球磨工ブログ

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ストロータワーコンテスト【ものづくり・グループワーク】

 

 現在2年生では、グループワークの一環でストロータワーコンテストを実施中です。

近年、就職試験でグループワークを課す企業が増加しており、一ヶ月後に3年生となる生徒たちに自分の力を実感させています。

 4名1グループで使用素材(ストロー100本、セロテープ1巻、段ボール1枚、30cmのひも)だけを用いてストローの斜塔を作製します。

 無荷重時のストローの斜塔の高さH、張り出し量Lを計測。Hはひもの結び目までの高さとする。ひもに重りをつりさげ、座屈荷重Wを計測。3計測結果の積HLWの値で性能を評価します。作成時間は以下の通りです。

 

1時間目:アイディア出し(個人で考えて、グループでまとめる)

2時間目:アイディア発表(お互いにプランを評価し合う。プランを再考する)

3・4時間目:製作60分、測定30分、まとめ10分

 

 2時間目のアイディア発表は、ワールドカフェ方式で色々のグループのプランを聞きに行きます。自分のプランを相手にわかりやすく伝える表現力や、話した内容を頭の中で整理する理解力、プランに弱点がないか考える思考力、わかりにくいところを質問する質問力などが試されます。

 

 

 

 ホワイトボードを使って、自分たちのプランをプレゼンしたり、自由に意見を出し合いながらプランを再考したりします。

 お互いに良いアイディアは認め合い、弱点が克服されてプランがブラッシュアップされる感覚が身につきます。結果発表は3月20日(水)を予定しています!

 

今日の1枚 (2019.3.13)

 

伝統建築専攻科1年生は、熊本市西区池田にある西原菅原神社本殿を修復してきました。

いよいよ今週末から来週にかけて現場に設置をします。

 

写真は、修復した本殿に取り付ける棟札(むなふだ)を書いているところです。

※ 棟札・・・建築の目的を記したもの(建築の記録)。棟木に取り付けるそうです。

集中して、ひと文字ひと文字を大切に記していました。

 

保育園訪問実習(2年生)

 

家庭科の授業の一環として、

2年生が保育園で実習を行っています。

 

この実習では

子どもとのふれあいを通して、子どもを理解し、

近い将来自分が子どもを育てることをイメージして関わり方を学習する

ことを目的としています。

 

「ゲーム遊び」「粘土遊び」「新聞紙遊び」「絵本の読み聞かせ」等々

園児と一緒に楽しい時間を過ごしたようです喜ぶ・デレ

3ツ星生徒の感想より3ツ星

○ 最初は緊張したけど、子どもたちから元気をたくさんもらい、とても楽しかったです。

○ 子どもたちと視線を合わせて接することを意識しました。

ペアを組むときに走って抱きついてきてくれて、かわいくてしかたがなかったです。

○ 自分もこういう時代があったのかと考えると成長したなと思い、

親や周りの人達に感謝しなければならないな、と改めて感じました。

○ 粘土遊びでは園児のみんなが、想像力を働かせてしっかりと作っていたところには感心させられました。

 

キラキラ小さな子どもたちからいろいろなことを学ばせてもらったようですキラキラ

実習の機会を与えてくださった保育園の皆様に感謝いたします。

 

今日の1枚(2019.3.11)

 

 今日は東日本大震災から8年目です。本校の掲揚台に掲げている国旗、校旗も半旗にして弔意を表しています。

 今朝のニュースは、死者・行方不明者が2万2,131人(震災関連死も含む)に上り、今も5万人以上が避難を続けており、復興はまだまだ道半ばと報じていました。

 地震発生時刻の午後2時46分、人吉市内でも追悼のサイレンが鳴り響きました。8年前の当日に思いを致しながら、その音を聞いた方も多いはずです。

 

 生徒の皆さん、知っていましたか?弔意を表すために、旗竿の半分程度の位置に掲げる旗のことを「半旗」といいます。国旗の取扱いに関する国際儀礼(プロトコル)によると、正式な半旗の掲げ方は、一旦旗を旗竿の最上位まで掲げ、その後に旗竿の半分の位置にまで降ろすことで行われ、半旗を降ろす場合にも、再び旗を旗竿の最上位まで掲げ直してから降ろすのが正式なんだそうです。

 毎年8月15日、戦没者を追悼し平和を祈念する日(終戦の日)に日本武道館で挙行される全国戦没者追悼式に併せて、政府が半旗を掲揚するよう各官庁、学校、企業等に求めていますが、今回も政府からの要請を受けたものです。

今日の1枚(2019.3.9)

 

 北門から村山公園を見下ろすと、モクレンの白い花が満開でとても見ごたえがあります。

 

 図書館にある植物図鑑によると、モクレン(木蓮)の「蓮」は「蓮の花」(仏教の花としても有名な蓮の花)に似ているから木蓮と名付けられたとのこと。しっとりとしながら、深みのある美しさが光ります。

 

 少し遅れて咲く紫色のモクレンもありますが、白色の木蓮の花言葉は「高潔な心」や「気高さ」で、「気高く、自信を持って、踏ん張って!」という応援メッセージを込めることができるとか。