南稜高校は、期末考査も終わり、一気に冬の装いになってきました。(今朝の気温は-2度)ただ、今年の秋はかなり暑く(観測史上1位の暑さ!)、農産物の管理は大変だったようです。
モミジはまだ紅葉が見られます。
シイタケは、菌の周りが遅かったようで、例年よりも収穫量が落ちています。
全国でも、農産品の生産量が下がっているために価格が上がっているというニュースが見られます。これも地球環境問題ですね。
総合農業科の環境コースでは、放置竹林や林地残材の有効活用としてバイオ炭について学んでいます。先日、地域おこし協力隊と一緒に作ったバイオ炭を集めてみました。中学生の皆さん、バイオ炭はなぜ環境によいと言われているかわかりますか?(調べてみましょう!)一緒に南稜高校で研修してみましょう♪
2Fは家庭総合の授業で調理実習を行いました
今回のテーマは「中華」
炒飯・黄花湯・水餃子の3品を調理しました
きちんと調理手順を読み、正確に計量する姿は、さすが食品科学科
普段、学科の製造実習で身に付けてきた習慣ですよね
水餃子は、包む皮も強力粉と薄力粉をこねて作っていきます
しっかりこねて寝かせたおかげで、上手な水餃子ができていましたよ
水餃子は大皿で取り分け中華スタイルに
みんなでおいしく食べることができました
前日の準備から、調理実習、放課後の片づけまで、しっかり頑張ってくれました
調理実習、お疲れ様でした
南稜高校には、地元、人吉・球磨地域について考える『球磨農林学』という授業があります。この日は、総合農業科2年生を対象にあさぎり町の地域おこし協力隊や多良木町放置竹林協議会が講師として授業をしていただきました。テーマは、「環境保全を通した地域活性化」です。
最初は、地域おこし協力隊の活動について話していただきました。他県から移住し、3年間限定であさぎり町を盛り上げる取り組みをし、そのまま起業されるそうです。
放置竹林協議会からは、放置竹林の課題について、話していただき、どのように活用できるかを教えていただきました。
その後、環境コースの生徒たちは、実際に放置竹林の竹をバイオ炭(中学生の皆さん、調べてみましょう!)する実習を行ないました。
これはあさぎり町からお借りした無煙炭化器です。これによりバイオ炭を作ることができます。
たくさんのバイオ炭を作ることができました。これを使って、様々な野菜を栽培する予定です!厄介だった放置竹林が有効活用される。まさに「竹害を竹財へ」ですね!!!。
本日の実習では、結球の始まったハクサイの収穫をおこないました5キロを超えるハクサイに皆、驚いていました