球磨工ブログ

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多良木サイテク祭2017

多良木町町民体育館で多良木サイテク祭2017が開催されました。来場者数は、昨年を超える数となり大変盛り上がりました。本校からは、溶接部ロボット班と電気工作部が参加し、溶接部からは初めてとなるUFOキャッチャーを制作し、子供たちも楽しそうに遊んでいました。他にも、崇城大学や東海大学なども参加しており、子供から大人まで楽しめるイベントとなりました。多良木高校の野球部については、期末考査前にもかかわらず体育館のシート貼りから当日の駐車場整理、片付けまで大変お世話になりました。来年も是非参加したいと思います。





陵和会(同窓会)・現代の名工表彰

平成29年度卓越した技能者(現代の名工)表彰

 平成29年度卓越した技能者(現代の名工)の表彰式が、平成29年11月6日(月)にリーガロイヤルホテル東京で行われました。

 今回表彰されたのは、本校を昭和55年に卒業された機械科(15期生)川嶋博見氏で、川嶋さんは現在、愛知県安城市にあるアイシン・エィ・ダブリュ(株)に勤められています。

 この表彰は、

①きわめてすぐれた技能を有する者

②現に表彰に係る技能を要する職業に従事している者

③技能を通じて労働者の福祉の増進及び産業の発展に寄与した者

④他の技能者の模範と認められる者

が対象になります。

川嶋さんは、第6部門の自動車部品組立工で受賞されました。技能功績の概要としては、

『車両開発用オートマチックトランスミッション製作及び組立工法最終検証に従事し、機械保全や加工技能も極めた試作の第一人者である。後輪駆動ハイブリッドトランスミッション開発では、磁力を利用した「一発ローター挿入冶具」を考案し、当時大きな課題であった組立工法の確立に寄与した。また、社内外の後進指導・技能士の育成等に多数の実績を残し、近年では女性技能者への指導を積極的に行う等、後進の育成にも尽力している』ということが評価されたと伺いました。

本校卒業生の栄えある受賞は、後輩の励みになります。川嶋様、まことにおめでとうございます。
    
     

   

がんばる高校生表彰式

平成29年度熊本県がんばる高校生表彰式
 10月20日(金)13時30分~15時00分にホテル熊本テルサにおいて、「平成29年度熊本県がんばる高校生表彰式」が行われました。
 今回受賞したのは、電気科3年園田万帆さん(人吉一中出身)です。園田さんは、3年連続で熊本県ものづくりコンテストに出場し2年連続「優勝」、九州大会では2年連続「3位」に輝きました。また資格取得では「7種類の国家資格」と「8種類の検定試験」に合格したことが評価されました。
【受賞した園田さんのコメント】
 今回の受賞では、自分が3年間努力してきたことを評価していただき、とても嬉しく思っています。私が受賞できたのは、3年間指導してくださった先生方をはじめ同窓会・育有会の方々など多くの方に支えていただいたお陰と感謝の気持ちでいっぱいです。現在は、11月実施される「施工管理技士」と「工事担任者」の資格取得に向け勉強に励んでいます。
10月に第一志望だった企業の内定をいただき、卒業までの5ヶ月間を悔いのないように頑張ります。
  
    講話をされる蒲島知事                   集合写真

   
                    賞状を持って、記念撮影

全国高等学校ロボット競技大会 準優勝!


 平成27年10月31日(金)~11月1日(日)にかけて三重県で開催された「第23回全国高等学校ロボット競技大会」に参戦してきました。

 溶接部ロボット制作班(14名)と3年生課題研究班(7名)、指導教員(4名)の総勢25名で臨みました。

 大会は全国から各県予選を勝ち上がった128チームで行われました。
 競技はリモコン型と自立型の2機でテニスボールやバレーボールを拾い、スロープ等を乗り越え、台に運ぶ速さと正確さを競いました。
 本校からは2チームが出場し、2年生チームの「柴姫」が8チームで争う決勝に進出しました。
 決勝戦では圧倒的な性能を持つ福岡県代表の大牟田高校に敗れましたが、37秒でゴールし、準優勝という結果となりました。





物品販売による募金活動にご協力いただきまして誠にありがとうございました。
次年度こそは全国制覇できるように頑張ります。

地学基礎3

 地学基礎
 見た目の美しい鉱物標本について。

美しい鉱物標本より
1.方鉛鉱(Calena) 鉛の鉱石。主に六面体の結晶であり、面に平行な劈開(へきかい)をする。
2.黄銅鉱(Chalcopyrite) 銅の鉱石。金に似るが、粉にすると緑黒になる。
方鉛鉱 2黄銅鉱

