環境コースでは、豊かな森づくりのためにクヌギの苗を育てています。昨年、播種した苗はだいぶ大きくなりました。年明けには、植樹が決まりました。今年もまたドングリを集めて来年の苗づくりの準備をしています。
拾ったドングリから虫の食害を受けているものを選別します。
右が昨年植えた苗、左が今年植えた苗です。すくすく育ってくれることを願っています。
環境コースでは、演習林の丸太を使って木工品を製作、販売しています。丸太は製材機で製材するのですが、その時に端材がでます。現在、この端材を薪として販売できないか考えています。ホームセンターなどに行くと薪の需要があるのがわかります。
今回、南稜祭で販売予定です!!
10月30日(木)、落語家の林家愛染様、桂三語様、桂白鹿様をお招きし、『おもしろ落語鑑賞会』を実施しました。
はじめに、落語の表現の仕方について学びました。 男性・女性・子ども・お年寄りなど、登場人物の演じ分けや、扇子などの小道具を使った表現、うどんをすするしぐさなど、落語ならではの技を知ることができました
また、「想像して聴くことが大切である」ということも学びました
実際に、各クラスから1名ずつ代表生徒が舞台上で「うどんをすするしぐさ」に挑戦しました。落語家の方たちからのサポートを受け、緊張しながらも楽しそうに体験していました
その後、落語を3席鑑賞し、会場は笑いに包まれました
初めて落語を聴く生徒もいましたが、どの生徒も楽しんでいる様子がみられました
林家愛染様、桂三語様、桂白鹿様、楽しい時間をありがとうございました。
10月30日(木)にくまもと新都心プラザで開催された「第72回熊本県高等学校家庭クラブ連盟研究発表大会」に生活経営科2年生2名が家庭クラブの代表として出席しました。
ホームプロジェクト8校、スクールプロジェクト4校の発表があり、生活の改善や家事分担の見直し、防災や食文化の継承、商品開発など多くのことを学ぶことができました
以下は生徒の感想です。
「初めての研究発表大会の参加でしたが、日常の中から疑問に思うことを課題にし、その改善策を皆さん丁寧にまとめられていたのでとても勉強になりました。」
「どの学校の発表も内容が深く、身近なことからの課題で共感しやすかったです。」
「来年は私たちが発表なので、参加でき勉強になりました。これからの発表準備や練習を頑張りたいです。」
詳しい内容は、家庭クラブ通信でお知らせします
環境コースでは、東京大学、先端技術科学センターの飯田先生が授業をされました。令和2年熊本豪雨後、環境コースでは、様々な研究活動をしていますが、今回のテーマは「より正確な気象データ」です。
飯田先生が人吉・球磨地域の地形について教えてくれました。
今回設置する雨量計の説明です。
どのように雨量を測定するのか教えていただきました。
昔に比べたら、天気予報の精度は上がってきていますが、ゲリラ豪雨などの短時間の予報をするためには、もっと細かい気象データが求められるようです。今後、調査をしていきます。
南稜高校には、小動物舎があり、イヌ、ヤギ、ウサギ、ニワトリ、ミニチュアホース、渓流魚など様々な生き物がいます。2学期になってから、人吉・球磨地域の小学校生や保育園児が動物ふれあい活動で来校されます。
最初に班分けをして動物クイズをします。子供たちは一生懸命答えてくれます。
その後は、班ごとに様々な生き物とふれあいます。今年、南稜高校では、このイベントを20回以上実施しています。このような体験で、子どもたちは成長しますが、受け入れをする本校生徒たちにとっても大きな成長の場となります。
人吉・球磨地域のほとんどの小学生が南稜高校の動物とふれあっています。素晴らしい取り組みですね。
環境コースは、あさぎり町深田校区公民館、せきれい館で人吉・球磨地域の幼稚園・こども園の親子連れ対象に木育体験を行いました。
今回は、ヒノキチップを使ったランプシェードです。熊本ものづくり塾のみなさんの協力で、材料準備ができました。
子どもたちは、一生懸命、作っていました。生徒たちは、「うまいですよ!」と優しく声掛けをしていました。子供たちに木の温もりを伝えることができました。
今年も「わたしと農業」をお題とした「九州農高川柳コンテスト」に多数の作品を応募しました。
九州各県から総計8,611句(45校)の応募があったそうです
結果は、、、
優秀賞
あのヒナがあっという間に朝を告げ
1年総合農業科 那須さん
賞状、盾、副賞(図書カード)をいただきました
佳作
草むしり終わりが見えず芽が笑う
1年食品科学科 岡村さん
日々、農業活動を頑張る高校生の感性がよく表れた作品ですね
これからも、感性や表現力を高める授業の充実を目指します
今日は、地域みらい留学の研修会で、南稜高校の山本さんが話をする機会がありました。
全国の中学生の皆さん、南稜高校生徒会長の話を聞いていただけましたか?中学校で親元を離れるのって大きな決断ですよね。たくさんの高校から一つだけ選ぶのは大変だと思います。でも、どの選択も正解だと思います。
今日も、牛たちは、モリモリと食べています。
子牛たちもすくすく大きくなっています。
南稜高校に興味を持った皆さんは、いつでも連絡をくださいね♪
10月21~23日、学校農業クラブ全国大会令和7年度西関東大会が行われ、東京都、神奈川県、山梨県で行われました。
南稜高校からは、意見発表会と農業鑑定競技に参加しました。
神奈川県立相原高等学校で行われた意見発表の様子です。年次大会、九州大会と勝ち進み、全国の舞台で自分の思いを堂々と伝えることができました。
山梨県立農林高等学校で行われた農業鑑定競技会です。緊張しながらみんな頑張っていました。(写真中央には、富士山が見えます♪)
山梨県立県民文化ホールで行われた大会式典です。全国から集まってきた農業高校の仲間と会うことができました。
東京都、神奈川県、山梨県の農業クラブ員の皆さん、ありがとうございました!!!
