球磨工ブログ

2019年12月の記事一覧

2学期クラスマッチを行いました

2学期のクラスマッチを行いました。

競技は、バレーボール、サッカー、ハンドボールです。

3年生にとっては最後のクラスマッチとなりました。

 

土曜、日曜と人吉は雨が降り、サッカーやハンドボールの外競技が実施できるのか心配しましたが、晴天となりましたキラキラ

球磨工業高校のクラスマッチ、毎回かなり気合いが入っています。

3年生は休日に練習したチームもあるようです!

女子も男子と一緒にプレイします。パワフルなアタックを見せてくれましたキラキラ

決勝戦はこの盛り上がりです。

昼休みの時間に生徒会執行部の皆さんは得失点差などを計算し、午後の試合に備えます。

クラスマッチを運営してくれた生徒会執行部、準備や審判をしてくれたバレーボール部、サッカー部、ハンドボール部のみなさん、お世話になりましたにっこり

T先生と応援団。

優勝チームはクラスマッチの閉会式で表彰しました。

明日は2学期最後の終業式です。

今日はしっかりと体を休めてほしいと思います。

 

 

水俣病の教訓を伝える 

 

 水俣病の教訓を伝える高等学校訪問事業における講演会が、全学年・職員を対象に、本日6限目に実施されました。水俣病に関する正しい知識と理解を図り、偏見や差別を持たない心を育て、また環境問題について意欲的に関わろうとする態度や能力を育成することを目的としています。

 

 講演の前に、県環境生活部水俣病保健課保健企画班主事の古閑莉沙子様より、発病までの社会的背景や、熊本県民のみでも48,000人に健康被害が出ている現状。それは身体的被害だけではなく、偏見や差別など社会的な被害も大きなものであることなど概要の説明があり、起こる前に防ぐこと、起こった後に広がらないようにすることの重要性、また、正しい知識を持ち、人の命・健康・環境を守るために努力する力を身につけることの大切さについて話していただきました。

「水俣病の教訓を伝える」。講師は、相良村・緒方医院の緒方俊一郎先生です。ご多忙の中ありがとうございました。

 緒方先生の大学の後輩でもあられ、先日アフガニスタンの地で凶弾に倒れられた、ペシャワール会の中村哲先生の志であった『恕(思いやり)』についてのお話から始まりました。水俣病発生までの地理的・医学的見地からのお話や、医学生時代からのご自身と水俣病との関わりの歴史。相良村四浦にあるJNC(旧チッソ)第二発電所のこと。球磨地域でも水俣病と推測される患者を診察された経験など、遠隔地で起きた問題ではないことなどをお話しされました。水俣病が公式確認された昭和31年(1956年)から今に至るまで、認定された患者と今現在も未認定のまま健康被害に苦しんでおられる方が相当数いらっしゃることなどから見ても、水俣病という公害が、社会にもたらしたものは甚大であることを再認識する機会となりました。

 

 

ハンドボール部を野球部が応援!!!

いよいよ今週末から、ハンドボール部は

第48回九州高等学校ハンドボール選抜大会の決勝リーグに挑みます。

今日は野球部がハンドボールの練習を応援していました。

野球部の大声援にハンドボール部も照れながら頑張っていました了解

となりのコートで練習しているサッカー部も賑やかなハンドボールコートが気になる様子。

皆さん、週末の試合頑張ってください!

 

親と子で学ぶ県内事業所説明会【1年・2年】

本日午後、本校において「親と子で学ぶ県内事業所説明会」を実施しました。

対象は1,2年生全員と希望する保護者の方々です。

 

就職希望者・・・・県内事業所16社の方々がいらっしゃる教室で企業説明会に参加します。

公務員希望者・・・公務員の説明、対策講座を受けます。

進学希望者・・・・大学や専門学校の説明会を聞きに行きます。

企業説明会の様子です。どの企業でも「若手育成」を大切にされていることを知ることができました。

進学説明会の様子です。専門学校や大学について個別の相談にも応じていただきました。

公務員試験対策講座を特別に受講させていただきました。

 

また、1年生はさんぽうさんのご協力により、体育館で「会社づくりゲーム」のグループワークを行います。グループワークは近年、就職試験にて出題されることが多いようです。

6人ぐらいのグループで会社を作り、就職試験でどのような人材を採用したいのかを話し合いました。

 

今日の親と子で学ぶ県内事業所説明会では多くの方に来校いただき、

進路研究のためのご指導をいただきました。

生徒・職員一同たいへん感謝しております。誠にありがとうございました。

 

 

くまもと お仕事探検フェア2019

 12月17日(火)にグランメッセ熊本において、「くまもと お仕事探検フェア2019」が行われ、1年生が参加してきました。様々な業種の企業が配置されており、それぞれ興味のあるブースにて説明を受けていました。

 今回のフェアで学んだことを、今後の進路学習に活かしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

県内11事業所へ出発!!

