学校生活 南稜NOW

学校生活 南稜NOW

【2年生・書道Ⅱ】篆書体を用いたコースター制作

2年生、総合選択Aの「書道Ⅱ」の授業では、篆書体(てんしょたい)の学習中です。

篆書体とは、最も古い書体です。

篆書体は、文字ができた当初の形を残す「甲骨文(こうこつぶん)」や「金文(きんぶん)」、印鑑などに使われる「小篆(しょうてん)」「印篆(いんてん)」と書体も幅広く、その課程を授業で学習してきました。

 

今回は、篆書体の最後の仕上げとして、字典で文字のくずしを調べ、オリジナルコースターを制作しました。

 

「龍」「美」「希」「縁」「華」「剛健」などが、書かれています。

コースターの紙には、色紙、本校の卒業証書にも使用されている和紙の2種類に書き込みました。

普段の書道半紙と違う、書き心地を楽しんでいました。

 

 

最後はラミネート加工をし、周りを切って仕上げました。

自分用と普段お世話になっている方へのプレゼント用も制作しました。

 

 

 

 

✏硬筆・毛筆書写技能検定✏

11月14日(土)に本校において、第2回硬筆・毛筆書写技能検定を実施しました。

硬筆に1名、毛筆に3名の受検でした。

 

次回が今年度最後の検定になります。時期は1月末を予定しています。

今回の結果は約一ヶ月後に発表です…

柔道部「投げの形」発表会

11月21日(土)、柔道場で「投げの形」発表会を行いました。発表生徒は、3L立山泰聖・3L免田壮礼・2L黒木健杜・1F平野諒です。司会進行は、2L酒井菜帆が行いました。多くの保護者の方々に見ていただいて、大変緊張感のある、静寂とした雰囲気の中で発表会を進行することができました。

また、森山大介校長先生には、休日にもかかわらず柔道場に足を運んでいただき、参観及び講評をしていただきました。ありがとうございました。

会議・研修 環境コース 国家資格に挑戦!

11/22(日)3年環境コース15名の生徒が国家資格「測量士補」に挑戦しました。

 

会場は、国立鹿児島大学で敷地や施設の大きさに驚きながらも試験に臨みました。

 

結果は1/18(月)に発表されます!

続報をお楽しみに!

会議・研修 【総合農業科・環境コース】木育実践発表!

本日、熊本大学において

「第5回  もっと木育!〜くまもと木育のつどい〜」

が開催されています!

総合農業科環境コースより、

3年 黒肥地、吉永、森岡、山口

1年 星原、松崎、松村

の7名が参加しています。

 

感染症対策万全の会場!

実践発表、頑張って来ます!!

晴れ 【総合農業科・環境コース】人吉東小学校ほこすぎフェスタ参加!

晴天に恵まれた本日、

人吉東小学校「ほこすぎフェスタ」

子供たちの元気な声と共に、活気溢れる時間となりました!

総合農業科環境コースから

2年生 木村、久保山

1年生 高田、中村孔、中村元、平田、松崎

計7名が参加。

総合農業科の生徒たちが育てたシクラメンや古代米、トマト、ダイコン、白菜、椎茸などの販売に加え、

ヒノキとクスノキの鉋屑を使った木育ワークショップを実施!

農産物は完売!

ワークショップにも150名を超える参加があり、大変充実した時間でした。

「僕、大きくなったら南稜高校に行くね!」

嬉しい声も聞かれた時間になりました興奮・ヤッター!

 

関係者の皆様、ありがとうございました!

