船高日記

【同窓会】殉難の碑に係る慰霊祭

 昭和19年10月25日、学徒動員によって長崎県大村の海軍航空廠で働いておられた本校(旧制御船中学校)の先輩10人が米国軍B29爆撃機の空襲で犠牲となられました。また、学徒動員先の福岡県九州飛行機製作所においても1人の先輩が病死されました。御船高校では、毎年この10月25日に、その先輩方のご冥福をお祈りするとともに、あらためて命の尊さと世界平和を考える機会とするため、全校朝会と慰霊祭を行っています。  慰霊祭には、亡くなった先輩方の同級生である「天神きずなの会」の皆様や学校関係者、100名程度の生徒が参加しました。生徒会長の寺本さんが「今後も先輩方の意志を継ぎ、これから入学してくる後輩たちに継承していきます。」と挨拶。最後は、3年生音楽専攻5名の生徒による合唱「ふるさと」「いのちの歌」で幕を閉じました。