JAくま あさぎり支所で行われた令和7年度JAくま青壮年部大会に総合農業科の1年生が参加しました。これは人吉・球磨地域の若手の農家さんたちの研修で、盟友の主張や看板コンクール、動画発表会などを行うものです。
とても大きな大会で、来賓には国会議員の方が来られて、生徒たちは驚いていました。
盟友の主張、若い農家さんの熱い思いに刺激を受けました。
特別に南稜高校の意見発表(星原さん)とプロジェクト発表(伊東さん)も行われ、南稜高校の取組も伝えることができました。地域と南稜高校が連携して、人吉・球磨地域の農業を発展させていきたいですね!!!。
小動物の授業では、2学期になるとふれあい動物体験が行われ、人吉・球磨地域の小学生や保育園生がたくさん来校されます。現在、その準備の真っ最中ですが、小動物舎周りの木の枝を剪定していると、たくさんのヤギが集まってきました。
ヤギは草を食べますが、木の葉も食べます。これは「エノキ」といい大好物なのです♪
3年生の環境コース林業専攻は小馬床演習林に行きました。刈り払い機で下刈りをした後、熊本県立大学の一柳先生と共に森林の保水力調査の調査を行いました。とはいえ、今年は雨が少なく、例年よりもデータが少ないです。
保水力調査を効率的にするためにカメラ(5分ごと撮影)を設置することにしました。
これにより、大雨の前後の調査の負担を軽減できます。
スギの大木です。どのような結果が出るか楽しみです。
これからも頑張ります!
3年生進路激励会を実施しました。メインは模擬面接です。各クラス代表が個人面接と集団面接を行いました。面接官役はキャリアサポーターのほか、3名の育友会の皆様に協力していただきました。育友会からは激励の言葉と、激励品として一勝地駅の入場券(「地に足をつけて一勝を勝ち取れ」という必勝祈願の切符)をいただきました。まずは、16日から始まる就職試験で一勝を積み重ねてほしいと願っています。
進行は生徒会の2名が行いました。
代表の生徒は緊張しながらもきちんとした受け答えができていました。
集団面接の模擬面接。座る姿勢も大切です。
協力してくださった育友会の皆さん。激励品をいただきました。
動物コースが日々実習をしている神殿原農場では、牛を飼育しています。今年の夏に、たくさんの子牛が生まれました。畜産業をする上では、このように子牛が生まれることが重要になってきます。(畜産の経営として大切なことなのです。)
それにしても赤ちゃんは可愛いですね♪。自然と笑顔がこぼれます。
3年生の林業専攻は、南稜祭で販売するベンチの製作をしています。部材の準備は製材、カンナがけから始めており、部材の墨付けまで終わり、角ノミ盤や丸鋸で『ホゾ』や『ホゾ穴』もできました。ただ、ここからが大切です。
部材には、「前脚右」「後脚左」等、場所がわかるようにテープを貼っておきます。
機械である程度、加工をしましたが、ここからはノミを使って調整をしていきます。
これらのベンチは、南稜祭で販売します。みんな頑張っていますね。
3年生の農業土木専攻は、雨庭の管理をしました。中学生の皆さんは、『雨庭』を知っていますか?。今年も全国各地で水害が発生しました。あまりにも強い雨で、川に流れる水が間に合わず、増水するのです。そういう時のために雨庭は必要です。(調べてみてくださいね♪。)
南稜高校のグラウンドには、雨庭が設置してあります。
二学期が始まり、生徒たちは、早速実習を頑張っています。環境コースの2年生は、授業内で環境整備を行っています。夏休みの間に雑草は繁茂し、苗畑では、クヌギの苗が見えなくなっていました。
夏休みに刈り払い機の資格を取った2年生は上手に、刈り払い機を操作していました。
壁木はトリマーという機械で枝を切っていきます。まだまだ暑い日が続きますが、頑張ってくださいね。
今年の夏は暑いですね。これは生き物も同じです。動物コースで育てている牛舎では、扇風機を回して高温にならないように注意しています。この夏も赤ちゃんが生まれ、牛舎はにぎわっています。
最近生まれた赤ちゃんです。すやすや眠っています。
牛舎の中は、このように扇風機で暑くなりすぎないようにしています。
暑い毎日ですが、みんな元気に過ごしています!。
赤牛の親子です。奥に子牛がいるのわかりますか?仲いいですよね。
熊本農業高校において、OneTeamプログラミング研修会が行われました。中学生の皆さんは、プログラミングをしたことがありますか?農業分野においてもとても重要になってくる分野です。
熊本県内から農業関係高校生の代表が集まりました。
講師の先生は、実際にソフトを開発している研究員の方です。
このようにブロックを指定されたところに当てはめていきます。
今回、温度や湿度を測り、タブレットに情報が送れるプログラミングを学びました。早速、温室で実践ですね!。
南稜高校があるあさぎり町の町木は「ブナ」という木です。白髪岳には、たくさんのブナの巨木がありますが、20年前から枯れ始めているそうです。現在、環境コースで調査中です。
頂上からは、360度パノラマで景色を楽しむことができます。
ところどころ、このようにブナの枯れた木が倒れています。次の世代になるはずの苗木や若木は見当たりません…。このままでは、ブナ林がなくなってしまいます。どうにかしなければなりません。
生活経営科が育てている小動物舎では、イヌやミニチュアホース、ヤギ、ニワトリ、ウサギ、渓流魚など様々な生き物がいます。夏休みの間にヤギの赤ちゃんが生まれました。真っ白でとてもかわいいです。是非、見に来てくださいね♪。
夏休み中、先生方で演習林実習の準備をしていると不思議な木を見つけました。なんと年輪が二つもあるのです。新種でしょうか???