フラワーアレンジメント講習会

11月20日(金)フラワーアレンジメント講習会を開催しました。総合農業科植物コース2年生が参加しまし、切り花の取り扱い方やアレンジメントの基本的な知識と技術を身につけました。

科学と人間生活 光合成色素抽出実験

1年総合農業科と1年生活経営科の科学と人間生活の授業では、紅葉のしくみを学習しています。

今年は学校の紅葉の色づきが早く、燃えるような赤や黄色になっています。

緑葉・紅葉に含まれる光合成色素を分離する実験を行いました。

  葉っぱを細かく刻み      抽出液を入れて擦る         抽出液に色がつきます

 抽出液をろ紙にしみこませ    スポットが大きくならないように注意しながら作業を進めました

 しっかり乾燥させ                       展開液に入れます

 観察しています         熱心に見ています        いろいろな色素が観察できました

光合成を葉っぱの色から考察する授業となりました。この後、授業で紅葉の仕組みを学習します。

 

 

会議・研修 【総合農業科・環境コース】「産学懇談会」農業部会代表発表!

令和2年度(2020年度)熊本県産業教育振興会「産学懇談会」

くまもと森都心プラザ・プラザホール

「専門高校生徒の研究・実践発表」

環境コースより、

3年 黒肥地、星原、山口

2年 長岡、溝辺

1年 大川内、中村

代表7名が、環境保全活動を軸とした地域活性化の実践活動を報告しました。

今年度はコロナ渦もあり、オンラインやリモート発表での大会がほとんどの中、

100名近い御来賓の皆様の前で発表する機会を頂くことができ、大変良い経験となりました。

工業や商業、福祉、家庭および農業分野の各分野における代表校の発表にも多くの刺激を受けました。

今後も、この様な素晴らしい舞台に御招待頂けるよう地域と連携した活動を進めて行きます。

和牛の登録審査と見方(令和2年度専門高校プロジェクト学習支援事業)

 総合農業科3年畜産専攻生、2年動物コース生は球磨地域農業協同組合の方々に来校して頂き、「和牛の登録審査と見方」について学習しました。

 まずは全体会。登録審査の歴史など、興味深い話を聞かせて頂きました。登録審査とはウシの体型に点数をつけ、登録することです。ウシは人間と同じように1頭1頭、体型が異なります。「良い体型」を決められており、その体型に近いウシが点数が高い体型となります。

 次にウシの身体測定、牛体測定を行いました。

 ウシの牛体測定は専門の道具「体尺計」「キャリパ」「巻き尺」を使って行います。まずは見本を見せてもらいました。予想はしていましたがそれ以上に上手い。受講した生徒には将来、畜産経営を行う予定の生徒がいれば、動物に興味があって学んでいる生徒もいますので、現段階で経験や知識に差があります。この牛体測定、分かっている人には分かるうまさがありました。動きが機敏だし、声出しが明確だし、測定する部位が明確だし、コンビネーションがあうんの呼吸で行われるし。おそらく、専門の方々の中でも上手いと思います。そのうまさに気付いた生徒もおりました。「この方々が球磨の和牛を支えている」それだけで嬉しくなりました。

「坐骨幅」を計測している様子です。「この辺」ではなく、「ここ」。専門家の方々は骨を触って、みなが同じ場所を測定します。

 次に生徒が測定してみました。ウシの立たせ方、測定場所の違いで測定結果は大きく異なります。生徒諸君、ハッキリ覚えて下さい。

「キャリパはこうやって持ちなさい」専門知識の高い方々なのに、生徒には基礎の基礎から教えて下さりました。

最後は生徒の謝辞で終えました。

時間の都合上、「審査」に関しては説明だけでしたが、とても具体的な説明を聞くことができました。

全体をとおしてとても奥が深く、かつ基礎基本が学べる有意義な学習会でした。そして「贅沢」だと感じました。球磨畜産農業協同組合指導課の方々が5人も来校して頂き、生徒に事細かに教えて下さる。サッカーでたとえると生徒5、6人に対して1人Jリーガーが来て教えて下さるような感じです。

指導課長の大西さんは「人吉球磨地域を支える人材、畜産を支える人材、畜産を理解し、支援してくれる人材に育ってくれればという思いです。また、呼んで下さい。」とおっしゃいました。この地域には農業・畜産の文化があり、その文化は様々な人の想いで支えられていることも学ぶことができました。本当にありがとうございました。

