学校生活 南稜NOW

プラント焼酎の製造(前班)~その4 蒸留~(2017/10/27)

 食品科学科3年生が取り組んでいる、プラント焼酎の製造。これまで、
  10月 4日(水) 製麹
  10月 6日(金) 一次仕込み
  10月13日(金) 二次仕込み
を実施してきました。「二次仕込み」から2週間後の今日は「蒸留」です。

 
 蒸留直前のもろみです。浮かんでいる米で隠れてしまっていますが、透明に澄んだ
琥珀色になっています。

 
 もろみを蒸留機に移します。タンクからバケツに移し・・・

 
 こぼさないよう注意して蒸留機に投入!これまでの仕込みと同様、全員が行います。

 
 前班は常圧蒸留。約50Lのもろみから、20Lの焼酎を蒸留します。

 
 レンコンの穴のような部分から、冷却されて液体になった焼酎が流れ出ています。

 
 蒸留した焼酎を、貯蔵用のタンクに移します。
 
 
 できたての焼酎はガス臭が強いため、数ヶ月間かけて「ガス抜き」をします。 

 
 留出し始めの部分(初垂れ)のアルコール度を測定します。
 「76度?こんなに高くなるの?」
 予想をはるかに超える結果に、生徒も驚きを隠せない様子でした。

 
 初垂れと末垂れも均等にタンクに移します。

 生徒がしっかりと責任感をもって取り組んでくれたおかげで、3週間にわたる焼酎
製造を無事に終えることができました!今後は、ガス抜き完了後にろ過と割水を行い
ます。そして、1月には品評会を行います。
 
 後班の仕込みは、11月中旬から始まります。お楽しみに!