船高日記

2019年10月の記事一覧

煎茶道講習会

 1年特進クラスの家庭基礎の授業で「煎茶道講習会」をしました。本校には煎茶道部という珍しい部活動がありますが、煎茶道部がある高校は県内では数校だけです。本日の煎茶道講習会では、本校の煎茶道部のスタート時から外部講師をしてくださっている太田翠展先生を講師として招き、煎茶道の歴史や作法について教えていただきました。

 最初に、煎茶道部の生徒のお手前を見学し、次に、2人1組になって、自分たちで冷茶を煎れていただきました。煎茶道のお手前を見るのも茶道具に触るのも初めてのことで、緊張した面持ちの生徒達でしたが、自分で煎れた冷茶は甘みと旨みが強くて大変美味しく、煎茶に対するイメージが大きく変わった生徒も多かったようです。今回の講習会が、家庭で気軽に煎茶に親しむきっかけになればと思います。

 

 

同窓会より寄付金をいただきました

 10月28日(月)熊本南カントリークラブにて、御船高校同窓生によるゴルフコンペが開催されました。

 

 当日は、天気にも恵まれ、秋晴れの中100名を越える同窓生が親睦を深めながらのラウンドを楽しまれました。エイジシュートは(83歳で82打のスコア)を達成された方もおられるなど、大変盛り上がる大会でした。閉会式では参加者の皆様から、「御船高校の部活動振興に役立てて下さい」と寄付金が贈呈されました。ありがとうございました。

授業のUD化チャレンジデー(集中研修日)

 本校では、生徒の「わかる」「できる」が実感できる授業を目指して、「授業改善」に取り組んでいます。

 さらに本校職員が一丸となって、授業をより良いものにするために、全職員が一斉に授業を考える機会として、「授業のUD化チャレンジデー(集中研修日)」を今年度も実施しました。

 今日は、国語、数学、地理歴史、理科、工業の代表で研究授業を実施し、全ての教職員が授業参観を行いました。御船町総合教育アドバイザーの吉見様や、県教育庁特別支援教育課、県立教育センタ―、スーパーティーチャーなどから様々な先生方に御来校いただき、授業参観及び授業研究会において指導助言をいただき、大変活発な意見交換が行われました。

 また、今年度からは、さらにICTを活用した授業改善にも取り組み、船高の授業に大きな変化を起こしています。

 新しい時代に生きる生徒たちのために、学校も職員も大きく変わろうとしています。

 保護者の皆様、公開授業週間はもう少しの間続きます。変わりつつある本校の授業をぜひご覧ください。

 

 

  

 

 

 

「殉難の碑」慰霊祭(同窓会行事)が行われました。

10月25日(金)11:00~殉難の碑前(本校正門付近)において慰霊祭が行われました。この行事は本校同窓会の伝統的な行事であり、昭和19年10月25日に学徒動員によって長崎大村の海軍航空廠で命を落とされた本校生(旧制御船中学校)の先輩10名と学徒動員先で病死された1名の先輩方のご冥福をお祈りする行事です。

御来賓の皆様をはじめ、天神きずなの会の方々が参列されました。また、本校生徒会の生徒も参列し、一緒にお参りいたしました。また、各クラスにおいては24日~25日の朝にかけて、放送委員による朗読(当時の様子を綴った手記)を実施し、あらためて命の尊さと平和の大切さを考える機会となりました。

 

 

 

 

 

【放送委員会】殉難の碑朗読2日目

「殉難の碑」に係る放送朗読2日目を迎えました。
本日は、2年4組の千原くん、2年A組の千原くん、2年B組の山下くんが朗読に挑戦しました。

 

 本日の朗読内容は、大村海軍航空廠に学徒動員された御船高校の先輩方が、空襲に遭い、仲間の戦死を目の当たりにしていく場面です。学業半ばに動員地で最期を遂げた若い11名の学友に思いをいたし、殉難の碑の建設に至る経緯が読み上げられました。

 


 朗読後は、全校生徒で起立し、殉難の碑の方向を向いて黙祷を捧げました。
この後11時からは、「天神きずなの会」の方々をお迎えして、慰霊祭を行います。
 御船高校は2年後100周年を迎えます。この長い歴史の中に一人ひとりの命が刻まれていることを私たちは忘れずにいなければならないと思っています。