環境コースでは、クヌギのドングリを地域の幼稚園生と共にポット苗にし、その後、苗畑で育てています。2年過ぎて1mを越えてきた苗は、3月に山に植林します。今回は、すぐに移植できるように掘り起こしました。
枯れているように見えますが、クヌギは、冬は落葉し、眠った状態になっています。
思った以上に深くまで根を張っており、掘り起こすのは大変でした。また写真のように根っこがクルクルと巻いた感じになった苗もあります。これはポットの中で真っ直ぐ伸びることができずこのようになったのです。
1年 生活経営科では、3学期にシャツ製作に取り組んでいます
現在、布の裁断やしるしつけが終わり、えりの部分を製作中
それぞれ、好きな柄の布で作っているので完成が楽しみです
まっすぐ縫うために集中しています
人吉・球磨地域には、林業や木材生産業をしている方々の集まりである「林業奨学会」という組織があり、南稜高校を応援していただいています。今日は、3年生で林業関係の進路に進む生徒に奨学金が交付されました。
3年生は、林業大学校や県職員林業職となり、今後も森林・林業に携わります。
新たに2年生も交付を受けました。残り一年、専門性を高めますと力強い言葉がありました。
林業奨学会の皆様の熱い想いと手厚い支援には、本当に感謝の気持ちで一杯です。
南稜高校には、学校設定科目である『球磨農林学』という探究学習の時間があります。今回は、人吉・地域の伝統的工芸品である『きじ馬』について考えました。
平安時代、平家の落人が考えたとされるこのおもちゃは、子どもの成長を願う縁起物で、その歴史は800年以上にもなります。
しかし今は、このきじ馬の材料となるホオノキという木がなくなっているそうです。キリやカシワなど別の木を代用しているそうですが、今後、材料の調達が難しくなってくるようです。
この課題をみんなで考えました。「実際に、ホオノキの苗を育ててみては?」「近くにたくさんあるクヌギは使えないの?」など様々な意見が出ていました。
環境コースは、シイタケ原木を取りに神殿原農場のクヌギ林に行きました。11月に伐採したものを90cm程度に切って、学校に持っていきます。
寒さが厳しい中、頑張りました。
このシイタケ原木には、2月下旬にシイタケ菌を打ち込みます。
中学生の皆さん、最近、全国でクマ被害のニュースが多かったですよね。(九州にクマはいませんが…)他にもシカやイノシシなどの野生鳥獣の問題があります。この問題の鍵は、里山の管理と言われています。人里近くの森は、人が管理し、野生鳥獣との距離をとるのが大切なのですね。