15日(火)人吉市のバス停と本校正門の2箇所にて育友会の挨拶運動を行いました。
朝早い時間帯に井手永育友会会長をはじめ大変お世話になりました。
2月15日(火)本校の苗畑で育成してきたクヌギ苗の堀り起こしを行いました。 掘り起こしたクヌギの苗は、19日(土)に水上村の大石酒造が所有する森林に植栽します
クヌギは地中深くに根を張り巡らす性質をもつことから、土砂災害防止に効果がある樹種として注目されており、本校でも苗生産に取り組んできました。 これまで、地元保育園や幼稚園、NPO法人エコシティー研究会どんぐりの木と共同でクヌギを種子(どんぐり)から育てて、現在では500本を超える苗ができています 。 昨年4月に芽を出した苗も1年足らずで胸の高さにまで成長しました。
森林に植栽された後も、すくすくと成長し、「美しい水を供給してくれる森」、「災害から暮らしを守ってくれる森」が育まれることを願い、あさぎり町の岡留熊野座神社で祈願を行いました。
生徒達も自分が1年かけて育ててきたクヌギの苗が、いよいよ生かされることに喜びを感じていました。19日には祈祷いただいた苗を森林に植え付け、地域の皆様と南稜生の連携による「森づくり」の第一歩を踏み出します。
南稜高校で栽培したブドウを原料にして作ったレーズンの活用を検討してもらうため、あさぎり町農林振興課、商工観光課、ふるさと振興社を訪問しました。あさぎり町商工観光課では、6次産業実践のため貸与頂いている食品乾燥機の御礼を述べました。レーズンが地域の新たな商品開発につながるような連携をしていきたいとの言葉を頂きました。
本校レーズンでカップケーキを作ってもらった「パン工房 麦の音」では新たな商品開発も約束してもらいました。
営業活動実践と言うことで、自分たちで訪問の趣旨やレーズンについて説明しました。はじめは緊張しましたが、慣れてくると堂々とした営業活動となりました。名刺を渡されることもあり、今後は名刺持参で活動に取り組みます。
高校生が学校の枠を超え、地域の課題について考える「全国グローカルリーダーズサミット」が2月10日(木)~2月12日(土)までの3日間開催されています。2日目となった本日、全国の高校生がオンラインで繋がり、研究発表や意見交換を行いました。
本校は、地域資源である森林の利用と保全に着目し、県南豪雨災害後に大量に発生した廃棄土砂を有効活用したクヌギ苗の生産と森林への植栽により、災害に強い森林づくりに取り組んだことや、木材を活用した木育活動で被災者の心の復興に取り組んだ内容を発表しました。意見交換会では、全国の高校生の研究に対する主体性や協動性の深まりが伝わってきて、自分たちが取り組む研究の課題も見えました。今後の活動の展望を膨らませる良い機会となりました。
2月5日(土)、MY PROJECT AWARD 2021(マイプロジェクトアワード 2021)がオンラインで開催されました。マイプロジェクトアワードは、多様な参加者(高校生・サポーターなど)が集まる中で、社会を創造する「新しい学びの当たり前」を共につくっていく場として企画されたもので、本校の参加は2年目となります熊本県内の各高校が日頃の学びで深めた課題研究やプロジェクトを発表すると共に、他校とオンラインでの交流をとおして、今後の学習活動に生かす機会でもあります。
本校は、木育活動から被災地復興に取り組んだ「“もっと木育”『がんばろう!人吉・球磨』」と野生鳥獣被害対策の実践によりSDGsの達成に取り組んだ「挑戦!SDGs Action」、田んぼダムの普及による治水の取り組み「球磨モンの水土林Project☆」の3課題を発表。
他校生や大学生、企業経営者等から幅広くアドバイスをいただくことができました。参加した生徒も、他校の日頃の学習内容や研究について知る機会となり、新たな課題発見や課題解決に向けたヒントを得ることができました。