学校生活 南稜NOW

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高圧洗浄機寄贈

7月17日(金)株式会社古木常七商店の皆様が来校され高圧洗浄機を寄贈していただきました。心からお礼申し上げます。古木常七商店の皆さんは被災者支援のために人吉球磨を訪れられたそうです。本当にありがとうございます。

 

植物コースの実習風景

7月17日(金)、3年総合農業科植物コースの実習風景です。それぞれが頑張っています。

キュウリの撤去                 トマトの鉢上げ

古代米の包装・袋詰め

シクラメンの生育調査

今できることを精一杯取り組んでいます。頑張ろう、人吉・球磨!

直腸検査練習

 「直腸検査」って知っていますか?特に繁殖牛(母牛)の子宮の状態を確認するために、肛門から直腸に手を入れ、直腸ごしに子宮や卵巣を触って状態を確認する技術があります。

 「糞がつかないの?」という質問。直腸検査用手袋(指先から肩までの長い手袋)を使うので直接は触れませんし、人間のような雑食動物の糞と異なり、草食動物であるウシの糞はそこまで汚くはありません。

 「技術を身につけたい」「分からないことには興味津々」の生徒たちは躊躇無く、手を入れはじめました。これまで練習を積んだ生徒は子宮(子宮角、子宮頸管)は触れるようになったようです。初めての生徒からは「先生~!全然わかりませ~ん!」「宇宙だ~!」という声が聞かれました。

 確かに難しい技術です。しかし、あなた方のように興味を持って練習を続ければできるようになります。そして、新しい謎が見えてきます。まずは技術習得まで、根気強く頑張りましょう。

畜産あるある

 牛舎を見回っていて「おい!大丈夫か!」とドキッとする瞬間。

 肥育牛。寝ているだけでした。

 この見事なシンクロ。生徒が快適さを求めて飼養管理しいる証拠ですね。

 ついでにもう一枚。

 近づいても気付かない。

灌水チューブ設置

 先日、設置した牛舎の寒冷紗に園芸用の灌水チューブを引いてみました。これで水を流すことで温度がどう変わるのか。実験です。

灌水チューブを付けたものの、梅雨時期で雨ばかり。晴れているときに効果を発揮してくれればと思います。

勝負だ、夏!

書道Ⅱ 「一年間の目標」

2年生、総合選択Aの選択授業では、10名の生徒が「書道Ⅱ」を選択しています。

1年生の時には、楷書や行書、仮名の基礎を学びました。

2年生最初の授業では、今年一年間の目標を書きました。具体的な目標や、大切にしたい言葉を書いています。

現在、教室の中に掲示しています。

 

書道Ⅰ 楷書の最高峰「九成宮醴泉銘」を書きました!

1年生 芸術選択の書道では、現在「楷書体」を学習しています。書体の変遷を学び、一番遅くに成立したのが、楷書体です。

今回は、楷書の最高峰と言われてる、中国・唐時代〈632年〉、欧陽詢〈おうようじゅん〉の「九成宮醴泉銘〈きゅうせいきゅうれいせんめい〉」にチャレンジしました。

 

この作品の特徴は、字形は縦長、背勢〈向かい合う縦線が内側に反る字形〉、引き締まった用筆、線と線の間隔など緻密に計算された構成となっています。そして、「清泉」という二文字を書きました。

 

書道室前の掲示板には、全員分は掲示できないため、クラス・コースから数名ずつ選出し掲示しています。

教室の中に、掲示できなかった作品を展示していますので、最高峰の線質はどれか…是非、作品を鑑賞してください。

 

柔道部・卒業生来校

7月3日(金)放課後、柔道場に卒業生4名(柔道部OB)が来てくれました。食品科学科・環境工学科・生産科学科の卒業生です。それぞれ仕事がいそがしい中、学年の違う4人がそろう貴重な時間となりました。ありがとうございました。来週からは期末考査のため、柔道部は1時間のみ、自主トレーニングをおこないました。

風を「見える化」

 毎日、暑くなってきましたね。私たちが暑さでだれるように、ウシも暑さに弱い動物です。牛舎では扇風機をたくさん回して、ウシができるだけ暑熱(暑さ)ストレスを感じないよう、工夫しています。

 「扇風機の風があって涼しい~。ウシはよかですね」と生徒の声。本当にウシは涼しいの?私たち人間は通路や牛舎の周りでウシを観察することが多いですが、実際、牛の部屋に入り、ウシの高さでウシが生活する環境を確認することを疎かにしがちです。

 そこで、総合農業科動物コースの生徒は「風の見える化」に挑戦しました。風は牛舎(繁殖・子牛)の隅々まで、ウシのところまで届いているのでしょうか。確認します。

 今回用いた道具は「発煙筒」。煙を発生させ、風の見える化に挑戦しました。風が舞う様子から、ウシに風が当たっている様子を確認することができました。

 発煙筒を持って牛舎の外回りを回ったときに新たな発見。それは「風の入り口」予想していたのと違う場所から多くの風が入っていることが分かりました。このことが分かれば次の対策。その入り口から入る風を冷やせばもっと涼しくなるのでは?新しいプロジェクトの題材が見つかったようです。

 隣の牛舎(肥育・繁殖)も確認しました。風は吹いています。

 勝負だ夏!

