船高日記

船高日記

授業のUD化チャレンジデー(集中研修日)

 本校では、生徒の「わかる」「できる」が実感できる授業を目指して、「授業改善」に取り組んでいます。

 さらに本校職員が一丸となって、授業をより良いものにするために、全職員が一斉に授業を考える機会として、「授業のUD化チャレンジデー(集中研修日)」を今年度も実施しました。

 今日は、国語、数学、地理歴史、理科、工業の代表で研究授業を実施し、全ての教職員が授業参観を行いました。御船町総合教育アドバイザーの吉見様や、県教育庁特別支援教育課、県立教育センタ―、スーパーティーチャーなどから様々な先生方に御来校いただき、授業参観及び授業研究会において指導助言をいただき、大変活発な意見交換が行われました。

 また、今年度からは、さらにICTを活用した授業改善にも取り組み、船高の授業に大きな変化を起こしています。

 新しい時代に生きる生徒たちのために、学校も職員も大きく変わろうとしています。

 保護者の皆様、公開授業週間はもう少しの間続きます。変わりつつある本校の授業をぜひご覧ください。

 

 

  

 

 

 

「殉難の碑」慰霊祭(同窓会行事)が行われました。

10月25日(金)11:00~殉難の碑前(本校正門付近)において慰霊祭が行われました。この行事は本校同窓会の伝統的な行事であり、昭和19年10月25日に学徒動員によって長崎大村の海軍航空廠で命を落とされた本校生(旧制御船中学校)の先輩10名と学徒動員先で病死された1名の先輩方のご冥福をお祈りする行事です。

御来賓の皆様をはじめ、天神きずなの会の方々が参列されました。また、本校生徒会の生徒も参列し、一緒にお参りいたしました。また、各クラスにおいては24日~25日の朝にかけて、放送委員による朗読(当時の様子を綴った手記)を実施し、あらためて命の尊さと平和の大切さを考える機会となりました。

 

 

 

 

 

【放送委員会】殉難の碑朗読2日目

「殉難の碑」に係る放送朗読2日目を迎えました。
本日は、2年4組の千原くん、2年A組の千原くん、2年B組の山下くんが朗読に挑戦しました。

 

 本日の朗読内容は、大村海軍航空廠に学徒動員された御船高校の先輩方が、空襲に遭い、仲間の戦死を目の当たりにしていく場面です。学業半ばに動員地で最期を遂げた若い11名の学友に思いをいたし、殉難の碑の建設に至る経緯が読み上げられました。

 


 朗読後は、全校生徒で起立し、殉難の碑の方向を向いて黙祷を捧げました。
この後11時からは、「天神きずなの会」の方々をお迎えして、慰霊祭を行います。
 御船高校は2年後100周年を迎えます。この長い歴史の中に一人ひとりの命が刻まれていることを私たちは忘れずにいなければならないと思っています。

 

【吹奏楽部】城南地区交歓音楽会に参加しました。

 10月24日(木)、第45回城南地区高等学校交歓音楽会が、御船町カルチャーセンターで開催され、吹奏楽部が参加しました。この音楽会は、城南地区(県南地区)の高校の音楽の授業や部活動の成果を発表し合い、交流を深めることが目的の音楽会で、県南の各地区持ち回りで開催しています。伝統あるこの交歓音楽会、今年は地元御船町カルチャーセンターでの開催となりました。実は御船町での開催は当初2016年の予定でしたが、熊本地震によりカルチャーセンターが被災、設備の損壊や町役場機能の移転のため、今年まで他の地区に開催をお願いし、延期してきたのです。今年やっと地元開催できた交歓音楽会、本校吹奏楽部はホストバンドとして、ステージ係を務めさせていただきました。
 もちろん演奏でも参加、「ワタリドリ」と「アラジン・メドレー」の2曲を披露、会場からも手拍子をいただきながら元気に楽しく演奏することができました。
 さらに、全員合唱「BELIEVE」では、伴奏を務める宇土中学校・高校吹奏楽部さんから、なんと合同演奏のお誘いをいただき、一緒に演奏に参加させていただき、交流を深めることができました。日ごろは経験できない大編成の演奏に参加させていただき、宇土中学・高校の皆さんからたくさんの刺激を受け、また良い思い出となりました。ありがとうございました。
 芸術の秋、今後も御船町音楽祭(11/3)、本校文化祭「龍鳳祭」(11/16)と発表の機会が続きます。皆さまぜひ演奏を聴きにお出でください。

【放送委員会】殉難の碑朗読 1日目

 本日から2日間にわたり、「殉難の碑」に係る放送朗読を学びの森の時間(8:30~8:40)に行います。

 第1日目の本日は、古閑先生の司会進行のもと、1年A組の作本くん、1年B組の井ノ一くん、末永先生が行いました。本校体育教師であった永上清先生の「あれから20年」という手記からの朗読です。

 

 本日の内容は、昭和19年5月に学徒動員令が発動され、10月に大村海軍航空廠に動員、「期待と興味に胸ふくらました若桜」とある御船高校の先輩方が、国内情勢が悪化する中で空襲に巻き込まれていくところまでを朗読しました。校舎内に、御船高校学徒後輩による朗読の声響く静謐な朝となりました。

 明日は手記の後半を朗読し、全校生徒で祈りを捧げます。

古閑先生