学校生活 南稜NOW

学校生活 南稜NOW

フラワーアレンジメント講習会

 2月11日(水)本校でフラワーアレンジメント講習会がありました。今回は園芸科学科、草花専攻生の中から希望者をつのり、講習を行いました。講師には人吉の花曜日から立岡先生が来てくださり指導してくださりました。  
       
       コサージュの作成                 リボンの作成
 細かな作業が多く指先がつりそうになる生徒が多く、一番難しい内容だったようです。  
  
        ブーケの作成             茎がスパイラスになるように組む
 ドーム状になるように花を組み合わせていくのですが、その時、茎がスパイラルを描くように組まないといけません。
                             アレンジメント作成
 最後にアレンジメントの作製を行いました。ボリュームがあってバランスを考えるのが大変でした。
        
                       それぞれ素敵な作品を作ることができました。

歩こう球磨を潤す農業遺産

 平成27年2月13日(金)快晴の中、1年生は百太郎溝コース、2年生は幸野溝コースを歩くイベントを実施しました。イベントの目的は、周辺地域の文化・歴史・農業・農業土木構造物について歩きながら学習し、文化的価値や先人達の苦労、球磨地域の観光資源や地域活性化を考え、最終的には農業遺産登録を目指しPRすることです。



  今回のウォーキングでは、環境工学科3年生課題研究班の生徒とあさぎり町グリーン・ツーリズム研究会が共同作成したマップを見ながら歩き、ゴミ拾いボランティア活動、各学科から出題された課題について考えました。また、水土理ネット百太郎事務所や水土理ネット幸野溝事務所からの講話で農業かんがい用水路について学び、到着後に百太郎公園と南稜高校の2つの会場で、あさぎり町グリーン・ツーリズム研究会からぜんざいをいただき、実施後のアンケートを記入し閉会しました。

環境工学科 2年生間伐研修

2月9日(月)本校の演習林にて、2年生の間伐研修が行われました。
研修内容は、伐倒・造材・運搬です。今回の研修で、林業のメインとも言える作業を学びます。

-開講式-

安全に実習を進めるために、しっかりと説明を聴き、気を引き締めます。

  
本校の卒業生の甲斐さんに、伐倒の見本を見せていただきました。
倒した木の年輪を数えると…なんと樹齢100年を超えていました!

そして、研修の始まりです。
 
木を倒す方向や、伐倒までの手順など、指導を受けながら伐倒します。

  
プロセッサで丸太を切り、造材します。初めての操作に緊張気味です。

  
フォワーダ(写真左)、林内作業車(写真右)で丸太の積み下ろしと運搬をします。

 
 この日は、雪がちらつき、とても寒くなりました。しかし、そのような中でも、生徒全員が集中して研修に取り組みました。20メートル以上ある大木を、自分の手で伐倒する体験は、普段の授業では味わえないものがあったと思います。 また、チェーンソーや大型機械の操作、伐倒や運搬などは危険を伴います。しかし、一人ひとりが安全確認をしっかりして、緊張感をもって取り組み、無事に研修を終えることができました。

神殿原農場通信~どうぶつだよりNo9~ 牛とともに成長しています!!

 
  今年度4月に本校生産科学科・園芸科学科へ入学し、教科「総合実習」のなかで、初めて「牛」に接した生徒たち。1年間の学習でどの様に「牛との関わり方」が変わったか、その様子をお伝えします。

 
 
 
 
 生産科学科・園芸科学科1年1組 池田奈央さん(人吉二中卒)
 はじめは牛に対して、「大きくて怖い」と感じていて、とても触るなんてできませんでした。でも、授業の中で牛に触れ合う機会が増え、牛一頭一頭の性格の違いが分かるようになり、少しずつ興味が湧いてきました。牛に近寄るときに、優しく声を掛けると牛はじっとしてくれます。怖いと感じていた牛ですが、実は人間が牛を怖がらせていたため、動き回ったりしていたことが分かりました。牛との関わりによって、相手のことを考える事の大切さを学びました。                
                                
                 
   生産科学科・園芸科学科1年1組 那須葉月さん(錦中卒)
 牛は私たち人間のために、お肉を生産してくれたり、お乳を出してくれたりする生き物というイメージしかありませんでした。しかし、総合実習の授業で「牛の行動」や「特徴」について、体験の中から学んだことで、今ではとても愛着を持って牛に接しています。また、安全な牛肉や牛乳を生産するために、牛を健康に保つことの大切さや、牛へ愛情を注げばそれだけ牛も応えてくれる事を学びました。将来は入学当初から抱いている「夢」を実現するために、牛との関わりはもうすぐ終わりますが、授業で学んだことは忘れず、これからは牛の魅力を発信していきたいです。
                                 
                               

人吉花まる学園 第5回「南稜高校10代未来塾」開講

 2月9日(月)生産科学科・園芸科学科2年生を対象に「未来の日本社会を担っていくのはあなた達です!」と題して(株)オフィス チェイカス代表横山耕二さんの講義を受講しました。
 この講義のテーマは、「イノベーション」難しい言葉のように聞こえますが...。実は私たちの生活に身近なものです。「新しい価値を創造していくこと」によって、農産物の価値が高まったり、アイディア商品が生まれたり...。そのために、発想力が必要であると強調されました。

           
 講義の中で生徒へ「コーヒーカップのえ」を書いてください。という課題を出され、一人ひとりが考える「コーヒーカップのえ」を作成しました。
        
  それぞれ、思い思いの「え」を描き、コーヒーカップだけでも様々な見方があることを体験したと同時に、固定観念にとらわれず、柔軟な発想力の大切さを学びました。
         
 講義の最後に、これから農業学習を深めて行く2年生に対して、「農業をとおして、やりたいことを思いっきりやってください。」と激励をいただき、「チャレンジしてもし失敗しても、そこで止めてしまうことが失敗です。続けることによって、その経験が成功へとたどり着く力になります。」と熱くお話しいただきました。