肥育牛を捕まえてブラッシングしたり、身体測定したりすることに意味はあるのでしょうか。これまで毎日、捕まえてブラッシングしたり牛洗をしていました。しかし、コロナへの警戒が強まっていたときは、あまり農場に生徒が集まることが出来ませんでした。
先日、月に1度の身体測定を実施。胸囲を巻き尺で測定しているとき、ある生徒が気付きました。「ウシの反応が変です。尿がくさいです」。よく、観察してみると・・・。尿石症でした。
尿が出る穴全体に白くへばりついているのが尿石です。ひどくなると尿が出なくなり、死んでしまうこともあります。
尿石を治す薬を飲ませました。この薬を飲ませると、尿石が溶けていくそうです。
尿石の原因はいくつか考えられます。飼養管理を見直すと、まずは「水を飲んでいるかどうか」を確認する必要があります。
フロー式のウォーターカップを見ると、ウシの糞が入っていました。これでは水を飲めません。鉱塩も汚れていました。どちらもキレイに掃除します。
だいぶんキレイになりました。
体重測定やブラッシングなど、ウシを近くで見ることはとても大切なことです。ウシから離れた通路からも見えることは見えるのですが、近づいて観察することは今回の病気だけでなく、怪我や皮膚病、体の発育、発情の状況など、多くのことに気付くことが出来ます。「観察」見ることが目的ではなく、気付くことが目的であるということです。
更に、「いつもと違う」と感じたこの生徒はセンスがあります。日頃から動物をよく観察している証拠ですね。
ウォーターカップ(水飲み場)を洗ったとたん。ウシは行列を作りました。水が飲みたかったんですね。飲めなかったんですね。ウシは何も言わないから。人がウシの気持ちを考えながら育てる事が大切だと感じました。
2学期は小馬床演習林での間伐、林木保育シーズンです。
総合農業科・環境コースの2年生は、夏休みに40時間を費やして取得した『チェーンソー取扱技能』や『刈り払い機取扱技能』を生かし、実習に励んでいます!
念願だった、演習林での伐採や枝払いの実習
座学や実習、資格取得で身に付けた力を、更なる実践をとおして、より確かなものにしていきます!!
頑張ろう、環境コース
本日は肥育牛のサシの入りを熊本県経済連やJAくま、地域農家の方々に確認して頂きました。本校(本県)としては3度目の和牛甲子園を1月に控えています。
サシ(交雑脂肪)の入りは肉質の善し悪しに影響します。1~12まであるBMSという数字で評価され、その評価によって肉質等級5になったり、4になったりします。
過去2年、3頭の肥育牛を和牛甲子園に出品しました。結果は3頭ともA5。しかしBMSは2年前9、10。昨年は11。そして今年。全国の農業高校が出品する枝肉の中で日本一の枝肉を作るためにはBMS12が必須。さてさて、今年の肥育牛はどんな感じでしょうか。
超音波が出るプルーブを当てる場所やモニターの見方を詳しく教えてもらいました。写真はプルーブを当てさせてもらっているところです。
1年次から3年間、取り組んできた生徒は、枝肉の見方を説明してくれました。説明とても上手です。「この筋肉が大きくなるかどうかが大事ったい」「だけん粗飼料ば食わせなんとたい」「ビタミン切るとサシが入るとたい」「肉質の善し悪しで売れる価格が全然違うけんね。せっかく育てるなら最高級やろ」説明する生徒が牛の魅力を含めて説明している姿は輝いていました。
結果は今のところ「A-5(BMS8以上)は間違いありません」とのこと。農家さんや専門家の方々からは飼養管理についても教わりました。とてもマニアックな内容で、今後のプロジェクト学習のテーマになりそうなものでした。
昨年度、出荷2週間前に亡くなってしまった「なおみ号」が教えてくれたこと、それは勝ち負けとかだけじゃなくて、BMS12とかだけじゃなくて、生き物を育てるということはその牛の能力を引き出すということ。これからも牛の気持ちを考え、ストレスを取り除きながら飼養管理を続けます。
今年も!日本で唯一"幸福"と名の付く現行の駅「おかどめ幸福駅」に、専攻生徒が育てたフウセンカズラのオブジェを設置しました。
4年前から続く取り組みですが、設置した当日にも「今年も楽しみにしていました」とのお声掛けを頂き、大変嬉しく思います。
生徒たちは1cmにも満たない大きさの種から芽を出し、少しずつ成長するフウセンカズラをずっと見守ってきました。
今年は気象の関係もあり成長が遅く、追肥・かん水等に根気強く取り組みながら、漸く設置まで辿り着くことが出来ました。
12月までは、幸福駅でオブジェの姿を楽しんで頂けるかと思います
幸福の名にちなんだ、可愛らしいマークの模様を持つフウセンカズラ。
是非、足をお運び頂き、楽しんで頂けると幸いです
本日より4日間の日程で2学期中間考査がスタートしました。
体育大会も終了し、学習シーズン到来のなか初日の第1時限から生徒のみなさんは一生懸命考査問題に取り組んでいます。
日頃の学習の成果を十分に発揮すべく今日に向けてしっかり準備をして取り組んでいることでしょう。
連日日中は30度を超える暑さのなか、朝晩との寒暖差に体調を崩してしまいがちですが、最終日まできちんと体調を整えながら考査を受けてもらいたいと思います。
みなさんの日頃の頑張りが良い結果に結びつくことを期待しています!