イベント 3年生活経営科 生物活用

3年生活経営科は、生物活用の時間に花壇の寄せ植えを行っていました。

~デザイン室近辺の花壇~

 

花壇の中央には、スイセンが植えてあります。花が咲くとある文字になるように植えてあるそうです。

何の文字が出てくるか楽しみですねキラキラ

 

~昇降口前花壇~

こちらもこだわっています花丸

完成形をお楽しみに喜ぶ・デレ

小動物ふれあい活動 with深田小

 本校の小動物舎にて深田小の皆さんと小動物ふれあい活動を行いました。

本日は休日でしたが沢山の児童さん、深田小の先生方や保護者の方に来ていただきました。

 

①本校の小動物舎ではイヌ、ポニー、ヤギ、ウサギ、ニワトリ、小魚を飼育しています。児童さんは小動物に興味津々です。

 

 

②1時間ほど小動物とふれあった後、とある場所へと移動します。さぁ、どこへ向かうのでしょうか?

 

③到着した場所は本校自慢の馬場!馬術部がすでに練習をしていました。

児童さんを馬場に連れてきた理由とは?

 

④それは乗馬です!今回は馬術部の部員に手伝ってもらい乗馬体験を行いました!

児童さんは乗馬中は緊張しているようでしたが、乗馬後「たのしかった!」という声をたくさん聞けました。良かった良かった。

 

⑤保護者の方に本校馬術部OGの方がいらっしゃいました。流石の乗りこなしです。

 

⑥本校の生徒も乗馬体験しました。余裕のピース v(^^)

 

⑦最後に児童さんと本校の生徒で写真撮影を行いました。

深田小の皆様、本日はありがとうございました。また機会があればよろしくお願いします。

案内役を行ってくれた生活科の生徒もありがとう!

小さな命

11月12日(木)。夕方、生徒から報告がありました。「先生、なんか、いつもと様子が違います。血が混ざっている粘液が出ています」。

運動場にいたウシ(はつほまれ号)の異変、よく気付いてくれました。この褐毛和種は妊娠(黒毛和種の受精卵)しており、11月30日が分娩予定です。直腸検査(肛門に手を入れ、子宮を間接的に触診)をしてみると、すぐそこに子牛らしき物体。

次に、直接、膣(子宮の入り口)に手を入れました。子宮頚管(普段は締まっている)より手前に膜につつまれた顔がありました。ということは「分娩(お産)」が始まっています。

慌てて簡易的な部屋に入れ、胎子が出てくるのを待ちました。

しかし、待っても待っても、生まれてきません。とうとう、翌日の朝となりました。

11月13日(金)獣医さんに来てもらい、診察してもらいました。膣に直接手を入れた獣医さん。「あー分娩、始まっていますね。あら、頭しかない。」胎子(子牛)は出てくるとき、前足から出てきます。だからお母さんの産道に前足と頭が入らないと出てこれないのです。「親牛も疲れて弱っているから、今、産ませなきゃならない」とおっしゃりました。

17日の早産、出血、分娩開始から1日たっても出てこない・・・。これらの条件を考えると「もう、子牛は子宮の中で死んでいるだろう」と皆が思いました。

獣医さんの対処で前足が出てきました。引き出した子牛は・・・。生きていました。少し小さいですが生きています。観察してくれた生徒が見つけてくれなかったら助からなかった命でした。

その日の夜、牛舎の明かりがついていました。

そこには生徒が子牛と一緒に座っていました。小刻みに震える子牛を心配し、ワラやタオルで体を何度も噴き上げていました。

「先生、ミルク、飲みません」子牛は未熟なため、ミルクを飲む力も備わっていない。子牛が生まれた喜びで忘れていましたが、未熟児の命をつなぐためにはこれからの方が大切です。「先生、明日は5時過ぎに来てミルク飲ませていいですか」と言って帰っていきました。

動物の命に向き合う。その姿勢を生徒から教えてもらいました。

南稜高校の野菜たち

南稜祭weekでは、多くのお客様に来場いただき、おかげさまで大盛況となりました。ありがとうございました。野菜の販売は引き続き行いますので、本校にお越しいただければ幸いです。

