去る4月28日。2年総合農業科植物コースの「球磨農林学」の授業で、本校記念館の見学に行きました。同じ敷地内にあり、実際に中に入ったことはあまりありません。卒業までに一回あるかないかです。そこで今回は授業をとおして、地元を知る、本校を知るをテーマに、まずは本校の歴史を学習しました。わずかですが、創立119年の歴史を垣間見ました。
まずは、レポート用紙の準備 実際に見学
本校の水路、実は手作りでした。創立80周年の記念水路です。
最後に感想です。
「南稜のことをちょっとでも知れたので嬉しかったです。」「見たこと無いような写真があり、とても感動的でした。」「100年以上前の写真もあって、南稜高校の歴史を感じることができました。」「昔は養蚕をしていた」等々、様々な感想がありました。最後に、「私たちは今、次世代のための歴史の一ページを作っている」ことも伝えました。伝統はすごいですね。
ねじることで、ブドウの新梢折れを防止する捻枝、上へ伸びている結果枝を棚へ固定し、重なり合った葉を整理し光合成を促進する誘引、2回の地ベレン処理の目印として上部2カ所と下部3センチを残して花芽を摘み取る摘穂、ブドウの生育にあわせて実習を行います。
摘穂後のシャインマスカットです。
総合農業科のクラス代表13人が、体験談をもとにした思い、志を堂々と発表しました。
農業や林業の魅力を広く伝えたい、命の繋がりや和牛甲子園への挑戦から将来は畜産農家を目指したい、持続可能な農業を実践したい、基幹産業である農林業で地域活性化に取り組みたいなど、日頃の学習活動や体験を通して生き方の目標を定めた意見発表でした。。特に今年度は、豊かな山を維持することで災害を防ぎたい、緑のダムや田んぼダムで人吉球磨の創造的復興を目指したいなど、災害復興、地域再生について考え、行動していきたいといった思いを感じることができました。
少し前になるのですが、1月に出荷(和牛甲子園)した肥育牛の肉を授業で食べました。農業において「収穫」は嬉しい場面です。本校の畜産部門では、生産した肉を食べることで、肉の勉強をしながら生産物(牛肉)を確認し、また、その喜びを共有しました。そのことを聞きつけた日本農業新聞の方が取材に来て下さり、新聞に大きく載せて下さいました。
日本農業新聞の方々は日本全国の農業高校について調査を実施されたそうですが、「自分たちで育てた牛肉を食べている学校って以外と少ないんですよ」とおっしゃられました。今回は和牛甲子園に出品した肉を買って下さった「マルイミート」さんの協力があり、生徒達に肉を食べさせる機会を作ることが出来ましたが、肉の流通の特性上、自分たちが育てた肉を食べることは結構、難しいことなんです。
みなさん、誤解しないで下さい。焼き肉会ではないですよ。あくまで「官能検査」です。食べる前と食べた後にアンケートを実施しました。
アンケートの結果は集計し、後日、掲載させて頂きます。
それではいよいよ焼き肉・・、あ、いや、官能検査の実施です。取材の方々の姿に緊張している様子でした。
このあと、生徒達はインタビューもして頂き、自分たちで育てたウシを食べた感想や、これまでの取り組み、ウシへの思いなどを説明していました。「表現」する力って大切だと感じました。
先日、掲載して頂いた記事です。農業新聞の方々が郵送して下さいました。記事の内容はインターネット(日本農業新聞のHP)でも見られるようですので、そちらからご覧下さい。
取材で撮った写真も一緒に送って下さいました。
普段は農場でウシを飼育しながら学習を積んでいる生徒達。今回は畜産を消費者という別の角度から考えることができたようです。農業の役割は沢山ありますが、基本的には食べ物を生産すること。消費者の気持ちを考えることが良い生産につながると感じました。
今回は様々な協力のお陰で牛肉の試食を実施することが出来ました。マルイミートさん、日本農業新聞さん、ありがとうございました。
吹奏楽部では5月23日(日)に行われる予定のツクシイバラコンサート
そして7月23日(金)に行われる吹奏楽コンクールに向けて練習を行いました。
昨年度同様、人前で演奏する機会は少なくなるかもしれませんが、
1つ1つを大事にして練習に励んでいきたいと思います。
吹奏楽部では、7月に開催される熊本県吹奏楽コンクールに向けて練習に励んでいます。
今年の自由曲は、福田洋介作曲「瑞祥の調べ」という“和”のテイストを感じさせる曲を選びました。
日本情緒を表現できるよう練習ガンバリマス!!
第33回熊本県高等学校総合文化祭が、5月27日(木)~29日(土)に熊本県立劇場や市内中心街で開催されます。今年度のポスターの題字を、書道部部長で3年総合農業科の児玉さんが担当しました。
県内の全高等学校、特別支援学校にポスターが配布され、本校にも届きました。
「文化を彩れ 青春パレット!」が、今大会のタイトル標語になります。
■児玉さんからのコメント
「多くの人の目に触れるものだったので、学校での練習だけでなく自宅にも持ち帰り、沢山書き込みました。
総文祭までの期間に、いくつかの作品展が控えているので、入賞できるよう練習に励みます。」
総合文化祭(通称:総文祭)とは、文化活動を行った学校及び生徒が日頃の活動の成果を披露する場です。パレード部門、ステージ部門、展示部門に分かれ開催。
本校からは、展示部門にポスター題字を担当した児玉さんの作品が展示されます。
■展示について詳細■
場所:熊本県立劇場(ホワイエ・モール、地下大会議室 等)
日時:令和3年5月28日(金) 9:00~17:00
5月29日(土)10:00~15:30
今日は、男女で練習試合を行いました。
体育館は活気にあふれ、どの部活動も生徒たちの元気な声で賑わっていました
土曜日の朝、部活の前に農場へ立ち寄り、定植したばかりの野菜の苗にかん水しようとするバレー部、弓道部の1年生がいました。
しかし
畑はもうだれかが来て、かん水していった形跡が・・・・・
定植直後は、いくらかん水しても、かん水しすぎたということはありません。畑も乾燥しているのでたっぷりの愛情と水をナス、ピーマンに注ぎました。
かん水を終えた生徒たちは、はりきって部活へ行きました。充実した高校生活です。
「作物は親方の足音を聞いて育つ」 意味はわかりますか。
1年生の芸術科目は、音楽と書道から選択できます。今年度は、30名の生徒が書道を選択してくれました。
オリエンテーション後、中学書写までの力を発揮すべく、好きな漢字(熟語)を書きました。
お手本がないことに戸惑いながらも、初めての作品制作にチャレンジしました。
作品は、書道室後方に展示しています。
これからの成長を楽しみにしておいてください!!!
※ある3年生がこの作品を見て、こんなことを言っていました。
「自分も最初はこんな感じだったなー、この二年間で成長しました!」嬉しい一言でした。その三年生は、書道Ⅰ、Ⅱと2年間学んだ生徒です。書道の授業は三年生ではありませんが、自主的に作品展に応募したいと話をしに来てくれました。その行動力に驚きました。
この三年生のように、沢山の事を南稜高校で吸収し、チャレンジして欲しいと思います。