3.黄鉄鉱(Pyrite) 黄銅鉱より色が白っぽくかたい。成分は鉄と硫黄。
4.赤鉄鉱(Hematito) 鉄の最も重要な鉱石。
黄鉄鉱 4赤鉄鉱

5.水晶(Quartz) 石英が結晶して水晶となる。
6.紫水晶(Amethyst) 微量の鉄イオンを含むため、美しい紫色になる。
水晶 6紫水晶

7.メノウ(Agate) 玉髄(Chaicedony)の中で、縞模様のあるものをメノウという。
8.方解石(Calcite) 透明方解石を通して見ると文字などが複屈折のため二重に見える。
メノウ 8方解石

9.カンラン石(Olivine) 地下深部マントルより生成された鉱物。
10.ホタル石(Fluorite) 緑色・紫色・黄色・無色など様々な色のものがある。八面体の劈開(へきかい)をする。
カンラン石 10ホタル石

11.バナジン鉛鉱(Vanadinite) バナジウムの鉱石。赤色六角板状~柱状の結晶。
12.アラレ石(Aragonite) 方解石と同じ成分の鉱物。六角柱状に見えるが、双晶である。(斜方貫入三連晶)
11バナジン鉛鉱 12アラレ石

13.藍晶石(Kyanite) 低温高圧で生成される白色~青色の鉱物。雲母と同じく薄くはがれる劈開(へきかい)をもつ。
14.鱗雲母(リチア雲母)(Lepidolite) リチウムを多量に含む美しい紅雲母。
13藍晶石 14鱗雲母

15.ラブラドライト(曹灰長石)(Labradorite) 斜長石の一種。斑レイ岩・玄武岩などの造岩鉱物。光の干渉によって、美しい閃光を発するものがある。
15ラブラドライト1  ラブラドライト2

 美しいかな?という鉱物もありますが、実物を見せながら話をすることで興味・関心が高くなればいいなと思っています。

地学基礎2

 地学基礎
 今日は火成岩です。

火成岩標本より
1.黒雲母花崗岩(Biotite granite) 深成岩。完晶質中粒の岩石で、主成分はネズミ色の石英、ピンクの微斜長石、白色の曹灰長石、黒色の黒雲母、角閃石で構成されている。
2.閃緑岩(Diorite) 深成岩。中成長石・微斜長石・角閃石・少量の石英を含む中性の岩石で、角閃石が緑泥石化するため青みを帯び、一般には青御影と呼ばれている。
黒雲母花崗岩 2閃緑岩

3.斑レイ岩(Gabbro) 深成岩。角閃石・斜長石を主成分とする粗い粒の塩基性の岩石で、斜長石の小結晶が多数含まれている。一般には黒御影と呼ばれている。
4.カンラン岩(Dunite) 深成岩。カンラン石ばかりからなるカンラン岩をダナイトという。比重の大変重い岩石。超塩基性岩。
斑レイ岩 4カンラン岩

5.蛇紋岩(Serpentine) 深成岩。主にカンラン岩のような岩石が変質して蛇紋岩になり、カンラン石・透角閃石・滑石などを含む超塩基性岩。
6.花崗斑岩(Granite porphyry) 脈岩。花崗岩と同成分の脈岩で花崗岩の周辺部にできることが多い。花崗岩との相違は、石英が高温石英、長石が斑晶をなすことと、その周囲に石基があることである。
蛇紋岩 6花崗斑岩

7.ヒン岩(Porhyrite) 脈岩。斑状構造を持つ中性岩。斑晶は角閃石で、石基は緻密な灰緑色生地中に微細な斜長石と角閃石でできており、深成岩の閃緑岩と同じ成分からなる。
8.輝緑岩(Diabase) 脈岩。曹灰長石と輝石でできている。脈岩としてもっとも塩基性の高いものである。
ヒン岩 8輝緑岩

9.流紋岩(Rhyolite) 火山岩。花崗岩マグマが噴き出したもので花崗岩に対応する火山岩。
10.浮岩(軽石)(Pumice) 火山岩。酸性マグマが地表に噴出するとき、水蒸気やガスを内部から噴き出して無数の気孔を持った軽石ができる。
流紋岩 10浮岩

11.黒曜岩(Obsidian) 火山岩。酸性マグマが急冷してできた火山ガラスで、割口は貝殻状で、刃物のように鋭いので矢じりのような石器として使用した。
12.石英安山岩(Rhyodacite) 火山岩。高温石英・斜長石・黒雲母を主成分とし、石基はガラス質。流紋岩と安山岩の中間の火山岩。
11黒曜岩 12石英安山岩

13.輝石安山岩(Augite andesite) 火山岩。白い斑点は斜長石(中性長石)、黒点は輝石で板状節理により薄く剥げるため鉄平石と呼ばれ、石材として使用されている。
14.玄武岩(Basalt) 火山岩。斜長石と輝石からなり、斜長石が塩基性の曹灰長石~灰長石の場合、玄武岩になる。
13輝石安山岩 14玄武岩

