学校生活 南稜NOW

学校生活 南稜NOW

農業クラブ校内農業鑑定競技が行われました。

 5月19日農業クラブ校内鑑定競技大会が行われ、総合農業科、食品科学科、生活経営科の生徒全員が参加しました。鑑定競技は、日頃授業で学んでいる専門の内容から40問出題され、1問20秒かけて問題(計算問題は40秒)を解き、正答率を競うものです鉛筆

この競技会は、県大会、全国大会へと続きます。昨年本校で森林の部に出場した生徒が日本一になりましたにっこり今回の競技会で上位入賞者は県大会へ出場します。南稜生の頑張りを応援してくださいお辞儀

 みなさんに今回の鑑定競技大会の問題を一部お見せします。是非チャレンジしてください!

答えは A です。

答えは C です。

答えは A です。

中学生のみなさん。南稜高校では高校で学んだ知識を通して、農業高校の甲子園(農業クラブ全国大会)で日本一になれる可能性がありますよニヒヒぜひ、南稜高校で一緒に頑張りましょう!

5/17 1学期中間考査がはじまりました!

 本日より4日間の日程で1学期中間考査がスタートしました。

 例年より3週間ほど早く梅雨入りし、湿度も高く時折大雨が降り出したりと気候的にも安定しませんが、初日の第1時限から生徒のみなさんは一生懸命考査問題に取り組んでいます。

 特に1年生のみなさんは高校生活はじめての定期考査ということもあり、今日に向けてしっかり準備をして取り組んでいることでしょう。最終日まできちんと体調を整えながら考査を受けてもらいたいと思います。

 みなさんの日頃の頑張りが良い結果に結びつくことを期待しています!

分娩ラッシュ【総合農業科動物コース】

 神殿原農場では5月12日(ホルスタイン種)、14日(ホルスタイン種)、15日(黒毛和種)とウシの分娩がありました。

 農業の授業をするとき、悩むことがあります。勿論、目的は生徒が分かる授業をすることです。農業以外の授業であれば、生徒が分かりやすいように授業計画を立て、そのとおりに進めていくでしょう。しかし、計画どおりにいかないのが農業。計画は立てますがそのとき、そのときに応じた授業内容になってしまいます。今回は畜産にとって、とても大切な場面である「分娩」。「授業は10時50分~12時30分だから、その間に産んでね」と親牛に言ったところでどうなるものではありませんよね。この日は休み時間(昼休み)に分娩がありました。

 分娩は親も子も命がけ。お母さんの膣こうから子牛の前足と頭が見えました。時間も長くなっていて、お母さんは苦しそうです。

 休み時間であるのにも関わらず、心配そうにその姿を見ている3人の生徒がいました。

お母さんの様子を確認して、担当の先生がウシを引き出す決断をしました。ロープを子牛の前足につないで、お母さんがいきむ(陣痛)タイミングと合わせます。

声を合わせて「よいしょ!」

 無事に子牛が生まれました。羊水で濡れた子牛を一生懸命、拭き上げてくれました。このあと、子牛はリアカーでカーフハッチに移動、親牛にはビタミン剤やカルシウム剤を飲ませ、初乳を搾りました。

 一通り介助をしてくれた生徒は弁当を食べるために慌てて自転車で本校に向かいました。食べられれば良いけど。

 農業をとおして人が育つ。農業の授業をしながらそんな生徒を沢山、見てきました。大きく育つ生徒には特徴があるように思います。それは興味があり、思いやりの気持ちがあることです。ウシの分娩、もし、タイミング良く授業中にあって、先生が説明しながら生徒が観察したとします。その中でただ、何も考えずその場にいた生徒がいたとしたとき、その生徒には何か残るのでしょうか。分娩、去勢、給餌、除糞、環境整備、体測・体尺、ブラッシング、ウシ洗い、牧草栽培、交流会等、様々な学習内容がある中で、生徒がどんな気持ちで取り組み、身につけようと努力したか。1つ1つの学習内容はそんなに難しいことではありません。しかし、その1つ1つの学習内容に興味を持っていたか、思いやりを持っていたかで得られることは大きく異なります。今回の分娩には総合農業科2年生の生徒が3人、休み時間に自分の意思で見に来ていました。ご褒美はありません。褒美とは比べものにならない大切なことを3人は得たと期待しています。

 農業・環境・自然・命に興味がある中学生のみなさん、南稜高校にはそんな興味が尽きることがないフィールドがあります。一緒に興味を持って勉強してみませんか。

【1学年LHR】ストレス対処「ひらめき教室」

5月12日(水)1限目のLHRにて「ひらめき体験教室」を行いました。ストレス対処法を身につけることを目的とした方法で、間違いを恐れず自分の意見をたくさん話し、様々な「ひらめき」に対して、お互いに「すごい」と認めあえる喜びを感じるためです。謎解きをグループで取んでいくことで、関係を築いていきます。

         普通科                   総合農業科1組  

       総合農業科2組                食品科学科

      生活経営科                みんな真剣です

一致団結。素晴らしい時間を共有できました。

【食品科学科3年】醸造 食品化学

先週の金曜日と本日の5、6限の2時間を使い前半後半に分かれて醸造、食品化学の実験が行われましたピース

醸造では、アルコール蒸留法について学び食品化学では、ヨウ素デンプン反応について学びました興奮・ヤッター!

