・」と色々な思いを巡らせながら練習を重ね、本番に向かうことができました。朗読後は、殉難の碑の方向を向き、全校生徒で黙祷を捧げました。来年は創立100周年となりますが、多くの先輩たちの足跡の中に有形無形のものを引き継いでいることを実感する静かな朝となりました。

2年生 黙祷の様子

【1年生】総合的な探究の時間「オンライン講演会」

 10月16日(金)、1年生の「総合的な探究の時間」では、講演会を開きました。御船町「地域おこし協力隊」の隊員で、本校コミュニティスクールの委員でもある成瀬育枝さんを講師に迎え、「町おこしの取り組み」と題して講演いただきました。今回の講演会は、新型コロナウイルス感染症対策として、体育館集合の密を避け、会議室からのオンライン中継により、生徒たちは各教室で講演を聴きました。
 まず、靴店を経営してきた成瀬さんの経験などから、仕事にかける思い、スキルを磨く姿勢、おもてなしの心の大切さ、チャンスをつかみ挑戦することなど、社会人として大切なことを語っていただきました。続いて「地域おこし協力隊」として取り組んできたことを具体的に一つ一つ紹介していただきました。成瀬さんの町おこしのキーワードは「デザイン」。人をつなぎ、町の特色をつなぎ、活動が動く仕組みを「デザイン」して、御船町の魅力を最大化する仕事が「町おこし」だそうです。例えば、吉無田高原の湧水とお茶、御船釜の茶器を結びつけたイベントや商品開発を手がけるなど、人とモノをつなぐアイデアを次々に実現していく様々な取り組みを紹介していただき、生徒たちも大いに刺激を受けていました。成瀬さんのバイタリティとパワーを感じた講演会でした。生徒たちも今後の研究に意欲を見せていました。