球磨工ブログ

カテゴリ:学校風景

ツバメ

 次の新しい巣が見つかるまで、ツバメの報告は終了となります。
 14日(金)今日も雛(ひな)は元気でした。ツバメにとってもこの日の気温は暑いようで、頻繁に口を開けて呼吸し、体温を調節しているようでした。
ツバメ1 ツバメ2

ツバメ3 ツバメ4

 次の写真は放課後の様子です。巣がありませんでした。
ツバメ5

 頻繁に飛び回っていたため、写真を撮ることはできませんでしたが、いつも2羽しかいなかったツバメが4羽いました。お互いに鳴き、威嚇しながら飛んでいたところから考えると、縄張り争いを行い、巣を落としたようです。
 管理人が来たときには、落ちた巣はきれいに片付けられていました。どなたか分かりませんが、ありがとうございます。

 下の写真はブログ管理人の住まいにあったツバメの巣です。
ツバメ6 ツバメ7

 5月31日に卵が5つになり、6月2日にすべてなくなりました。
 これはカラスによる被害でした。カラスは賢い鳥です。ツバメの天敵の1つとも言えます。
 カラスは自分の縄張りにツバメの巣ができると観察を始めます。卵が1つのときにはおそいません。ある程度卵が増えてからおそいます。十分にえさが確保できる状況では、もっと育ち、雛になってからおそうこともあります。まさに弱肉強食の世界です。
 このようなカラスによる被害を避けるために、ツバメは人間が行き来する場所に巣をつくると言われています。

 自然の中で生きていくことも、人間社会で生きていくことも、とても大変なことです。どんな災害や困難が行く先にあるのか予測することは難しいでしょう。
 自然の世界では弱肉強食があり、弱い、小さな命が犠牲になることもあります。しかし、人間の世界では、命は一人一人が大切にするものであり、時には、親が、友だちが、周囲の人が、社会が守るようになっています。まずは自分の命を大切にしてください。何か悩みがあったら、早めに相談してください。今回、犠牲になったツバメにはできなかった様々なことを、人間は行うことができるのですから。

ツバメ

 昨日19時、ツバメの巣の下を通った時、巣のふちに黄色いものが見えました。

 見えますか?黄色いもの。
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 昨日までは首がすわっていなかったのですが、首がしっかりとして、巣の外に顔をのぞかせるようになりました。まだ、目は見えていないようで、親鳥が帰ってこなくても首を伸ばして餌を欲しがっています。
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 親鳥が飛んでいくと、巣のふちにうなだれてしまう雛です。
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 親鳥が帰ってくると、首が伸びます。びっくりするくらい伸びます。
ツバメ5 ツバメ6

 鳥の成長は早いですね。卵は5個生まれていたので、もうじき5羽全部姿を見せるでしょうか?

ツバメ

 今日は暑いからでしょうか、親鳥はあまり巣におらず、飛び回っております。
 床の隅で、卵の殻を発見しました。
 親鳥は時々戻ってきて餌を与えているようです。
ツバメ1 ツバメ2

ツバメ3 ツバメ4

 親鳥がいないのであれば、巣の中を見てみよう。
ツバメ5

 偶然ですが、きれいに撮影できました。この時期の雛(ひな)は目が開いていないので、親鳥のことを巣の震動で感じ、餌をねだるそうです。
 もうすぐ、巣の外に顔を出しそうです。