その様子をご覧ください^_^

まずは醸造の授業です!

ここからは食品化学です。

【生物活用】生活経営科

本日の生物活用は、各々が準備した野菜苗を自らが育てる内容です。育てたい、育ててみたい、食べたいなど様々な理由はありますが、多種多様な野菜を定植しました。ナス、ピーマン、トマト、メロン、オクラ等々。収穫が楽しみです。そのためには管理を頑張りましょう。

あれ、先生はどこかな? お互いに教えあい、教わりあい。はたまた自分の力で頑張る。

3年生ともなれば、自ら考え行動できます。おおきくなあれ!!

【南稜高校野菜実習】海外協力隊特別派遣前

4月18日(月)から毎週月曜日、JICA海外協力隊特別派遣前訓練生として、松井様、中村様が本校に来られていました。3・4限目には3年総合農業科、5・6限目は2年生とともに実習を行いました。今はコロナ禍のため、ここ人吉球磨で日々農業のために尽力されておられました。今後は海外に派遣される予定です。

本日は松井先生が最終日でしたので、これまでの経験や今後の人生、進路のアドバイスをいただきました。何かのきっかけになってくれることを期待しています。松井先生ありがとうございました。

 

 

保護者の皆様へ

育有会総会資料をお子様を通じてお配りしています。ご覧いただき、同封の「議決権権利書」にご記入の上、来週14日(金)までに担任へ御提出ください。なお、資料に不備がございましたら学校までお知らせください。

育友会会則

コンクリート打設実習★

3年総合農業科土木専攻でコンクリート打設実習を行いました!

水路補修で生コン車到着急ぎ初めての工事に生徒達は興味津々ひらめき

気温が上がる中晴れ表面をきれいにならしてくれました花丸

最後に初工事あとの記念撮影興奮・ヤッター!

今日の実習「野菜専攻」

今回はスイカの玉つりです。玉つり???とはなんぞや。

一般的には地はい栽培で作っていきますが、本校の小玉スイカは立体栽培です。ハウスの面積と株数を有効利用するために、立ち上げることで、ハウス内の空間を上手に利用します。

このスイカこのように吊られます。左写真:before、右写真:after

一つ一つ丁寧に手作業です。右の写真は摘果したスイカをまきづるで囲ってみました。鳥の巣みたいですね。

生徒たちは大変な実習の中でも、楽しさや新たな発見を見つけながら毎日取り組んでいます。乞うご期待!

授業「球磨農林学」で記念館の見学

去る4月28日。2年総合農業科植物コースの「球磨農林学」の授業で、本校記念館の見学に行きました。同じ敷地内にあり、実際に中に入ったことはあまりありません。卒業までに一回あるかないかです。そこで今回は授業をとおして、地元を知る、本校を知るをテーマに、まずは本校の歴史を学習しました。わずかですが、創立119年の歴史を垣間見ました。

まずは、レポート用紙の準備           実際に見学

                   本校の水路、実は手作りでした。創立80周年の記念水路です。

最後に感想です。

「南稜のことをちょっとでも知れたので嬉しかったです。」「見たこと無いような写真があり、とても感動的でした。」「100年以上前の写真もあって、南稜高校の歴史を感じることができました。」「昔は養蚕をしていた」等々、様々な感想がありました。最後に、「私たちは今、次世代のための歴史の一ページを作っている」ことも伝えました。伝統はすごいですね。

ブドウ栽培実習風景【総合農業科】

ねじることで、ブドウの新梢折れを防止する捻枝、上へ伸びている結果枝を棚へ固定し、重なり合った葉を整理し光合成を促進する誘引、2回の地ベレン処理の目印として上部2カ所と下部3センチを残して花芽を摘み取る摘穂、ブドウの生育にあわせて実習を行います。

 

 

摘穂後のシャインマスカットです。

農業クラブ意見発表会総合農業科予選

 

 総合農業科のクラス代表13人が、体験談をもとにした思い、志を堂々と発表しました。

 

農業や林業の魅力を広く伝えたい、命の繋がりや和牛甲子園への挑戦から将来は畜産農家を目指したい、持続可能な農業を実践したい、基幹産業である農林業で地域活性化に取り組みたいなど、日頃の学習活動や体験を通して生き方の目標を定めた意見発表でした。。特に今年度は、豊かな山を維持することで災害を防ぎたい、緑のダムや田んぼダムで人吉球磨の創造的復興を目指したいなど、災害復興、地域再生について考え、行動していきたいといった思いを感じることができました。

