6月21,22日(土日)東京流通センター(TRC)第一展示場(ABCDホール)において、『地域みらい留学 高校進学フェス対面in東京』が開催されます。これまで何度かリモートによる説明会がありましたが、いよいよ中学生の皆さんに会うことができます。遠慮なく声をかけてくださいね♪
今日は、京都大学から濱教授と大学院生が来られ、田んぼダム(中学生の皆さん、調べてみてね♪)について講話がありました。濱教授と令和2年熊本豪雨災害後、南稜高校に田んぼダムを設置され、研究を続けています。
植物コース作物専攻、環境コース農業土木専攻、2年環境コースが受講しました。
普通の田んぼにちょっとした工夫をするだけで、雨水を溜め、洪水を防ぐ効果があります。
2年生の球磨農林学の授業は、水上村で森林インストラクターや森林セラピストをされている青木菜保子さん(調べてみましょう♪)が講師として話をしていただきました。人吉球磨の自然の魅力、特に市房山の自然の魅力について美しい写真を何枚も交えて話していただきました。
中学生の皆さん、ぜひ、市房山に行ってみてください!
環境コースはバイオ炭(中学生の皆さん、調べてみてくださいね♪)について研究しています。昨年から作ってきたバイオ炭を今回、土壌改良材にしてみました。宇城市の砂川に集まり、バイオ炭に牡蠣殻を混ぜ、フルボ酸を入れます。すると山から流れるミネラル豊かな養分になるのです。
これが土壌改良材です。これを河床に埋めるのです。宇城市の砂川は、シジミがたくさんとれるのですよ!。
生活系経科では、圃場で夏野菜の管理を行っています。生活経営科では、他にも養鶏、小動物(ヤギ、イヌ、ミニチュアホース)などの管理も行い、家庭科の調理や被服も行っています。豊かな人生を送るうえでの力を身に付けることができる学科ですね!!!。
南稜高校では、ブドウを2000房栽培しています。8月の収穫に向けて、日々管理実習に励んでいます!。この日は、ブドウの摘粒(てきりゅう)を行いました。
ブドウは、全部の粒が大きくなるとお互いがぶつかって割れてしまうのです。だからハサミで粒の数を減らす必要があります。
実習中、生徒がハート型のブドウを見つけました♪
甘くておいしいブドウがもうすぐできあがりますよ!!
今年から南稜高校は、全国に生徒募集をしています。二回目となるテーマ別説明会では、代表生徒が元気よく挨拶をしてくれました。地域みらい留学事務局の担当者からは、「また元気な二人が来てくれましたね♪」とお褒めの言葉をいただきました。テーマは「特色ある部活動」で馬術部や牛部の説明をしていました。
生徒会長と農業クラブ会長は息の合った掛け合いで説明をしていました。
6月21、22日は東京での対面説明会です。中学生の皆さん、ぜひ、南稜高校のブースに来てくださいね。
環境コースでは、2学期の南稜祭はもちろん、様々な木材加工品の依頼があります。今は、木材加工の材料準備です。演習林から伐り出した丸太を乾燥させた後、製材するのですが、これはコツが必要です。中学生の皆さん、想像してみてください。円柱状のものを直方体にしていくのですから無駄なく製材する必要があります。
今回は、神殿原農場から伐り出したセンダンの木を製材します。
移動製材機の操作方法を学んでいます。
環境コースでは、令和2年熊本豪雨災害を機に、『緑の流域治水』に取り組んでいます。(中学生の皆さん調べてみましょう♪)この日は、小馬床演習林に東京大学の蔵治教授と熊本県立大学の一柳教授が来られて授業をしました。これから林内にボトルを設置して、雨の後にどれだけ樹木が雨水を溜めるかを測るのです。
最初に森林がどのように水を溜めているか教えていただきました。
保水力を調査する器具を設置します。
このボトルに雨水が溜まるのです。
雨水が止まるか確認します。
ボトルを設置して完成です。
令和7年(2025年)6月4日(水)に総合農業科植物コースの3年3名、2年10名が学習しました。
株式会社ISEKI Japan 九州カンパニー様より3名の来校があり、最新のアシスト田植機に関する説明がありました。
説明後に田植機を運転しました。最初は緊張していましたが、慣れてくると笑顔も見られました。
無事に田植えを完了することができました。これからは管理(草刈りや給水)を実施します。本校は無農薬・無化学肥料栽培の「南稜米」を栽培しています。お楽しみに!