船高日記

2019年4月の記事一覧

第73回入学式

4月8日(月)、やわらかな陽春の輝く中、第73回入学式が挙行されました。
 新入生の皆さんは、折しも元号が「令和」となる年に入学、そして3年生になる年には御船高校が100周年を迎えるという、貴重かつ稀有な巡りあわせのもとにあります。 粟谷校長先生の式辞には、初代校長岩口石蔵先生の作られた「三綱領の精神」を本校教育の基本として培ってほしいとの言がありました。いよいよ明日から全学年が揃った新年度が始動します。熊本地震の教訓や人のまごころや繋がりを忘れず、地域とともに歩む御船高校として皆で歩を進めていきたいと思います。

粟谷校長先生式辞新入生代表宣誓入場の様子 林田学年主任挨拶

 

新任式・始業式

 

 

 

 

 

 

 

 

4月8日(月)、新しい新転任の先生方19名をお迎えし、新任式・始業式が行われました。新しい仲間、新しい担任・副担任の先生の発表もあり、そして今年度から男女混合名簿という新鮮さもあって、皆の笑顔が溢れる爽やかな朝となりました。 新たに本校に着任されました粟谷校長先生より、3年生、2年生に講話があり、生徒の皆さんは静かに耳を傾けていました。校長先生の講話の一部を少しご紹介します。

「本校正門の近くに立っている殉難の碑は、学徒動員のために亡くなった11名の本校生徒を慰霊したものです。忘れてはならない歴史があります。志半ばで倒れた生徒の魂が後輩の皆さんを見守っていることを知っていてください。

・来月から時代は「令和」、「平成」は大人が作ってきましたが、「令和」は皆が主人公です。「令和」には、人が集い寄り添い、新しい時代を作っていくという意味があります。社会の速い変化の中で自ら学び続ける力の基礎を、本校で養っていってほしいと願います。

・何か新しいことに取り組みませんか、高校生活を送ってきて、自分の足りない面、考えなければならない面があります。勉強も部活もライバルは自分自身、将来を変えるのは自分次第、己の可能性を信じてください。

・午後に入学してくる新入生は不安を抱えて入学してくると思います。先輩である皆さんが何ができるかを考えてみてください。」

 

皆さん、新元号とともに、新たな御船高校を一緒に作っていきましよう。