学校生活 南稜NOW

学校生活 南稜NOW

神殿原農場通信~どうぶつだよりNo6~

 11月9日(日)に行われた「南稜祭」にて、牛の乳しぼり体験を実施しました。当日は「体験入学」ということで、生産科学科には7人の中学生が参加してくれました。
          
            
 
 体験入学終了後は、一般の方々にも開放し、多くの方に参加いただきました。生産科学科の畜産専攻生が乳のしぼり方や搾乳の説明をしながら、子供たちと一緒になって取り組みました。参加いただいた方、有難うございました。          
            

ゴロゴロお肉のカレー販売会実施

  生産科学科畜産専攻のプロジェクト活動、「耕作放棄地への牛の放牧」の成果発表として、11月5日(水)あさぎり町ふるさと振興社の商品開発室にて「ゴロゴロお肉のカレー」試作会を行いました。
               
 ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ サンシエロ調理長 臼杵哲也シェフに監修していただき、南稜高校オリジナルのカレーを調理しました。
               
 生産科学科3年の畜産専攻生が調理にあたり、野菜のカットから煮込みまでを行います。
               
 放牧で育てた牛肉をルーに漬け込み、味を染み込ませます。いよいよ試作品の完成間近です。
                                   
 人吉新聞社・熊日新聞社さんから取材を受け、本企画の代表者生産科学科3年の毎床玲美さん(人吉二中卒)が応対しました。  
               
               
 そして試作のカレールーが完成。これで11月9日(日)の南稜祭に臨みます。 
                      
  
 南稜祭当日、やや天候が不安定の中でしたが、準備したカレールーすべて完売。あらためて、私たちの活動を発信できたことに感謝いたします。有難うございました。             

神殿原農場通信~どうぶつだよりNo5~

 10月25日(土)~26日(日)菊池郡大津町にある県家畜市場にて、「第33回熊本県乳牛共進会」が行われ、本校神殿原農場で飼育しているホルスタイン種2頭を出品しました。
             
 25日(土)に会場へ到着し、さっそく牛の体を洗い流し、体をきれいに仕上げます。
             
 その後、牛の毛をきれいに刈り、更に美しく見えるように整えていきます。その夜は交代制で牛の世話をしながら、26日(日)の本番に臨みます。        
    
 
 目標の上位入賞こそ出来ませんでしたが、県内の酪農家さんと共に競いながら出場した経験を、これからの活動へつなげていきたいです。
           
 最後に、本校の卒業生である林田さん(あさぎり町上)と経産牛の部リザーブチャンピオン(全体で2位)牛とともに記念撮影。

学校農業クラブ全国大会出場報告

   去る10月22日、沖縄県で行われた「第65回 日本学校農業クラブ全国大会 平成26年度沖縄大会」に生産科学科3年中西文音さん(湯前中卒)、同科3年橋本眞子さん(山江中卒)、同科2年石井里沙さん(多良木中卒)の3人が本校生産科学科から農業鑑定の部(畜産)に出場しました。
               
 農業鑑定競技(畜産の部)とは・・・。
                       問題:この器具名を答えなさい。                
              

                         解答:耳標装着器 
 上記のように、畜産に関する知識を競い合う競技会です。
 今大会出場するにあたり、毎日放課後や休日を返上し学習を積んできました。その結果、橋本眞子さんが「優秀賞」を獲得することができました。また、中西さん、石井さんも入賞こそ逃しましたが、それぞれが持つ知識を精一杯発揮することが出来ました。
                            

綿繰り(わたくり)機 贈呈式


10月22日に本校で
「球磨工業高校・南稜高校 綿繰り(わたくり)機 贈呈式」が行われました。




家庭クラブの活動の一環で、
和綿について取り組んでいます。

本校でも綿を栽培し、綿繰りを行っています。
綿繰りは手動のため、多くの時間を要します。




しかし、その時間を短縮しようと球磨工業高校の生徒の
皆さんが”電動 綿繰り機”を作ってくださいました。

  


贈呈式のあとは意見交換をしたり、
綿繰り機の使用方法などを教えていただいたりしました。

贈呈された”電動 綿繰り機”を
活用していきたいと思います。

球磨工業高校のみなさん ありがとうございました。

神殿原農場通信~どうぶつだよりNo4~

 ドキュメンタリー牛のお産」
  10月13日(月)17:00、農場で飼育しているホルスタイン種がお産をしました。その様子をお伝えします。
 

     ① 10月23日分娩予定のホルスタイン牛。10月13日(月)午後5時頃、その表情が
      不安な様子に変わりました。
               
               

     ② まもなく、まだ羊膜(ようまく)に包まれた子牛の足が見えてきました。
      そこで異変を発見!!子牛の足が片方しか出てきていません…。
               
    

     ③ 産道にいる子牛の体位を変え、両前足を引き出しました。これで無事に子牛が産
      まれそうです。
               

     ④ 母牛の頑張りと、現在農場研修に入っている生徒の力によって、無事に元気な雌
      の子牛が誕生しました。
              

     ⑤ 最後は温かい「初乳」をお腹いっぱい与えました。
              
              
     
 

     ⑥ 母牛の愛情をたっぷり与えています。そして誕生から約一時間後、子牛が元気に
      立ち上がりました。   
              

神殿原農場通信~どうぶつだよりNo3~

 畜産学習の一環として、生産科学科3年畜産専攻生が「牛の放牧実習」を行いました。今年度、5月から球磨郡湯前町の耕作放棄地にて行っている「牛の放牧」ですが、牛が放牧地の草を食べつくしたため、新しい場所へ移動させる、いわゆる「お引越し」を行いました。この授業を日本農業新聞社の記者の方に取材いただき、私たちの取組みを全国へ発信することができました。


      
         写真1 放牧実習の様子                 写真2 取材を受ける畜産専攻生
 
 
 
 

 この放牧授業は平成21年度から取り組んでおり、その活動実績と地域への貢献が認められ、神殿原農場は ‘‘全国の高校で初めて‘‘「放牧畜産実践農場」の認証を受けました。
           

晴れのち曇り あさぎり中インターンシップ

 あさぎり中の生徒を対象に本校にてインターンシップが行われました。写真は、食品科学科の食品製造の様子と、生産科学科のアーク溶接の様子です。中学生は様々な授業を体験し、農業への理解を深め、楽しみながら学んでいました。

神殿原通信~どうぶつだよりNo2~

  去る7月14日、本校「神殿原農場」を会場に、ホルスタイン種子牛の品評会「ベビーショウ」が開催されました。球磨・人吉の酪農家から40頭を超える子牛が出場したなか、本校飼育牛「キー ユーリー アレス」号が見事、グランドチャンピオンを獲得。写真(右下)は、この牛の飼養管理を担当している、生産科学科3年橋本眞子(山江中卒)さんとの記念ショットです。今後は、10月26日(日)に行われる県共進会に向け、調教・管理を頑張ります。