船高日記

2017年10月の記事一覧

【殉難の日/放送委員会】

 10月25日(水)「殉難の日」に際し、放送朝礼が行われました。
 初めに西澤校長先生より、戦時下の有様、本校生徒11名が犠牲になり碑を建てるまでのいきさつなどの紹介があり、平和な世界の中に生きる私たちの責任などを深く見つめさせて下さる講話をいただきました。その後4名の放送委員が永上清さまの手記「あれから20年」を朗読し、全校生徒で起立して黙とうを捧げました。
 御船高校の校舎が、哀悼の念で敬虔な静けさに包まれた朝となりました。
 1年に1度のこの日を今後も大切にしていきたいと思っています。
 
 

【学校行事】保育実習を実施しました

10月25日(水)、3年2・3組の「子どもの発達と保育」選択者が、本校近隣の御船町立若葉保育園に御協力いただき、保育実習を行いました。子どもたちと共に過ごすことにより、乳幼児の発達や発達段階に応じた接し方を学びました。園児のパワーに圧倒されながらも、青空の下、一緒に元気いっぱいに体を動かし、多くの笑顔を見ることができました。

 

【同窓会】殉難の碑に係る慰霊祭

 昭和19年10月25日、学徒動員によって長崎県大村の海軍航空廠で働いておられた本校(旧制御船中学校)の先輩10人が米国軍B29爆撃機の空襲で犠牲となられました。また、学徒動員先の福岡県九州飛行機製作所においても1人の先輩が病死されました。御船高校では、毎年この10月25日に、その先輩方のご冥福をお祈りするとともに、あらためて命の尊さと世界平和を考える機会とするため、全校朝会と慰霊祭を行っています。  慰霊祭には、亡くなった先輩方の同級生である「天神きずなの会」の皆様や学校関係者、100名程度の生徒が参加しました。生徒会長の寺本さんが「今後も先輩方の意志を継ぎ、これから入学してくる後輩たちに継承していきます。」と挨拶。最後は、3年生音楽専攻5名の生徒による合唱「ふるさと」「いのちの歌」で幕を閉じました。

 
 

【学校行事】授業研究週間・研究授業

 10月23日(月)から11月2日(木)まで、御船高校では本年度の第2回授業研究週間としています。10月24日(火)には県立教育センターのスクールサポート事業を活用し、研究授業を行い、指導主事の先生方にも指導助言をいただきました。ICT等も活用し、分かりやすい授業、生徒が積極的に学ぶ授業づくりに努めています。研究授業に限らず、この期間は授業公開を行っていますので、是非ご来校ください。
 
3年生の地理の授業の様子です。ラテンアメリカの多様な自然、人種・民族構成、文化について学んでいます。
 
電子機械科3年生の電子技術の授業です。直流電源回路の全波整流回路、平滑回路について学んでいます。

【部活動】マイコン制御部ロボット班全国大会出場

 10月22日(日)、秋田県で開催された全国高等学校ロボット競技大会に、マイコン制御部ロボット班の生徒12名が出場しました。結果は、一次予選:Aチーム17位、Bチーム20位で2次予選へ、(128チーム中)、二次予選:Aチーム12位、Bチーム23位で、残念ながら決勝トーナメントに進出することはできませんでした。しかし、出場に致るまでの過程や大会をとおして多くのことを学ぶことができたと思います。この経験をぜひ後輩たちにつないでください。