南稜高校があるあさぎり町の町木は「ブナ」という木です。白髪岳には、たくさんのブナの巨木がありますが、20年前から枯れ始めているそうです。現在、環境コースで調査中です。
頂上からは、360度パノラマで景色を楽しむことができます。
ところどころ、このようにブナの枯れた木が倒れています。次の世代になるはずの苗木や若木は見当たりません…。このままでは、ブナ林がなくなってしまいます。どうにかしなければなりません。
生活経営科が育てている小動物舎では、イヌやミニチュアホース、ヤギ、ニワトリ、ウサギ、渓流魚など様々な生き物がいます。夏休みの間にヤギの赤ちゃんが生まれました。真っ白でとてもかわいいです。是非、見に来てくださいね♪。
夏休み中、先生方で演習林実習の準備をしていると不思議な木を見つけました。なんと年輪が二つもあるのです。新種でしょうか???
これは、スギなのですが、苗木の時に隣同士だった樹木が重なり合い、いつの間にか一本の木となったのです。自然は不思議ですね!!!。
8月6日(水)~8日(金)にかけて、大分市で行われた九州大会に2名の生徒が熊本県代表として参加しました。
夏休みも地道に努力を積み重ねてきた成果を発揮することができたようです。
結果:意見発表会
分野Ⅱ類 原口さん 最優秀賞
「言うは易く行うは難し~木育の先に見た森林・林業の未来~」
分野Ⅲ類 星原さん 優秀賞
「みんなに届け、ジビエの魅力」
二人ともよく頑張りました。原口さんは次は全国大会です。頑張ってくださいね。
7月30日(水)~8月1日(金)の3日間、1年生4名が、「1UP~3日間の職場体験」に参加しました
この取組は、身近な企業やかっこいい大人から社会で働く面白さを学び、自分のやりたいことや新しい自分を見つけるプログラムです。
人吉球磨の高校生が2つのプロジェクトに分かれチームで地域企業のPR動画を制作したり、企業の課題解決を通して地域の魅力に気づき、「自分が何をしたいのか」「自分がわくわくすることって何なのか」を考える機会を作ります。
下の画像は、成果発表会の準備の様子です
会場@ 人吉市まち・ひと・しごと総合交流館「くまりば」
他校の生徒と協力して頑張りました
運営の一般社団法人フミダス様のアドバイスをもとにブラッシュアップしていきます
スマホを使って動画を制作しています
遊んでいるわけではありません
成果発表会はお世話になった企業様の前で行いました
緊張しながらも、堂々と発表しました
最後に、修了書をいただきました。
お世話になった企業様、一般社団法人フミダス様、貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
7月31日(木)球磨中央高等学校で行われた人吉球磨地区高等学校生徒図書委員研修会に、生徒3名が参加しました。
人吉高校、球磨工業高校、球磨中央高校、南稜高校の4校から、読書大好き図書委員が集結
幹事校の球磨中央高校の図書委員さんの司会で、3つの研修を行いました。
研修Ⅰ 図書委員活動報告
研修Ⅱ 図書委員情報誌『連山』編集会議
研修Ⅲ ビブリオバトル
それぞれの学校や生徒さんが、読書や図書館運営に積極的かつ楽しんで参加していることがよく伝わる研修会でした。
環境コースでは、学校農業クラブ連盟の競技の一つである平板測量競技会の練習をしてきました。ただ、今年の夏は体温を越えるほどの高温となっており、暑さとの戦いでした。
3年生は、進路学習と同時進行で練習を頑張っていました。
この競技は限られた時間内にいかに正確に測量と図面作成、面積計算ができるかを競うものです。
北稜高校であった県大会では、見事、3位入賞を果たしました。
高い集中力で乗り切った素晴らしいチームです
おめでとうございます!
環境コースは、三日間あるチェーンソーの資格取得に挑戦します。なんと南稜高校では、この資格取得の経費を林業奨学会が出してくださるのです。
二日目のチェーンソーの構造について
実際に機械を分解して構造を確認します。メンテナンスの練習にもなります。
三日目の最後は、実技試験があります。実際に樹木を伐採する工程を実演するのです。
みんな真剣に取り組んでいました。冬には、実際に間伐実習が行われます。
南稜高校では、人吉・球磨地域の生活科や総合的な学習の時間の夏季研修会を実施しています。
人吉・球磨地域の小中学校から43名もの先生方が集まりました。最初に、専門科目の学びを伝えるために、8月に意見発表の九州大会に出場する原口さんと星原さんが発表しました。
生活経営科では、花の寄せ植え体験をしました。先生方はとても上手に作っておられました。
その後、植物コース、動物コース、環境コースに分かれて、生徒が先生役をして研修しました。
環境コースでは、木育をした後、製材体験、カンナがけ体験をしました。
中学校時代の担任の先生に出会う場面があり、成長した姿を見せることができたようです。
中学生の皆さん、この写真は何かわかりますか?これは、演習林にある樹木がどの程度、雨水を溜めているかを測る器具です。
今年のテーマは、大径木と小径木でどの程度、樹冠遮断量(樹木がいかに雨水を溜めているか!)が違うかを調べるのです。これは針葉樹(スギ、ヒノキ)といいます。
これは広葉樹(ケヤキ)です。東京大学や熊本県立大学と共同で調査しています。
ただ、今年は、ほとんど雨が降りません。何か環境に変化があるのでしょうか???。