総合選択「小動物」の授業では普通科と食品科学科の3年生が小動物について学んでいます。
ニワトリの部屋を掃除していたところ小さい蛇を発見。
「先生、頭が三角だからマムシですよ」「アオダイショウは擬態でマムシに似せるらしいですよ」「赤いけんマムシ」「守り神を排除したら小動物舎は呪われますよ」など、様々な意見が飛び交いました。
確かに、マムシの子、見たことないです。グーグルレンズ(スマホ)を使って調べてみましたが、よくわかりませんでした。
そんなときは南稜高校の伝説の教師に相談。「こりゃ、あかへびたい。毒はなか~。その辺にうっちょけ~」とのこと。
文明の利器が発展しても経験から得る知識や知恵にはかなわない。そんなことを感じました。
小動物部門は夏休みも大忙し。それは9月から始まる小学生によるふれあい動物の日程を決めなければならないからです。9月9日現在、9~11月において20校の小学校からふれあい動物の依頼があっています。
小動物の授業は総合農業科や総合選択の中で実施されますが、最も小動物とかかわりが強いのは生活経営科。その2年生は授業で保育を学んでいることからも、とても上手に活動を促してくれる。はずです。
ふれあい動物について小学生の目的を想像し、私たち高校生の目的を作りました。その目的に従って計画、準備を行っています。そう。農業の学習はなんでもプロジェクト学習で、PDCAを回すのです。
まずはどうしたら楽しんでもらえるか、安全安心に取り組むためにはどうすればいいのかなど目的から方法を考えました。
「調べ学習をしたい」場所を図書室に移しました。
タブレットを使って調べるています。
「時間がない」と早速、絵を描きだしました。クイズ?紙芝居?高校生の想像力は無限大。見ている教員も面白いと感じました。
「小学生4人から80人って全然違う」と早速、行き詰ったようです。今回は計画から運営まですべて高校生に任せてみようと思います。
小学生に楽しんでもらうなどの目的を果たしながら、高校生も学習を積みます。準備から取り組むことでより多くの学びにつながると思います。小学生の皆さん、楽しみにしておいてください。至らないところは改善します。どんどんご意見ください。よろしくお願いします。
2年生9月26日から地域企業でインターンシップに取り組みます。受け入れ企業のみなさん、お世話になります。
現在は事業所と生徒の間で詳細な打ち合わせをするために事前訪問を行うのですが、そのために電話でアポイントメントをとっている最中です。
高校生以下のみなさん、家の電話に電話したことありますか?生徒にとってはスマートフォンで個人に連絡することしかない者ばかり。電話して担当者に取り次いでもらうことも初めてのようです。
緊張した様子で何度も練習して、電話をしていました。自分のスマートフォンなのに、電話番号の入力にてこずるぐらい、電話番号を使って電話する機会は少ないそうです。
今回は担当の方がいらっしゃらなかったため、来週の月曜日にかけなおすことになりました。
生徒たちは様々な経験を積みながら成長していくと感じました。受け入れ事業所の皆さん、よろしくお願いします。
9月15日に開催される「JAくまの青壮年部大会」にお誘いいただきました。青壮年部大会とは地域の若い農家さんが自分の主張をしたり、1分間動画を発表する大会です。本校、総合農業科の生徒は学校から出て、勉強しに行きます。
高校生もプレゼンテーション、意見発表、動画など様々な形で情報発信することに取り組むことにより、アウトプットを行います。インプットとアウトプット、どちらも学びの方法です。今回は動物コースの2年生が発表(アウトプット)をさせていただきます。方法はプレゼンテーションと意見発表。実はプレゼンテーション、初めてです。あまり時間はありませんが猛練習が始まりました。
「何のために」学ぶ?取り組む?農業の学習であればウシを育てるため?野菜を育てるため?木を育てるため?洪水を防ぐため?おいしいものを育てるため?とそれぞれに目標があるので、何のためにやっているのかがわかりやすいから楽しいのかもしれません。今回は発表会。これまで取り組んできた研究をまとめて、代表者として発表します。「ちゃんと発表しなきゃ」今回はこれが目標のようです。がんばれー。
新学期が始まりました。まだまだ暑い、2学期最初の授業ですが、1年総合農業科は元気いっぱいです。火曜日は4時間連続の実習。そんなことも関係ないと、積極的に実習を行う姿が見られました。
小動物舎には使っていない池があります。「ここで何を飼育しようか・・・」蛍?魚?亀?なんやかんや言いながら、まずは掃除です。生き物を飼育する中で学ぶこと、準備から学ぶこと、初めから終わりまで取り組むことで多くのことが学べると思っています。