これは、スギなのですが、苗木の時に隣同士だった樹木が重なり合い、いつの間にか一本の木となったのです。自然は不思議ですね!!!。
8月6日(水)~8日(金)にかけて、大分市で行われた九州大会に2名の生徒が熊本県代表として参加しました。
夏休みも地道に努力を積み重ねてきた成果を発揮することができたようです。
結果:意見発表会
分野Ⅱ類 原口さん 最優秀賞
「言うは易く行うは難し~木育の先に見た森林・林業の未来~」
分野Ⅲ類 星原さん 優秀賞
「みんなに届け、ジビエの魅力」
二人ともよく頑張りました。原口さんは次は全国大会です。頑張ってくださいね。
7月30日(水)~8月1日(金)の3日間、1年生4名が、「1UP~3日間の職場体験」に参加しました
この取組は、身近な企業やかっこいい大人から社会で働く面白さを学び、自分のやりたいことや新しい自分を見つけるプログラムです。
人吉球磨の高校生が2つのプロジェクトに分かれチームで地域企業のPR動画を制作したり、企業の課題解決を通して地域の魅力に気づき、「自分が何をしたいのか」「自分がわくわくすることって何なのか」を考える機会を作ります。
下の画像は、成果発表会の準備の様子です
会場@ 人吉市まち・ひと・しごと総合交流館「くまりば」
他校の生徒と協力して頑張りました
運営の一般社団法人フミダス様のアドバイスをもとにブラッシュアップしていきます
スマホを使って動画を制作しています
遊んでいるわけではありません
成果発表会はお世話になった企業様の前で行いました
緊張しながらも、堂々と発表しました
最後に、修了書をいただきました。
お世話になった企業様、一般社団法人フミダス様、貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
7月31日(木)球磨中央高等学校で行われた人吉球磨地区高等学校生徒図書委員研修会に、生徒3名が参加しました。
人吉高校、球磨工業高校、球磨中央高校、南稜高校の4校から、読書大好き図書委員が集結
幹事校の球磨中央高校の図書委員さんの司会で、3つの研修を行いました。
研修Ⅰ 図書委員活動報告
研修Ⅱ 図書委員情報誌『連山』編集会議
研修Ⅲ ビブリオバトル
それぞれの学校や生徒さんが、読書や図書館運営に積極的かつ楽しんで参加していることがよく伝わる研修会でした。
環境コースでは、学校農業クラブ連盟の競技の一つである平板測量競技会の練習をしてきました。ただ、今年の夏は体温を越えるほどの高温となっており、暑さとの戦いでした。
3年生は、進路学習と同時進行で練習を頑張っていました。
この競技は限られた時間内にいかに正確に測量と図面作成、面積計算ができるかを競うものです。
北稜高校であった県大会では、見事、3位入賞を果たしました。
高い集中力で乗り切った素晴らしいチームです
おめでとうございます!
環境コースは、三日間あるチェーンソーの資格取得に挑戦します。なんと南稜高校では、この資格取得の経費を林業奨学会が出してくださるのです。
二日目のチェーンソーの構造について
実際に機械を分解して構造を確認します。メンテナンスの練習にもなります。
三日目の最後は、実技試験があります。実際に樹木を伐採する工程を実演するのです。
みんな真剣に取り組んでいました。冬には、実際に間伐実習が行われます。
南稜高校では、人吉・球磨地域の生活科や総合的な学習の時間の夏季研修会を実施しています。
人吉・球磨地域の小中学校から43名もの先生方が集まりました。最初に、専門科目の学びを伝えるために、8月に意見発表の九州大会に出場する原口さんと星原さんが発表しました。
生活経営科では、花の寄せ植え体験をしました。先生方はとても上手に作っておられました。
その後、植物コース、動物コース、環境コースに分かれて、生徒が先生役をして研修しました。
環境コースでは、木育をした後、製材体験、カンナがけ体験をしました。
中学校時代の担任の先生に出会う場面があり、成長した姿を見せることができたようです。
中学生の皆さん、この写真は何かわかりますか?これは、演習林にある樹木がどの程度、雨水を溜めているかを測る器具です。
今年のテーマは、大径木と小径木でどの程度、樹冠遮断量(樹木がいかに雨水を溜めているか!)が違うかを調べるのです。これは針葉樹(スギ、ヒノキ)といいます。
これは広葉樹(ケヤキ)です。東京大学や熊本県立大学と共同で調査しています。
ただ、今年は、ほとんど雨が降りません。何か環境に変化があるのでしょうか???。