 

 

 

 

牛肉試食(官能検査)

 少し前になるのですが、1月に出荷(和牛甲子園)した肥育牛の肉を授業で食べました。農業において「収穫」は嬉しい場面です。本校の畜産部門では、生産した肉を食べることで、肉の勉強をしながら生産物(牛肉)を確認し、また、その喜びを共有しました。そのことを聞きつけた日本農業新聞の方が取材に来て下さり、新聞に大きく載せて下さいました。

 日本農業新聞の方々は日本全国の農業高校について調査を実施されたそうですが、「自分たちで育てた牛肉を食べている学校って以外と少ないんですよ」とおっしゃられました。今回は和牛甲子園に出品した肉を買って下さった「マルイミート」さんの協力があり、生徒達に肉を食べさせる機会を作ることが出来ましたが、肉の流通の特性上、自分たちが育てた肉を食べることは結構、難しいことなんです。

 みなさん、誤解しないで下さい。焼き肉会ではないですよ。あくまで「官能検査」です。食べる前と食べた後にアンケートを実施しました。

アンケートの結果は集計し、後日、掲載させて頂きます。

それではいよいよ焼き肉・・、あ、いや、官能検査の実施です。取材の方々の姿に緊張している様子でした。

 このあと、生徒達はインタビューもして頂き、自分たちで育てたウシを食べた感想や、これまでの取り組み、ウシへの思いなどを説明していました。「表現」する力って大切だと感じました。

 先日、掲載して頂いた記事です。農業新聞の方々が郵送して下さいました。記事の内容はインターネット(日本農業新聞のHP)でも見られるようですので、そちらからご覧下さい。

 

 取材で撮った写真も一緒に送って下さいました。

 普段は農場でウシを飼育しながら学習を積んでいる生徒達。今回は畜産を消費者という別の角度から考えることができたようです。農業の役割は沢山ありますが、基本的には食べ物を生産すること。消費者の気持ちを考えることが良い生産につながると感じました。

 今回は様々な協力のお陰で牛肉の試食を実施することが出来ました。マルイミートさん、日本農業新聞さん、ありがとうございました。

 

音楽 練習風景

吹奏楽部では5月23日(日)に行われる予定のツクシイバラコンサート

そして7月23日(金)に行われる吹奏楽コンクールに向けて練習を行いました。

昨年度同様、人前で演奏する機会は少なくなるかもしれませんが、

1つ1つを大事にして練習に励んでいきたいと思います。

音楽 吹奏楽コンクールに向けて!

 吹奏楽部では、7月に開催される熊本県吹奏楽コンクールに向けて練習に励んでいます。

今年の自由曲は、福田洋介作曲「瑞祥の調べ」という“和”のテイストを感じさせる曲を選びました。

日本情緒を表現できるよう練習ガンバリマス!!

 

  

第33回熊本県高等学校総合文化祭ポスター 題字 揮毫

第33回熊本県高等学校総合文化祭が、5月27日(木)~29日(土)に熊本県立劇場や市内中心街で開催されます。今年度のポスターの題字を、書道部部長で3年総合農業科の児玉さんが担当しました。

県内の全高等学校、特別支援学校にポスターが配布され、本校にも届きました。

 

 

「文化を彩れ 青春パレット!」が、今大会のタイトル標語になります。

 

■児玉さんからのコメント

「多くの人の目に触れるものだったので、学校での練習だけでなく自宅にも持ち帰り、沢山書き込みました。

総文祭までの期間に、いくつかの作品展が控えているので、入賞できるよう練習に励みます。」

 

総合文化祭(通称:総文祭)とは、文化活動を行った学校及び生徒が日頃の活動の成果を披露する場です。パレード部門、ステージ部門、展示部門に分かれ開催。

本校からは、展示部門にポスター題字を担当した児玉さんの作品が展示されます。

 

■展示について詳細■

場所:熊本県立劇場(ホワイエ・モール、地下大会議室 等)

日時:令和3年5月28日(金) 9:00~17:00

       5月29日(土)10:00~15:30

 

部活の前に

 土曜日の朝、部活の前に農場へ立ち寄り、定植したばかりの野菜の苗にかん水しようとするバレー部、弓道部の1年生がいました。

 

しかし

畑はもうだれかが来て、かん水していった形跡が・・・・・

定植直後は、いくらかん水しても、かん水しすぎたということはありません。畑も乾燥しているのでたっぷりの愛情と水をナス、ピーマンに注ぎました。

かん水を終えた生徒たちは、はりきって部活へ行きました。充実した高校生活です。

「作物は親方の足音を聞いて育つ」 意味はわかりますか。