【大会結果】
意見発表会 分野Ⅱ類(環境創造) 原口さん 優秀賞
農業鑑定競技会 森林の部 伊東さん 優秀賞
杉本さん 優秀賞
食品の部 桒澤さん 優秀賞
総合農業科環境コースでは、この時期に来年の準備を始めます。それはドングリを集まることです。
これはクヌギのドングリです。これを来年の春に植え付けると芽が出ます!
これは、植物コースの収穫後の稲わらです。
稲わらをクヌギ苗畑のマルチにしています。有効活動でSDGsな取り組みです♪。
総合農業科では、植物コースで鉢物の草花を栽培し、環境コースでは、その鉢物を入れるプランターを作っています。
シクラメンが夏の暑さにも負けず、どうにかここまで大きくなりました。
右側が、これまで販売していた六角プランターです。そして、左側は、大型プランターではありません。新たに考えている商品です。それは「ペット用のベッド!!!」です。ウェルビーングを追究する南稜高校!ペットが喜ぶ商品を開発します!!!
3年スポーツコースはゴルフ練習場にて実習を行いました。
ナイスショットも連発です。
それぞれに工夫しながら頑張っていました。上手くいってもいかなくても、思いきりスイングできて楽しかったようです!
ご協力いただいた新宮寺ゴルフ練習場様、ありがとうございました。
南稜高校のあるあさぎり町で『九州シン農泊合宿交流会』が行われました。これは九州各地で「農家民泊を通した地域活性化」を進めている自治体などが集まって交流する会で九州各県はもちろん、遠くは台湾から集まっていました。そのような研修会で南稜高校の意見発表とプロジェクト発表を披露させていただきました。
総合農業科3年生、原口さんの意見発表、会場からは歓声が上がっていました。原口さんは21日から農業クラブ連盟の全国大会に出場します。
食品科学科のプロジェクト発表、熊本豪雨災害後、始めた非常食の取り組みに会場は、興味津々でした。
みんなで地方を盛り上げたいですね♪。
南稜高校には、寮があり、遠方から通っている生徒は寮生活(長期寮)をしています。そのような中、南稜高校の1年生(全ての生徒)が8人~12人ずつ3泊4日の寮生活を行う、短期寮があります。
学校の授業が終わった後、農場で実習を行ないます。その後、夕食です。
当然、食べた後は、自分たちで片づけを行います。
研修も行います。一日目は、自分たちで寮生活の目標を立てます。「仲間と仲良くする」「5分前行動を心掛ける」など様々な意見が出ました。
集団生活で大切なことは何かなどをしっかりと考え、一日を振り返って日誌をまとめます。
翌朝、炊事当番の生徒は、短期寮生の朝食の配膳と弁当の準備をします。
高校生でこのような経験をする人は少ないのではないでしょうか。
朝食もみんなで食べます。
部屋の片づけをしてから、登校です。
この3泊4日の研修で、生徒たちは大きく成長します。素晴らしい研修ですね♪
10月10日(金)に本校三福田で実施しました。抜穂祭は、農耕神事の一つで、御田植祭で植えられた神田の稲を刈り取る神事です。抜穂とは、大昔まだ鋭利な鎌がない時代に稲穂を一本ずつ抜き取っていた名残りと思われます。生徒を代表して学校農業クラブ役員、学校家庭クラブ役員、生徒会役員が、また、育友会、学校職員も共に汗流し取り組みました。
収穫したもち米(クレナイモチ)は竿干しと脱穀、籾摺りを行い、南稜祭で販売を予定しています。お楽しみに!!
総合農業科1年生の農業と環境の実習では、ネギを栽培してきました。暑い中での除草などは大変だったようですが、初めての収穫に喜んでいました。来年から動物コースや環境コースに行く生徒にとっては、貴重な実習となります。
ゴルフやってます!
前回はグラウンドに5ホールほどオリジナルミニコースを作成し、ラウンドをしました。
ラウンド時のマナーやルールを頭に入れながらコースをまわりました。
上手くいっても、いかなくても楽しそうな声が響いていました。
2年生の「球磨農林学」の授業で、熊本県農業研究センターアグリシステム総合研究所の田嶋様より、人吉・球磨地域の農業についてや、熊本県内では農業についてどのような研究をしているかなどについて講話していただきました。人吉・球磨地域は豊かな土地があり、様々な農畜産物があります。将来、若い生徒たちが農業で規模拡大できると大きな収入を生み出すことができるという夢のある話でした。
講師の田嶋様
生徒達は、メモを取って一生懸命聞いていました。
環境コースの測量の授業では、平板測量競技の実技試験が行われました。地上につくられた五角形の測点を班員で協力して測量し、図面にするのです。どの班も緊張しながらも協力して測量していました。なんと、誤差が0の班があったそうです。
専門教科は、知識と技術の両方が求められるのですね。