・農業クラブ 年次大会 表彰 審査講評 (2017/6/23)
6月23日(金)学校農業クラブ連盟 年次大会 表彰式の模様です。
【意見発表】
Ⅰ類 生産科学科 2年 椎葉ひろと君「農産物がもっと輝くために」
Ⅱ類 食品科学科 3年 鬼塚ひなのさん「高校生スイーツであさぎり町を活性化」
Ⅲ類 総合農業科 1年 元田侑花さん「命の尊さを知って~動物と共に社会貢献~」
【プロジェクト発表】
《優秀賞》Ⅰ類 生産科学科 3年 高橋さん、黒木君他8名
「採草地放牧を用いた球磨型繁殖牛飼養管理技術の確立を目指して」
《優秀賞》Ⅱ類 食品科学科 3年 恒松さん、永田さん他6名
「栗と麹のすてきな出会い」
Ⅲ類 生活経営科 3年 梅田さん、西さん他2名
「和綿でつなげる地域の輪~南稜から広がる笑顔~」
大会式典で高校教育課 草野主幹から 次のような審査講評がありました
【意見発表】
○内容が、主体的、深い学び、授業の成果、実験・実習と結びついているか。
特に、授業との結びつき、日々の授業を大事にしているか、の視点が大事。
○夢や希望につながっているか。
○テーマと内容がリンクしているか、授業での学習内容とリンクしているか、から採点。
○発表内容が聞き手に理解されるように整理されているか。
○「~をしました」にとどまらず、どのような「意見」を持つようになったのか、まで 踏み込んで「意見」発表を行ってください。
○発表時の口調:「語尾」を強調するのではなく、「内容」を強調すべきである。
○質問に対して:質問の趣旨を的確にとらえて回答しているかを採点。
○7分間の持ち時間、ぎりぎり有効活用を(6分前半では、ダメ)
【プロジェクト発表】
○プロジェクト発表は、授業の延長(教科「農業」の継続的な農業学習)による発表で ある。
○「資料」:エントリーシートに示した研究期間(活動期間)の記録になっているか。
○「資料」:先輩からの研究の継続性、積み上げを大事にせよ。
○「資料」:見る人に見やすく整理をする。結論に至った経過を分かりやすく表現せよ。
○「資料」:日々の学習の記録、「~を行った」にとどまらず、「~に気付き」、「~の課 題が見つかった」の段階まで深めよ。
○エントリーシートの内容を踏まえた構成になっているか、授業での学習を踏まえ計画 的に研究が進められているか。
○研究の「動機」を大切に。ねらいを定め、達成するための「仮説」を立て、「実践」 し「検証」、ストーリーが見える発表にしてください。
○自分たちが「苦労したこと」、「汗を流したこと」が見える発表を。
○研究の成果を、農家の方や、大学の先生など第三者がどのように思ったかの視点、各 種コンクール等での入賞など、研究の成果が、客観的に検討されていることを示そう。
○報告にとどまらず、「意見」を盛り込もう。
○地域に貢献し、チームがいかに成長したかを述べよ。
○持続的・安定的な地域環境や地域創造に配慮した内容になっているか。
○2人で発表した組があったが、はたして、2人での発表が有効だったのか、検証をし てください。
○10分間の持ち時間、ぎりぎり有効活用を(9分30秒では、ダメ)
〇9月13日(水)午後6:30~第2回企画委員会、午後7:30~第2回拡大役員会
【その他 主な意見】
○寄せ植え体験、ひまわりの販売など企画が良かった。このような企画は、学校に行きやすくなる。
○体育大会の応援団があればもっと生徒が生き生きして、おもしろい体育大会になるのではないか。
○生徒募集に育友会も応援します。
【主な意見など】
○生徒会と育友会の意見交換会を実施して欲しい。
○育友会進路指導委員会で「企業訪問」などの企画を。
○キャリア教育、職業講話で保護者を活用したらどうか。
○南稜就農塾の1年生の入塾状況はどうか。SPHの取組でクリエーターの育成をしてください。
○課外が行われているが、資格取得を目指した課外は行っていますか。(実施したり、個別指導で対応しています、と回答)
○就職には、「資格」が一番大事である。
○農産物のネット販売の手法を学ばせることができないだろうか。
○寮教育で、自分の意見をきちんと伝えることができるコミュニケーション力を身につけさせたい。月曜~金曜までに短くなった分、ふれあいが少なくなったのではないか。ふれあいを増やす工夫をして欲しい。
○中学校で実施する高校説明会、卒業生(高校生)が直接話してくれるのは、とても中学生にとって参考になっている。
○体育コースが新設された。管外の高校に100数名出ていく。特色ある体育コースになるようよろしくお願いしたい。
【主な意見など】
○あさぎり町では、11月に合同防災訓練を計画している。指定避難所の運営方法の訓練を行いたい。
南稜高校が、その中心となるので協力をよろしくお願いしたい。
○水、インフラを考えた上での防災マニュアルの作成が必要。
○福祉コースの生徒に、高齢者の方の対応に当たれるようになる訓練を行う。
○熊本地震では1400部隊の救急応援隊が入った。避難所等での、「情報の共有化」をいかに図るかがカギである。
今週6月22~23日、菊池農業高校にて熊本県学校農業クラブ連盟年次大会が行われます。
プロジェクト発表をする生活経営科3年の4人が、連日、練習に励んでいます。
~最後に、資料を見直しています~ ~原稿読みの練習に没頭~
生活経営科1年生が、家庭科技術検定 被服製作4級を受験しました。
手縫い・ミシン縫いの基本をおさえました。無事、合格できていますように☆
昨年、一昨年と大雨の為中止されていた南稜米田植え体験ですが、今年は天候に恵まれ無事に実施することができました。
元気いっぱいの田植え体験となりました。今年も美味しく安全な南稜米ができることを、願うばかりです。