3年生活経営科は、生物活用の時間に花壇の寄せ植えを行っていました。
~デザイン室近辺の花壇~
花壇の中央には、スイセンが植えてあります。花が咲くとある文字になるように植えてあるそうです。
何の文字が出てくるか楽しみですね
~昇降口前花壇~
こちらもこだわっています
完成形をお楽しみに
本校の小動物舎にて深田小の皆さんと小動物ふれあい活動を行いました。
本日は休日でしたが沢山の児童さん、深田小の先生方や保護者の方に来ていただきました。
①本校の小動物舎ではイヌ、ポニー、ヤギ、ウサギ、ニワトリ、小魚を飼育しています。児童さんは小動物に興味津々です。
②1時間ほど小動物とふれあった後、とある場所へと移動します。さぁ、どこへ向かうのでしょうか?
③到着した場所は本校自慢の馬場!馬術部がすでに練習をしていました。
児童さんを馬場に連れてきた理由とは?
④それは乗馬です!今回は馬術部の部員に手伝ってもらい乗馬体験を行いました!
児童さんは乗馬中は緊張しているようでしたが、乗馬後「たのしかった!」という声をたくさん聞けました。良かった良かった。
⑤保護者の方に本校馬術部OGの方がいらっしゃいました。流石の乗りこなしです。
⑥本校の生徒も乗馬体験しました。余裕のピース v(^^)
⑦最後に児童さんと本校の生徒で写真撮影を行いました。
深田小の皆様、本日はありがとうございました。また機会があればよろしくお願いします。
案内役を行ってくれた生活科の生徒もありがとう!
11月12日(木)。夕方、生徒から報告がありました。「先生、なんか、いつもと様子が違います。血が混ざっている粘液が出ています」。
運動場にいたウシ(はつほまれ号)の異変、よく気付いてくれました。この褐毛和種は妊娠(黒毛和種の受精卵)しており、11月30日が分娩予定です。直腸検査(肛門に手を入れ、子宮を間接的に触診)をしてみると、すぐそこに子牛らしき物体。
次に、直接、膣(子宮の入り口)に手を入れました。子宮頚管(普段は締まっている)より手前に膜につつまれた顔がありました。ということは「分娩(お産)」が始まっています。
慌てて簡易的な部屋に入れ、胎子が出てくるのを待ちました。
しかし、待っても待っても、生まれてきません。とうとう、翌日の朝となりました。
11月13日(金)獣医さんに来てもらい、診察してもらいました。膣に直接手を入れた獣医さん。「あー分娩、始まっていますね。あら、頭しかない。」胎子(子牛)は出てくるとき、前足から出てきます。だからお母さんの産道に前足と頭が入らないと出てこれないのです。「親牛も疲れて弱っているから、今、産ませなきゃならない」とおっしゃりました。
17日の早産、出血、分娩開始から1日たっても出てこない・・・。これらの条件を考えると「もう、子牛は子宮の中で死んでいるだろう」と皆が思いました。
獣医さんの対処で前足が出てきました。引き出した子牛は・・・。生きていました。少し小さいですが生きています。観察してくれた生徒が見つけてくれなかったら助からなかった命でした。
その日の夜、牛舎の明かりがついていました。
そこには生徒が子牛と一緒に座っていました。小刻みに震える子牛を心配し、ワラやタオルで体を何度も噴き上げていました。
「先生、ミルク、飲みません」子牛は未熟なため、ミルクを飲む力も備わっていない。子牛が生まれた喜びで忘れていましたが、未熟児の命をつなぐためにはこれからの方が大切です。「先生、明日は5時過ぎに来てミルク飲ませていいですか」と言って帰っていきました。
動物の命に向き合う。その姿勢を生徒から教えてもらいました。
南稜祭weekでは、多くのお客様に来場いただき、おかげさまで大盛況となりました。ありがとうございました。野菜の販売は引き続き行いますので、本校にお越しいただければ幸いです。
アールスヴェルダ バリエーション豊富なトマト(9種類)
王道ハクサイ、キャベツ、ダイコン
最近、寒くなってきました。総合農業科で飼育するウシで気を遣うのが「下痢の予防」です。今日は、日ごろ使っている哺乳バケツ(哺乳子牛にミルクを飲ませるバケツ)を洗浄しました。
いつも使っている、いつも洗っている哺乳バケツを分解するとこんな感じです。汚れている・・・。みなさん、ここを通った牛乳、飲めますか?
汚れているのは分かったが、ブラシは届かない。どうやって洗いましょう。みんなで考えた答えは「高圧洗浄機」でした。
こんなんでとれるのかな・・・。
見違えるようにきれいになったの、わかりますか(ビー玉が見える中ですよ)?作戦は成功です。
最後に塩素系の消毒薬を使い、消毒しました。
毎日、洗っているつもりの哺乳バケツは十分にきれいになっていないことがわかりました。普段、やっていることを「これでいいのか?」と時には疑ってみることも大切だと感じました。
総合農業科では「農業を学ぶ」「農業で学ぶ」。意欲を持てる専門教科をとおして、生きていくために必要な資質(考え方や人柄)を育てることも目標としています。