県内企業を理解するために、「県内企業の理解促進事業」を活用して、

2年生全員と希望された保護者が県内11社に出発しました。

 

この見学会は昨年より始まり2年目です。

昨年はバス2台で管外2社・管内3社を見学しましたが、

大変好評でしたので、今年はバス6台で県内各地を見学します。

建設業の見学先を増やしましたので、

建築科や建設工学科にとっても有意義な見学会となるよう計画しています。

また、人吉市役所にも御協力いただき、公務員向けのツアーも追加しました。

 

今回も保護者参加型の見学会です。

参加された保護者の方は、娘さんと隣同士でお座りになり、

「なかなか無い機会だから」と、

とても楽しみな御様子でバスの出発を待っておられました。

 

御協力いただいた事業所様・人吉市役所様には大変お世話になります。

 

なお、本日1年生はグランメッセ熊本で開催される

「くまもとお仕事探検フェア」に向けて出発しています。

こちらもたくさんの事業所・学校・官公庁が参加されるので、

生徒達も大変楽しみにしていました。

 

見学先は以下のとおりです。

【県北地区】

  ジャパンマリンユナイテッド

  LIXIL有明工場

【県央地区(製造業)】

  本田技研工業 熊本製造所

  メルコ・ディスプレイ・テクノロジー

【県央地区(建設業)】

  光進建設

【県南地区】

  ヤマハ熊本プロダクツ

  日本製紙 八代工場

【人吉球磨地区】

  味岡建設

  九州武蔵精密

  ルネサスエレクトロニクス 錦工場

【公務員】

  人吉市役所水道局

 

 

今日の1枚 (2019.12.16)

 

校長室の掃除に来た某君の胸元に、キラリと誇らしげに光るものが!

「それ何?」と尋ねてみると、技能士のバッジなんだそうです。

金属熱処理3級(国家資格)の合格、おめでとうございます。

 

 

持続可能な開発目標(SDGs)を学ぶ

3年理科「科学と人間生活」の授業にお邪魔しました。担当は物理の松本先生です。

6日の3MAでは【KP法(紙芝居プレゼンテーション法)】という授業型式。2015年に国連サミットで採択された、2016年から2030年までの国際目標についてのパネルが、紙芝居のように次々に呈示されていきます。聞き逃した生徒も、黒板に残されているパネルを見れば振り返りが出来る授業です。

 

 今日は3A。【ワールドカフェ(グループ協議+他者意見の取り入れ)】型式の授業法です。テーブルを一つの国に見立て、そこでテーマについて話し合い、参加者は旅人となり諸国(テーブル)を回って見識を深め、自国に戻って話し合い解決策を提案するという授業です。

 難しい課題に取り組ます

自分の考えた意見を出し合う時間です

別の班の意見を参考にと、テーブルを回ります

 代表して3班がまとめた意見を発表しました。

 実際に課されたトレードオフの一つです。

 みなさんなら、どのようなリソース(資源)を使って、解決策を見出しますか?

伝統建築専攻科の神社製作の様子

伝統建築専攻科2年生の授業にお邪魔しました。

実習等の中で組み立てながら作業をしていました。

屋根部分を作っているところです。

意見を出し合いながら進めています。

祠の内部も同時進行で進められています。

軒が緩やかにカーブしています。このカーブを作るのはさぞ大変であっただろうと推測します汗・焦る

そして、このカーブを美しく見せるための工夫に気がついてしまいました・・・!

この部分を垂木(たるき)というのですが、上の面と下の面も軒のカーブに合わせて鉋がけがしてあります。従って、一本一本似ているようで少しずつ形が違っているのです。

この細やかな作業により、全体を美しくみせているのだと知りました。

 

専攻科の先生に質問をしたところ、

「大工と雀は軒で泣く」

という言葉があるそうで、

軒部分の微妙なカーブを出すための加工は難しく、たいそう手がかかり、大工泣かせなのだそうです。