船高日記

船高日記

【ボランティア】相良村へ豪雨災害の復旧ボランティアに行きました。

8月1日(土)生徒会執行部の有志で相良村へ豪雨災害の復旧ボランティアに参加しました。感染症対策のため参加人数を少数に限定して行いました。役場に設置されたボランティアセンターで受け付けを行い、依頼のあった家屋の片づけを行いました。氾濫した川によって頭の上まで浸水した様子や、大量の流木が押し寄せた様子を目の当たりにして、改めて自然の脅威を感じました。窓のサッシを外すために流木を取り除いたり、床板の上にたまった泥を片づけたりしました。人手が必要なことを改めて認識し、参加した生徒たちは、ぜひまたボランティアに訪れたいとのことでした。

私たちのグループは、これまで日本じゅうの被災地を訪れ復旧活動をなさってこられた方がリーダーでした。

*「被災ごみ」は被災するまでは「財産」であり、簡単には処分できない。

*取り壊しが決まった家をきれいにする「家のお葬式」は、被災された方々の心が整理され次のステップに進むきっかけとなる。

といったことを教えていただきました。ボランティア活動では、普段の授業では学べないことを学校外の方々から教えていただく貴重な機会です。感染症の拡大防止を優先しなければなりませんが、1人でも多くの生徒に学びの機会が与えられることを心より願っております。

放送による終業式

 7月31日(金)13時30より、令和2年度1学期の終業式を放送形式で行いました。

 大掃除後で校舎はすっかり新鮮な空気となり、アブラゼミの鳴く声が天神の森からこだまする中、終業式は「令和2年度7月豪雨災害」追悼の黙祷から始まりました。校長先生からこの1学期とコロナ禍の現在を踏まえたお話、生徒指導部の蔵土先生から夏休みの過ごし方、そして、これまで生徒会長として全校生徒を引っ張ってきた3年の田中さんの挨拶が続き、生徒の皆さんはそれぞれ静かに耳を傾けていました。

 例年より少し短い夏休みとなりますが、8月24日(月)また、皆さんと会えるのを楽しみにしています。

黙祷  

生徒会立会演説会

 本日は、御船高校100周年を支える生徒代表を決める立会演説会が行われました。

 コロナ禍のなか、全校生徒の前に立つ例年の演説会が実施できませんでしたが、明日を担う会長、副会長候補が放送室より全校生徒へ向けてのメッセージを送りました。

 このような中でも演説の場に立った生徒たちは堂々としており、来年100周年を迎える本校にとって、明るい明日の見える演説会であったと感じました。

 

【1年生】総合的な探究の時間「1学期のまとめ」

7月17日(金)、1年生の「総合的な探究の時間」は「1学期のまとめ」に取り組みました。前回取り組んだ各自治体の統計資料の分析発表から、地域の共通課題や各自治体の魅力を整理しました。2学期は学校がある御船町にフィールドを絞り込んで課題解決に挑戦します。フィールドワークやゲストティーチャー講演など、多彩な活動を取り入れながら、探究を深めていきたいと思います。

      A組はパソコン室でまとめに取り組みました。

メール配信された「1学期の振り返りアンケート」にオンライン回答(3組)

 休校中に作成された動画「地域をたずねて」も視聴しました(4組)

【1年生】総合的な探究の時間「分析結果を発表しよう」

 1年生の「総合的な探究の時間」では、自分が住む自治体の統計資料のグラフ化とその分析に取り組んできました。今週は、その分析結果をグループごとに発表しました。御船町を分析したグループの発表では、人口に関するグラフから「人口がやや減っている」「少子高齢化が進んでいる」、産業に関するグラフから「小売業販売額は増えている」と指摘、こうした分析結果を総合して人口増加を図るためには「若い世代の住みやすい町づくり」「“にぎわい”づくり」などが良いのではないか、などと発表をしていました。探究活動の基本スキルとして「統計資料に親しもう」ということで取り組んできましたが、グラフ化や分析の活動に、グループで協力しながら積極的な活動する姿が多く見られました。