球磨工ブログ
2013年9月の記事一覧
化学基礎
ブログを点検していたところ、7月中旬の実験について記録していませんでしたので、書きます。
化学実験06 高分子化合物1
化学では、大きな分子を高分子、小さな分子を低分子とよびます。高分子には、天然のものも人工のものもありますが、身近な高分子として、プラスチック(合成樹脂)があります。
プラスチックは現代に欠かせない材料の1つですが、一般的に熱に弱いことが知られています。
実験では、ストローを使い、加熱すると柔らかくなり、冷却すると硬くなることを確認しました。(ブログ用にスプーンでも実験しました。)
ハンダごてのようなヒーターがあればよいのですが、加熱器具はガスバーナーしかないので、焦がさないように気をつけながら加熱しました。
伸ばしたり、曲げたりなど変形させやすいのがプラスチックのよい点です。加熱すると柔らかくなり、冷却すると硬くなる性質のプラスチックを熱可塑性樹脂といいます。(写真のストローとスプーンは熱可塑性樹脂でできています。)
調理器具や自動車のパーツに使われているプラスチックは、加熱しても硬いままで、熱硬化性樹脂といいます。熱に強いプラスチックですが、変形は困難です。
着色しやすいのもプラスチックの特徴の1つで、様々な色の製品をつくることができます。
実験で使用したUVチェックビーズは、紫外線に反応する色素を含んでいるプラスチックでつくられています。左下の写真は紫外線に当てる前、右下の写真が紫外線に当てた後です。強い紫外線に当てると濃い色になります。
水を吸収するプラスチックもあり、実験では吸水性ポリマーでの実験も行いました。
水道水20mL(20g)と0.1gの吸水性ポリマーです。白い粒が吸水性ポリマーです。
0.1gの吸水性ポリマーが200倍の質量の20gの水をすべて吸収し、無色になります。
逆さまにしても水はこぼれません。このプラスチックは紙おむつなどに使用されています。
プラスチックは日々発展しており、鉄より固いもの、電気が流れるもの、石油では無く植物を原料としてつくられたもの、生分解されるものなど様々なプラスチックがつくられています。
皆さんは、どのようなプラスチックをつくってみたいですか?
化学実験06 高分子化合物1
化学では、大きな分子を高分子、小さな分子を低分子とよびます。高分子には、天然のものも人工のものもありますが、身近な高分子として、プラスチック(合成樹脂)があります。
プラスチックは現代に欠かせない材料の1つですが、一般的に熱に弱いことが知られています。
実験では、ストローを使い、加熱すると柔らかくなり、冷却すると硬くなることを確認しました。(ブログ用にスプーンでも実験しました。)
ハンダごてのようなヒーターがあればよいのですが、加熱器具はガスバーナーしかないので、焦がさないように気をつけながら加熱しました。
伸ばしたり、曲げたりなど変形させやすいのがプラスチックのよい点です。加熱すると柔らかくなり、冷却すると硬くなる性質のプラスチックを熱可塑性樹脂といいます。(写真のストローとスプーンは熱可塑性樹脂でできています。)
調理器具や自動車のパーツに使われているプラスチックは、加熱しても硬いままで、熱硬化性樹脂といいます。熱に強いプラスチックですが、変形は困難です。
着色しやすいのもプラスチックの特徴の1つで、様々な色の製品をつくることができます。
実験で使用したUVチェックビーズは、紫外線に反応する色素を含んでいるプラスチックでつくられています。左下の写真は紫外線に当てる前、右下の写真が紫外線に当てた後です。強い紫外線に当てると濃い色になります。
水を吸収するプラスチックもあり、実験では吸水性ポリマーでの実験も行いました。
水道水20mL(20g)と0.1gの吸水性ポリマーです。白い粒が吸水性ポリマーです。
0.1gの吸水性ポリマーが200倍の質量の20gの水をすべて吸収し、無色になります。
逆さまにしても水はこぼれません。このプラスチックは紙おむつなどに使用されています。
プラスチックは日々発展しており、鉄より固いもの、電気が流れるもの、石油では無く植物を原料としてつくられたもの、生分解されるものなど様々なプラスチックがつくられています。
皆さんは、どのようなプラスチックをつくってみたいですか?
行事予定表
11月行事予定.pdfNEW
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