人吉クラフトパークで「第47回熊本県書道連盟展(人吉会場展)」が開催されました。本校で書道を教えていただいている汀玉先生の作品も展示されていました。どの作品も素敵で素晴らしいものばかりでした。
汀玉先生の作品
10月8日(金)の午後に実施されました。プロジェクト学習で南稜米について取り組む総合農業科3年作物専攻生が参加しました。
自動運転アシストコンバインはオペレーターが操作せずに真っ直ぐ稲を収穫していました。
ドローンによるデモ飛行は安定した農薬散布ができることを知りました。
ラジコン草刈機は傾斜地をきれいに草刈りすることができました。今後の学習をまとめるために理解を深めることができました。
2年普通科福祉コースでは、5月から3月までの福祉専門科目において、「介護職員初任者研修」を受講しています。
10月7日(木)⑤⑥限目は「ベッドから車椅子への移乗介助」の校内演習と実技テストを行いました。
1)あいさつの後、これから行うことを説明し、同意を得ます。マスクをしてても笑顔をわすれずに!
2)安全に立ち上がるために足底がしっかりと床につくよう前に移動させ、麻痺側を補助します。安全第一
3)車椅子の位置を確認していただき、健側の踵を車椅子に直角になるように動かしていただいて、声をかけながらゆっくりと座ってもらいます。できるところはしていただく、自立支援が大事ですね。
4)安全のため車椅子に深くすわっていただき、乗り心地を確認します。ていねいな声かけができています。
目線の高さをあわせるなど、利用者の気持ちに寄り添いながら、安全・安楽に移乗介助ができました
10月8日、球磨農業研究所で畜産コース2年生がオープンラボ「2021年度ソルガム等牧草研修および収量調査実習」に取組みました。
ソルガム等の飼料作目の特性などを学んだ後、収量調査の手法を実技形式で学びました。
今後のプロジェクト学習に生かせる有意義な学びとなりました。
現在、食品科学科3年生の課題研究の授業の中で、県南フードバレー実業系高校商品開発事業でのプレゼンテーション審査に合格しカッセジャパンと協同で県南地域の特産品を使用し、県南地域の新たな「おみやげ」となる商品の開発に向けて取り組んでいます。
審査合格後は生徒が考案したレシピをもとに、あさぎり町ふるさと振興社の益田様からの協力も得て、試作も同時進行で行われています。9月はコロナのまん延防止処置に伴い、協同での実習や意見交換会が実施できず、ひと月遅れの意見交換会となりました。
1・2枚目の写真は、あさぎり町ふるさと振興社益田様、波多野様が製造された試作品
まず7月末に行われた審査会において生徒が考案したレシピで試作を行われ、試作品製造後の課題点をカッセジャパンの髙沢様よりご説明いただきました。
生徒の考案のレシピから課題点や変更したい点等がまとめられた大変わかりやすい資料もいただきました。資料1枚にしても専門家が作成されているため、わかりやすく、生徒は今後の参考になります。
次にあさぎり町ふるさと振興社様の試作品の試食をします。生徒が考案したレシピを忠実に再現されていました。生徒も実物をみると驚きながら試食します。
匂いや食感、味をみるために生徒は時間をかけて真剣に試食しました。
試食をしながら生徒8名それぞれの感想を用紙に記入します。
その後、生徒1人1人が感想を述べて改善点や今後の課題をみつけていきます。
生徒は、自らの思いを堂々と話してくれました。
生徒は試作を行う中で失敗と成功を繰り返していますが、現在同時進行で試作を行っていただいているあさぎり町ふるさと振興社の方々も試作を行う上では、難しい点が多く、かなり悩まれたと言われていました。その中で、まだ高校生にはない、プロの視点での試作製造の方法に生徒たちも聞き入り、勉強させていただきました。また、振興社の方々も生徒たちが話す、試作の中で上手くいった点や失敗点、改善点を真剣に聞かれていた姿も印象的でした。
カッセジャパンの髙沢様よりネーミングやパッケージについても様々なご提案いただきました。時間は限られていますが、今後の課題研究の授業で生徒たちが取り組む課題も見えたようでした。
今回の共同企画は、製造・流通・販売のプロの方々と共に課題研究を進めることができ、生徒たちは、普段の生活では経験できない大きな刺激になっているように感じます。
南稜祭ではプレ販売も目標に取り組んでいます。また正式な商品販売は今年度内を予定されています。
今後の活動が非常に楽しみです。
また商品の詳細やプレ販売会など正式に決まりましたら皆様にお知らせします。