船高日記

船高日記

【コーラス部・吹奏楽部】城南音楽会

 10月26日(水)、第42回城南地区高等学校交歓音楽会が天草市民センターで開催され、コーラス部と吹奏楽部の1・2年生19名が出場しました。
 この音楽会は、県内高等学校の音楽の授業や音楽関係の部活動の、日ごろの活動の成果を発表しあい、生徒同士の交流を深めるために行われている伝統ある行事です。賞や順位が出るコンテストとは違い、リラックスした雰囲気の中、ポップス曲など親しみやすい曲目が発表され、会場は盛り上がっていました。
 本校のコーラス部、吹奏楽部も日ごろの練習の成果を発揮し、会場から手拍子をもらいながら、はつらつとした演奏で演奏会を盛り上げることができました。
 写真はコーラス部の発表の様子です。

【小学生エンジョイプラン】ペットボトルロケット大会を行いました

先週、滝尾小学校5・6年生の児童の皆さんに、ペットボトルロケット製作会の出前授業を行いました。

10月25日(火)は製作したペットボトルロケットを飛ばし、飛距離を競う大会を行いました。
 

3人1組の班を10班構成し、3人の飛距離合計を競いました。
水と空気は児童が準備し、発射の引き金は御船高校電子機械科の生徒が行いました。
 

初めてペットボトルロケットを製作した児童がほとんどで、ロケットを飛ばすたびに歓声が上がりました。
 
500ミリペットボトルを使用しましたが、一番飛んだロケットは34メートルを記録しました。
優勝した班の記録は66メートルでした。

滝尾小学校より今後もペットボトルロケットを学校で使用したいという要望がありましたので、今回大会で使用した発射台2台を寄贈させていただきました。

今回をもって今年度の小学生エンジョイプランは終了です。
次年度以降も小学生が参加できるものづくり体験を考えていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

【学校行事】殉難の碑 慰霊式

10月25日(火)本校正門横の慰霊碑前で行われた「殉難の碑慰霊祭」は秋晴れの好天に恵まれました。はじめに天神きずな会、同窓会会長、学校長、職員、生徒の50名で、静かに黙祷を捧げました。次に天神きずなの会を代表して宮地様から「突然空襲警報が鳴り米軍のB29空爆機から200kgの爆弾が次々に落とされ、壕の中で天地が震える恐怖を感じながら耐えている体験は、まさに今回の熊本地震の体験と類似しており、爆弾の一つが同級生の避難した壕の上に落ち一瞬にして同級生の命が奪われた」と当時の様子を語られました。その後、米納校長、住永同窓会長がそれぞれの思いを語られました。また、在校生を代表して、生徒会長の松井康朗君が「今の平和な世の中を当たり前のことと思わず、感謝の気持ちを忘れずに、戦争で思いが叶わず亡くなった先輩たちの分も勉学に励みたい」と挨拶し、殉難の碑へ献花と参拝を行いました。

最後に、本校3年音楽専攻の6人の「ふるさと」と「いのちの記憶」の歌声が響きわたる中、犠牲になられた11人の方々のご冥福を祈り、平和の尊さを感じながら慰霊式を終えました。
 

       参加者全員で黙祷を捧げる様子              天神きずなの会の宮地様
 
 生徒代表の挨拶をする松井会長                         献花の様子
 
                                   花で飾られた慰霊碑

【学校行事】殉難の碑 全校集会

10月25日(火)、この日は毎年「殉難の碑慰霊祭」を行っています。

これは、1944年(昭和19年)に学徒動員で長崎県大村市の軍需工場で働いていた生徒10名がアメリカ軍の空襲により亡くなってしまうという悲劇が起こりました。
亡くなった方達を故郷に帰そうと、当時の生徒を中心に運動が起こり、1965年(昭和40年)に慰霊碑が本校に建てられました。
朝の全校集会では、当時の卒業生を来賓として来ていただき行事を行いました。
 
 
 

今朝は元御船高校教諭の永上 清(ながかみ きよし)様の書かれた文「あれから二十年」を4人の放送部員で朗読を行いました。

その後全員で殉難の碑の方向に対して黙祷を行いました。

【学校行事】芸術鑑賞会が行われました

10月24日(月)、午後より全校生徒対象の芸術鑑賞会が行われました。
今年は「爺さんの空」という演劇を鑑賞しました。
 

舞台は第二次世界大戦中の日本で戦地へ行く若者たちの葛藤を描いた作品です。
生徒たちは生の演劇をほとんど見た経験が無く、その演技力と迫力に圧倒されていました。
 

また、多くの生徒が物語に共感し、涙を流す生徒がたくさんいました。
 
 

今回はある生徒の感想文を紹介します。
「最初は真剣に見る気はなかったのですが、前半の中盤くらいから涙ぐんでしまいました。そのため、後半のほとんどは寝るふりをして涙を止めたり、目を擦ったりしていました。ライトの使い方や、煙を使った演出で役者の人たちが実際の人々に見えるほど見入っていました。やはりプロの劇団の劇は一味違うということを身に染みて分かりました。本日はこんな感動させてくれる劇を見させて下さってありがとうございました。これからも感動させてくれるようなすてきな劇を見せて下さい。」

劇団アルファーの皆さま、今回は素晴らしい演劇を見させていただき本当にありがとうございました。
ますますのご活躍をお祈りいたします。