アールスヴェルダ               バリエーション豊富なトマト(9種類)

王道ハクサイ、キャベツ、ダイコン

哺乳バケツ洗浄

 最近、寒くなってきました。総合農業科で飼育するウシで気を遣うのが「下痢の予防」です。今日は、日ごろ使っている哺乳バケツ(哺乳子牛にミルクを飲ませるバケツ)を洗浄しました。

いつも使っている、いつも洗っている哺乳バケツを分解するとこんな感じです。汚れている・・・。みなさん、ここを通った牛乳、飲めますか?

汚れているのは分かったが、ブラシは届かない。どうやって洗いましょう。みんなで考えた答えは「高圧洗浄機」でした。

こんなんでとれるのかな・・・。

見違えるようにきれいになったの、わかりますか(ビー玉が見える中ですよ)?作戦は成功です。

最後に塩素系の消毒薬を使い、消毒しました。

毎日、洗っているつもりの哺乳バケツは十分にきれいになっていないことがわかりました。普段、やっていることを「これでいいのか?」と時には疑ってみることも大切だと感じました。

総合農業科では「農業を学ぶ」「農業で学ぶ」。意欲を持てる専門教科をとおして、生きていくために必要な資質(考え方や人柄)を育てることも目標としています。

ヒーター設置

 寒くなってきましたね。特に朝・夕の冷え込みはとても厳しくなってきました。ウシの内、成牛(大人)は寒さに強いのですが、子牛は寒さに弱いです。子牛は寒くなると、下痢をしたり、咳したりして発育が遅れます。そうならないように総合農業科の牛舎では、子牛の部屋に保温箱(直接、風を受けないように)とヒーターを設置しました。

 

3年生にもなると、「何のために設置するのか」「事故は起きないのか」など考えながら設置します。子牛はコードを引っ張ります。まずはコードが子牛から引っ張られないように設置しました。

次は高さです。「ヒーターを設置しただけで満足していませんか?」目的は下にいる子牛が快適に生活できること。暖かくないと意味がありません。

子牛より先に中に入って確認していました。ヒーターの下の暖かさも大切ですが、ウシが立った時に背中に当たったり下に敷いたわらがヒーターに当たったりすると火傷や火事の原因になります。低すぎてもいけないのです。

今回はこの高さに決まったようです。

しかし、これでも安心はできません。子牛は大きくなりますし、気温は変化します。大きくなって背中が当たるようならば高くしなければならないし、気温が上がり、子牛がヒーターの下にいないようならば切ってあげなければなりません。すべてはウシが教えてくれます。生徒みんなで観察し、考えながら飼育管理していきます。

南稜祭week最終日

11月13日、今日もたくさんのお客さんにご来校いただきました。5日間、晴天に恵まれ、お陰をもちまして無事に最終日を迎えることができました。ご来校いただきましたお客様には心からお礼申し上げます。生徒たちの自分たちの生産した商品が売れていく様子を見て、自信とやり甲斐を感じたようでした。来年度は、コロナも終息しこれまで通りの南稜祭を行えることを願っております。来年もぜひおこし下さい。ありがとうございました。

キウイフルーツの収穫【総合農業科2年植物コース】

「果樹」の実習でキウイフルーツの収穫を行いました。果樹では、6月下旬のモモの収穫から始まり、7月~10月初旬ブドウ 8月ブルーベリー、10月クリを収穫しました。キウイフルーツは、ブドウと同じで台風に強い、栽培も容易で長期貯蔵ができるといった特性があります。また、美容やアンチエイジング効果があることなどからターゲットを絞った販売で需要の拡大が期待できるのではと新たな栽培品目としても検討しています。

 

南稜祭week 4日目

11月12日、今日もたくさんのお客様にお越しになっていただきました。

南稜祭weekもいよいよ明日までです。是非お越ししください。新鮮な野菜やきれいな花も準備してお待ちしております。