球磨工ブログ

2018年11月の記事一覧

生徒と保護者で参加する県内企業見学

県北の事業所2社と管内の事業所3社を、
生徒と保護者のみなさんで見学してきました。

「将来は製造業に就きたい」「県内の事業所に勤めたい」
と思って入学する生徒や保護者の皆さんは多いと思います。
しかしながら、生徒の皆さん、特に保護者のみなさんにとっては、
工場の中を見学する機会は滅多にないものです。
そこで球磨工業高校では、「生徒と保護者で参加する県内企業見学会」を計画しました。
この見学会は、今年度初めての取組みで、
年度当初より事業所の方々の御協力の下、計画を進めてきました。
ご担当者様には大変御世話になりました。
厚く御礼申し上げます。

【参加者数】
      生 徒 保護者 合 計 
  管内   35   4  39
  管外   45   3  48

予想を大きく上回る参加者数で、反響の大きさがうかがえました。
建設工学科は別行事で参加できませんでしたので、
来年度はバスを2台ずつ準備する必要がありそうです。

御協力いただいた事業所は次の7社様です。
【管外】
 LIXIL有明工場 様
 日立造船有明工場  様
【管内】
 多良木プレカット協同組合 様
 九州武蔵精密  様
 人吉アサノ電気 様

管外事業所の見学風景
 

 

管内事業所の見学風景
 



工場内の見学の様子をお示しすることはできませんが、
みなさん大変興味深く見学していました。

以下、生徒・保護者のアンケートからの抜粋です。
県内就職への意欲が高まったり、
同様の見学会の計画を希望されている声が多かったように感じました。
また、日頃の工業高校での学びが、
現場での基盤になっていることが分かった生徒も多かったようです。

【生徒】
 思っていた以上に自動化が進んでいた。
 ISOや5Sがしっかり守られていることが分かった。
 電子部品やハンダを使って作業しているところが楽しそうだった。
 見学してみて会社をより詳しく知りたいと思った。
 製造関係の仕事に就きたい気持ちが高まった。
 地元には素晴らしい技術を持った企業があることが分かった。
 地元の安心感や利点を学ぶことができ、県内の就職もよいと思った。
 普段あまり考えることのなかった県内企業に対しての関心が高まった。

【保護者】
 子どもの就職先について考えるとてもよい機会となりました。
 子どもと一緒に進路について話そうと思います。
 働く方達の声が聞けるとても貴重な経験になりました。
 今後も他の企業の見学会があれば参加したいです。視野が広がりました。
 親としてはできれば近くに就職して欲しいという希望があります。

反応も大きかったことから、今後も同様の見学会を計画したいと思います。

また、来月はインターンシップが計画されており、
そこでも管外の事業所での体験ができるよう準備を進めてきました。
インターンシップの様子は、また改めて御報告したいと思います。
どうぞお楽しみに。