3年総合農業科環境コースの生徒は、課題研究の時間にあさぎり町で製材工場を営まれている善木材様を視察しました。人吉・球磨地域は豊かな森林に恵まれ、林業が盛んな地域といわれますが実際にどのような仕事をされているのか視察させていただくことにしました
お伺いしたときにはスギ60~70年生になる『大木』の製材の真っ最中でした
大木が製材機で加工されていく様子に圧倒させられました
善社長からは、木材には一つひとつ性格があり、木の性質を見極めて製材することが大事なこと、機械化されている今日においても、このような大木は人の手でなければ製材できないことなど詳しく学ぶことができました
学校から外に一歩踏み出すと、地域にはその道の『名人』がたくさんいらっしゃいます。『名人』から技を学びながら専門性を身に付け、将来は球磨の地に貢献できる人材となれるよう生徒の頑張りは続きます
2年生の総合選択Aで「林産物利用」を選択している生徒は、南稜祭での木製品販売に向けて『六角プランター台』の製作に動き出しました六角プランター台はスギ材の木片を接着させてつくる可愛らしいプランター台で、南稜祭では大好評いただいている製品になります
単純な作り方のように見えますが、木材一つ一つの木目や色合いを見ながら、木と木の接着にズレが生じないよう丁寧に仕上げていかなければならないため、慎重な作業になります
慣れてくると、作っている生徒にも笑顔が
作り上げた素晴らしい木製品を南稜祭で販売できるよう「林産物利用」選択の生徒は頑張ります
今年度最初のNICC英会話教室を開催しました。
NICCとは南稜インターナショナルコミュニケーションサークルの略で、本校OBの方からの寄付を元に基金を立ち上げ、英会話教室やオーストラリア海外派遣研修などの事業を行っています。昨年度から新型コロナウイルス感染症の影響により、当面の間海外派遣研修は中止、英会話教室も本校生徒のみで感染防止対策をとった上での実施となっています。
今日は最初の英会話教室ということで、ALTのケビン先生の自己紹介に始まり、お互いに趣味や好きなものなどを英語で質問をしながら、お互いのことを知る活動を行いました。1年生は最初は緊張した様子でしたが、ペアでの会話の活動では、堂々と質問や受け答えをしていました。今後の成長がすごく楽しみです。
NICC英会話教室は月に1、2回火曜日の放課後に実施をしています。英語や海外のことに興味がある人、海外派遣研修に行ってみたい人はぜひ参加してほしいと思います。次回のNICC英会話教室は5月25日(火)に実施予定です。皆さんの参加をお待ちしています!
本日3限目に食品科学科内の意見発表大会を行いました。各クラス2名の代表生徒が校内選考へ向けて、堂々と発表してくれました。
全員が発表を終え、ほっとしてました。
代表としてよく頑張りました!!お疲れ様でした^_^
司会の2人もお疲れ様でした!
総合農業科3年環境コースの林業専攻の6名は南稜祭での木製品販売に向けて、木材加工の技術向上に励みました本日の林産物利用の授業では鉛筆で引いた線に沿って木材をノコギリで切断する練習を行いました
木材に鉛筆で線を引く段階では、何度間違えても修正がききますが、ノコギリで切り込みを入れると元の形に戻すことはできません。丁寧さと正確さが求められます。生徒は慣れない作業に慎重になっているようでした
何度も練習していると、正確に早く木材を切断できるようになりました
先生方から木目や狂いなど木材の性質も教わりながら、楽しく技術を磨いたようです環境コースでは、毎年南稜祭で高品質なプランター台や木製ベンチを販売しています今年度も皆様に喜んでいただける素晴らしい木製品を提供できるよう林業専攻生6名で頑張っていきますので、是非ご期待ください
4月17日(土)八代白百合学園にて、令和3年度熊本県バレーボール協会長杯が開催されました。
本校は、2回戦で熊本中央高校と対戦し、見事勝利を収めました。
3回戦は、国府高校と対戦し、残念ながら勝つことはできませんでしたが、本気で勝負する姿を見ることができました
今回の大会で、ベスト16に入ることができ、生徒たちも公式戦の勝利に喜んでいました。
次は、4月28日(水)の人吉球磨地区体育大会に向け、頑張りたいと思います!