15.溶岩(Lava) 火山岩。写真の溶岩は玄武岩質溶岩である。このような塩基性溶岩は非常に流れやすくゆるやかな火山ができる。
15溶岩

地学基礎1

 平成26年度から3年生を対象に地学基礎の授業がはじまります。

たい積岩標本より
1.泥岩(Mudstone) 粘土やシルトが固まってできた岩石で化石を多く含み、大部分が新生代に堆積したものである。
2.けつ岩(Shale) 泥岩の剥離性があるものをけつ岩という。中生代以前のものが多く、化石もよく含まれる。
泥岩 2けつ岩

3.粘板岩(Clay slate) けつ岩がさらに薄くはがれるようになったもので、古生代・中生代の地層に多く見られる。
4.砂岩(Sand stone) 砂が固まってできたもの。
粘板岩 4砂岩

5.砂岩(Sand stone) 写真の岩石は8000万年前のアンモナイトの海に堆積した中粒の砂岩。
6.硬砂岩(Graywacke) 3億年~2億年前にかけて堆積したもので、角ばった石英・長石・その他の砂粒からなる。
砂岩 6硬砂岩

7.れき岩(Conglomerate) 円レキが砂泥とともに固まったもの。
8.チャート(Chert) 昔は火打ち石・矢じり・石やりなどに使われていた岩石で、古生代に海底で放散虫が堆積してできた。
れき岩 8チャート

9.緑色凝灰岩(Green tuff) 堆積した後に変質作用を受け、有色鉱物が緑泥石になったために緑色を帯びた。
10.軽石凝灰岩(Pumiceous tuff) グリーンタフの仲間であるが、軽石を主な構成物にしている。大谷石と呼ばれる重要な建築資材である。
緑色凝灰岩 10軽石凝灰岩

11.溶結凝灰岩(Welded tuff) 陸上で火砕流が堆積してできた岩石である。
12.沸石岩(Zeolite) 熱水の作用により、主に凝灰岩などのガラスまたは長石成分が沸石に交代され、沸石岩になる。
11溶結凝灰岩 12沸石岩

13.石灰岩(Lime stone) 写真の岩石は生物の死骸などが海底に堆積してできた生物起源の石灰岩である。
14.珪藻土(Diatom earth) 単細胞の植物である珪藻が淡水の湖に堆積してできた。
13石灰岩 14珪藻土

15.ローム(Loam) 本来、砂と粘土がほどほどに混じり合ったもの。関東ロームが有名であるが、火山灰起源とわかり、日本では火山灰が堆積風化したものをロームと呼ぶようになった。
15ローム

2月のアクセス記録

アクセス数
 合計    5860件
 一日平均   209件
 一日最低    89件 2月23日(日) 
 一日最高   361件 2月 3日(月)
ブログ更新数   47件

アクセス記録

 アクセス数がどんどん減っていますが、情報の伝達はうまくいっていることから、スマートフォンによるアクセスは増加しているものと考えられます。残念なことにスマートフォンのアクセス数はカウントされないため、どの程度アクセス数が伸びているのかは不明です。

4~2月のアクセス
 合計   94010件
 一日平均   281件
 一日最低     0件 1月13日(月) 
 一日最高   871件 1月22日(水)
 ブログ更新数 710件

 アクセス数は、Google Analyticsにより分析しています。トップページを通らず、ブログだけを見る方も多いようですので、訪問数とページビュー数の2つで分析し、集計には実状に近いページビュー数を用いています。トップページのカウンターと異なる数値となりますが、御了承ください。(スマートフォン用ホームページは集計外です。)

転退任者一覧

 新聞への掲載もありましたので、球磨工職員の転退任者一覧を載せておきます。

・佐野 校長
・森  教頭
・山下 教諭(国語)
・安達 教諭(地歴公民)
・梶川 教諭(理科)
・荒木 教諭(英語)
・田中 教諭(家庭)
・森山 養護教諭
・西村 教諭(機械)
・椎葉 実習助手(機械)
・豊岡 教諭(電気)
・角田 教諭(建築)
・梅田 実習助手(建築)
・馬場 講師(建築)
・岡本 事務主査

 今年度も多くの先生が御退職・御異動されます。  
 転退任式は28日(金)10:05~10:55です。

教科書販売(お知らせ)

 3月7日(金)に教科書販売についてのお知らせのプリントを配付しましたが、保護者の皆様のお手元に届いているでしょうか?

教科書販売について

1 期日 平成26年3月19日(水)
2 時間 クラスマッチ終了後、新3年生・新2年生の順で販売
3 場所 体育館
4 代金
(1)新2年生
  ア 機械科 10,665円+870円
  イ 電気科 8,345円+870円
  ウ 建築科建築コース 5,090円+870円
  エ 建築科伝統建築コース 9,815円+870円
  オ 建設工学科 12,510円+870円
(2)新3年生
  ア 機械科 3,750円
  イ 電気科 5,590円
  ウ 建築科 7,510円
  エ 建設工学科 4,765円

 お釣りが出ないように購入代金の準備をお願いします。
 販売前にクラスマッチがありますので、お金は封筒に入れて、朝のSHRのときに担任の先生に貴重品と共にあずけてください。