須恵小来校

7月1日、須恵小学校の児童17名が小動物触れ合い体験で来校してくれました。今年度最初の児童来校です。まず、校内見学を行い、ブドウハウスでは収穫時期ではなく食べることはできませんでしたが、たくさん実ったブドウに大感激。その後、動物たちとの触れ合いを楽しみました。とても楽しい時間になったようです。

鼻環装着

 肉用牛は扱いやすくするために、鼻先に輪をつけます。7月のセリで出荷予定の2頭のウシに、総合農業科動物コース2年生が牛鼻環を装着しました。

きらっとSon

本校の職員朝会資料の中にきらっとSonのコーナーがあります。このコーナーは、生徒の頑張りや心温まるエピソードなどを紹介するコーナーです。生徒たちの良い面を職員全員で共有しています。南稜生!素晴らしい!

育友会第1回企画委員会

6月29日、今年度の新メンバーで育友会第1回企画委員会を開催しました。コロナの影響で今年はずいぶん遅れての開催でした。今年度の行事計画等を話し合いました。今年も大変お世話になります。よろしくお願いいたします。

 

 

寒冷紗設置

 先日、発煙筒を用いて見つけた「風の入り口」。できるだけ冷たい風が入るように、寒冷紗を設置しました。

 ウシのストレスを軽減するために、できるだけ涼しく・・・・。次はどうするか検討中です。

 勝負だ、夏!

除角(じょかく)実習

 来年度(令和4年1月)出荷予定の肥育素牛(9ヶ月齢)の除角実習を行いました。

 角を切る。ウシにとってはつらいこと。その目的は「ウシ同士がけんかして怪我しないように」「管理する人が怪我しないように」「性格を穏やかにするために」です。

ウシに対して処置等をするときは「保定」がとても大切になります。ウシや人の安全のために、正しく保定しました。

角の周りの毛を切っています。

 角を切る専門の道具(除角器)で角を切りました。

最後は止血、消毒のために焼きごてで焼きます。

これから14ヶ月間、しっかり飼養管理して、良い枝肉(肉)に育てます。

アールスメロン栽培

南稜高校メロン第2弾。1学期は肥後グリーンメロンとスイカ「ひとりじめ」を栽培し、コロナの影響下でも、お陰様で生産が終了し、多くのお客様にご購入いただきました。誠にありがとうございました。第2弾としてアールスヴェルダ春秋系を栽培しています。

令和2年6月10日現在(交配後約25日)     途中玉ふきも実施

令和2年6月25日現在(交配後約40日)。収穫は7月上旬を予定していますので、乞うご期待。

南稜就農塾説明会

去る6月23日(水)、「令和2年度南稜就農塾」の説明会を開催しました。2・3年生総合農業科生を中心に参加してくれました。今後の予定や、昨年度までの取り組みを簡単に説明。そして今年度新たに取り組みたいことを投げかけ、説明会は終了。将来の地域のリーダーとしての活躍を期待していますが、多くの入塾を待ってます。

刈り払い機の使い方

 6月10日、12日の2日間。神殿原農場では機械を専門とする米澤先生によって「刈り払い機」の学習会が開催されました。

 これから夏に向けて大変な実習の1つに草刈りがあります。約82,000㎡ある神殿原農場。みんなが技術を身につけ、取り組まなければ草ボウボウになってしまいます。

 農家や家庭と異なり、学校の場合は多くの人が同じ機械を使います。安全面も含めて決まり事を守ることで、刈り払い機を長く安全に使えることができます。生徒は技術・知識を得ることができたでしょうか。

安全第一。まずは着こなしから。

チップソーとは?

 

 安全のために距離を確保。そう、ソーシャルディスタンス!

 最後は整備の仕方を教わって終了しました。

 刈り払い機は自転車と同じように、練習を積めば誰でも上手になります。今回学んだ「正しい知識」を基盤に、練習を積み上げ、きれいな農場を保ちましょう。

肥育牛ビタミンA給与

6月27日(土曜日)、肥育牛にビタミン添加剤を与えました。

 昨年度より全国の高校生による枝肉共励会である、和牛甲子園に出品・参加しています。今年度(第4回和牛甲子園)は新型コロナウイルス感染症の影響で実施されるか分かりませんが、本校では出品牛の飼養管理に励んでいます。

 牛の肥育とは牛を肉に仕上げること。和牛甲子園では「大きくて質の良い肉」を生産できるかどうかで勝負します。現在、肥育牛は23ヶ月齢になりました。これまではビタミンAの給与をできるだけ控えることで、良い肉質(サシを入れる)にすることが目標。ビタミンA不足で食欲が落ちたり、足が腫れたり・・・。牛にとっては不健康な生活をさせているからこそ、それ以外のストレスは取り除こうと飼養管理してきました。とりあえず、肉質に大きな影響を与える時期が終わるのが23ヶ月齢。今日はビタミンAを含んだ添加剤を飲ませました。

これからは出品予定の1月まで、できるだけたくさんのエサを食べさせて大きく育てます。夏の暑さ、牛にとっては致命的。よく観察しながら飼養管理に励みます。