4月15日(木)に育友会による朝のあいさつ運動が行われました。
元気のよいあいさつで気持ちのよい学校生活を始めることができます。
4月16日、昨日生まれた子牛の飼養管理を2年総合農業科動物コースの生徒が行いました。本校の牛は生徒達が飼養管理しています。
ウシはほ乳類なので、本来、子牛は繁殖牛(お母さん)の母乳で育ちます。しかし、本校では様々な理由からほとんどの子牛は生まれてすぐ、親と離して育てます(早期母子分離と言います)。ですので、子牛を育てるのは繁殖牛ではなく生徒。学習を積んで良いウシを育ててください。
まずは初乳の粉ミルク、「粉末初乳」をつくり、哺乳ボトルで与えました。生徒達は説明書を読む者、ミルクを作る物と分かれて「お湯は何度?」「お湯の量は何ミリリットル?」「粉はどれぐらい入れるの?」と話し合いながら取り組んでいました。
初乳を子牛に飲ませます。誤嚥(気管支にミルクが入ること)に注意しながら飲ませます。この子牛は元気よく、吸い付いてくれました。
かわええのー。
臍帯(へその緒)は何度も消毒します。
初乳を飲んだ子牛は満足したのか、ヒーターの下で眠りました。
最後に、生徒達へのお題を出しました。「子牛の名前何にする?」ああだこうだ言いながら話し合っていました。ちなみにこの子牛、「ひらがな」で名前を付けます。その理由は動物コースの生徒に聞いてみてください。
これからの飼養管理や観察が大切です。それらの経験を通して生徒達も成長して欲しいと思います。
4月15日、畜産専攻で飼育している肉用牛の繁殖牛(お母さん)「よりこ3」号が今年度初めて分娩しました。平成31年度(令和元年度)、令和2年度とこれまで分娩事故0。プロの農家さんと比べても結構優秀な成績なのではないでしょうか。今年度も事故0を目指して飼養管理や観察に取り組みます。
夕方からそわそわしていたよりこ3、20時には胎膜に包まれた前足(足胞)が見えました。この形だとおそらく前足。手を入れて頭を確認。子牛の体勢は正常です。
20時30分ごろ、顔が見えたので引き出しました(いつもこのときは写真が撮れず申し訳ありません。私も必死なのでご了承ください)。子牛が結構大きくて、力一杯引っ張りました。
生まれた子牛をなめるよりこ3。リッキングと言います。お母さんにとっては母性を保つため。子牛にとっては体を乾かしたり、血行を促したり、お母さんの胃袋にいる良い微生物を子牛に移行させる大事な行動です。
このあと、早期母子分離(お母さんと子どもを別々に飼育すること)をするために子牛の部屋を移しました。さて、生徒のみなさん、後は宜しくお願いします。
中学生の皆さん、本校は命が生まれる学校です。一緒に勉強してみませんか?
4月12日、神殿原農場では牧草(イタリアンライグラス)が刈り取り時期を迎えております。そのタイミングに合わせて、「肉用牛繁殖牛の採草地放牧」の開始です。
本校肉用牛部門において妊娠した繁殖牛は、牛舎の中ではなく、放牧を用いた飼養管理を行っています。ウシたちは新鮮な牧草を前に飛び跳ねながら走り回り、ムシャムシャと牧草を食べていました。
1ヶ月前に萌芽したブドウも大きくなり摘芽を始めました。
養分集、光合成促進が芽摘みの目的です。どの枝を摘むか見極めが重要です。
モモの予備摘果の様子です。
モモの成長は早く、早生品種はウメボシ大になっていました。摘果したモモを割って臭いを嗅いでみるとほのかにモモの香りがしました。
「球磨農林学」は教科「農業」の学校設定科目で総合農業科、食品科学、生活経営科が履修します。郷土愛を醸成し、未来の人吉・球磨をデザインすることを目的とします。
総合農業科1年の「球磨農林学」初めての授業風景を紹介します。
本時のテーマは「球磨農林学で何を学ぶか、どのような力をつけるか理解する。」です。
地域のことについてしっかり語れるようになろう、最終目標として学科集会でコースのことや学校のことを話してくれた先輩方みたいに集会や人前で発表できるようになろうということで、本日はあえてマイクを使った授業展開となっています。
「人吉球磨の魅力は何ですか。」
