学校生活 南稜NOW

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神殿原農場通信~どうぶつだよりNo5~

 10月25日(土)~26日(日)菊池郡大津町にある県家畜市場にて、「第33回熊本県乳牛共進会」が行われ、本校神殿原農場で飼育しているホルスタイン種2頭を出品しました。
             
 25日(土)に会場へ到着し、さっそく牛の体を洗い流し、体をきれいに仕上げます。
             
 その後、牛の毛をきれいに刈り、更に美しく見えるように整えていきます。その夜は交代制で牛の世話をしながら、26日(日)の本番に臨みます。        
    
 
 目標の上位入賞こそ出来ませんでしたが、県内の酪農家さんと共に競いながら出場した経験を、これからの活動へつなげていきたいです。
           
 最後に、本校の卒業生である林田さん(あさぎり町上)と経産牛の部リザーブチャンピオン(全体で2位)牛とともに記念撮影。

学校農業クラブ全国大会出場報告

   去る10月22日、沖縄県で行われた「第65回 日本学校農業クラブ全国大会 平成26年度沖縄大会」に生産科学科3年中西文音さん(湯前中卒)、同科3年橋本眞子さん(山江中卒)、同科2年石井里沙さん(多良木中卒)の3人が本校生産科学科から農業鑑定の部(畜産)に出場しました。
               
 農業鑑定競技(畜産の部)とは・・・。
                       問題:この器具名を答えなさい。                
              

                         解答:耳標装着器 
 上記のように、畜産に関する知識を競い合う競技会です。
 今大会出場するにあたり、毎日放課後や休日を返上し学習を積んできました。その結果、橋本眞子さんが「優秀賞」を獲得することができました。また、中西さん、石井さんも入賞こそ逃しましたが、それぞれが持つ知識を精一杯発揮することが出来ました。
                            

綿繰り(わたくり)機 贈呈式


10月22日に本校で
「球磨工業高校・南稜高校 綿繰り(わたくり)機 贈呈式」が行われました。




家庭クラブの活動の一環で、
和綿について取り組んでいます。

本校でも綿を栽培し、綿繰りを行っています。
綿繰りは手動のため、多くの時間を要します。




しかし、その時間を短縮しようと球磨工業高校の生徒の
皆さんが”電動 綿繰り機”を作ってくださいました。

  


贈呈式のあとは意見交換をしたり、
綿繰り機の使用方法などを教えていただいたりしました。

贈呈された”電動 綿繰り機”を
活用していきたいと思います。

球磨工業高校のみなさん ありがとうございました。

神殿原農場通信~どうぶつだよりNo4~

 ドキュメンタリー牛のお産」
  10月13日(月)17:00、農場で飼育しているホルスタイン種がお産をしました。その様子をお伝えします。
 

     ① 10月23日分娩予定のホルスタイン牛。10月13日(月)午後5時頃、その表情が
      不安な様子に変わりました。
               
               

     ② まもなく、まだ羊膜(ようまく)に包まれた子牛の足が見えてきました。
      そこで異変を発見!!子牛の足が片方しか出てきていません…。
               
    

     ③ 産道にいる子牛の体位を変え、両前足を引き出しました。これで無事に子牛が産
      まれそうです。
               

     ④ 母牛の頑張りと、現在農場研修に入っている生徒の力によって、無事に元気な雌
      の子牛が誕生しました。
              

     ⑤ 最後は温かい「初乳」をお腹いっぱい与えました。
              
              
     
 

     ⑥ 母牛の愛情をたっぷり与えています。そして誕生から約一時間後、子牛が元気に
      立ち上がりました。   
              

神殿原農場通信~どうぶつだよりNo3~

 畜産学習の一環として、生産科学科3年畜産専攻生が「牛の放牧実習」を行いました。今年度、5月から球磨郡湯前町の耕作放棄地にて行っている「牛の放牧」ですが、牛が放牧地の草を食べつくしたため、新しい場所へ移動させる、いわゆる「お引越し」を行いました。この授業を日本農業新聞社の記者の方に取材いただき、私たちの取組みを全国へ発信することができました。


      
         写真1 放牧実習の様子                 写真2 取材を受ける畜産専攻生
 
 
 
 

 この放牧授業は平成21年度から取り組んでおり、その活動実績と地域への貢献が認められ、神殿原農場は ‘‘全国の高校で初めて‘‘「放牧畜産実践農場」の認証を受けました。