南稜高校には、地元、人吉・球磨地域について考える『球磨農林学』という授業があります。この日は、総合農業科2年生を対象にあさぎり町の地域おこし協力隊や多良木町放置竹林協議会が講師として授業をしていただきました。テーマは、「環境保全を通した地域活性化」です。
最初は、地域おこし協力隊の活動について話していただきました。他県から移住し、3年間限定であさぎり町を盛り上げる取り組みをし、そのまま起業されるそうです。
放置竹林協議会からは、放置竹林の課題について、話していただき、どのように活用できるかを教えていただきました。
その後、環境コースの生徒たちは、実際に放置竹林の竹をバイオ炭(中学生の皆さん、調べてみましょう!)する実習を行ないました。
これはあさぎり町からお借りした無煙炭化器です。これによりバイオ炭を作ることができます。
たくさんのバイオ炭を作ることができました。これを使って、様々な野菜を栽培する予定です!厄介だった放置竹林が有効活用される。まさに「竹害を竹財へ」ですね!!!。