「自然が豊か」「米がおいしい」「果物が豊富」「温泉がある」「人情がある」等挙手をして積極的な発言がとぎれることなくありました。
「あなたは20年後人吉球磨に住みますか。その理由は」自分の20年後を想像し、考えをまとめます。
将来人吉球磨に住んでいる。人吉球磨から離れる。それぞれ班を作り、一人一人の意見を共有し班でまとめて代表者が発表します。
住みたい理由は、住み慣れた場所だから、人吉球磨が大好きだから、就農して地域を支えたい等。
離れる理由は、都会でやりたいことがあるから、人吉球磨では就職先が限られるから、一度は都会で生活したい憧れ等たくさんの意見がありました。
これから2年間で、人吉球磨地域や基幹産業である農林業について、実習や現地調査、プレゼンを交えて学び、見識を深めていきます。
春作の野菜たちがみるみる大きくなり、日々管理に取り組んでいます。とある日の実習風景です。
左写真:肥後グリーンメロンの雄花を取り除いてます。右写真:玉つり中です。
さあこの写真、どこかが変わりましたが、分かりますか? 左写真:Before 右写真:After 正解は次回。
次はスイカです。本校ではスイカの立体栽培を行っています。立ち上げ用の支柱を立て、紐を張ります。
その後実際に立ち上げです。誘引器具を用いて上手に固定。交配ももうすぐです。乞うご期待!!
本日農業と環境の授業の中で全ての実習服の試着、サイズ合わせを行いました^ - ^新実習棟になり3年目を迎えますが、更衣室で着替える際にも『あたらしー』と実習棟の綺麗さにも驚きながら更衣をしていました(^ ^)
まず初めに説明を行います。
決まったところに氏名を記入します
外の更衣室の鍵の場所や、更衣の決まりを職員が説明します
初めての白実習服!
よく似合っています。
更衣に慣れないかもしれませんが、徐々に慣れてください。
まだまだ始まったばかりです。何か心配ごとがあればいつでも食科職員に聞いてください。
「農業と環境」の授業で新しい実習服に着替えて、まずは記念撮影
その後は農場案内
いよいよ高校生としての授業がスタートしました。農場でしっかり学び、専門性、創造性、課題解決能力を身に付けましょう。
今日も予想を超える1年生が見学に来てくれました!!
見学に来てくれた皆さん、ありがとうございました^_^
明日までに決めきれない人もぜひ見に来てください。
マネージャーもたくさん募集しています。
部員一同お待ちしています^ - ^
4月9日(金)アールスヴェルダメロンの定植を行いました。春休みの育苗期間を経て、ようやく定植です。
美味しいメロンになることを願って。
まずは苗を配ります。その後は実際に定植。浅植えを心掛けて、丁寧に。
各々が実践。
乞うご期待!!!
本日、部紹介後たくさんの新一年生が見学に来てくれました^_^
明日も気軽に見に来てください!!
部員一同お待ちしています。
12日(月)、新入生へ「部活動紹介」が行われました!
体育・文化各部の活動趣旨及び活動概念を伝え、部活動に対する新入生への動機付けを図る目的です。
紹介の一部を公開します!
男女ソフトテニス部
弓道部
馬術部
ダンス部
ボランティア部
科学部
吹奏楽部
書道部
南稜就農塾
NICC
コロナ禍もあり、スライドや動画を用いた口頭での紹介が多くありましたが、
全部で27の部活動が新入生の勧誘に向けて熱く、面白い、工夫を凝らした時間となりました。
さあ、新入生の皆さん、どの部活動で青春を謳歌しますか?!
部活動で皆さんの活躍する姿を目にするのを心から楽しみにしています!!
43名の新入生を迎えての学科集会を行いました。新入生は一人ずつ、高校で頑張りたいこと、入部したい部活等を交えて自己紹介をしました。2年生のクラス代表生徒、3年生の動物・植物・環境コースそれぞれの代表生徒が総合農業科で学ぶこと、各コースの紹介、新入生に期待すること、高校生活でのアドバイス等を紹介し、新入生を歓迎しました。
「総合農業科」は、本校の母体である球磨農学校開校当時から現在に至るまで、球磨を支える人材を輩出している伝統ある学科です。先輩から受け継がれた「総合農業科」としての矜持を胸に頑張りましょう。