球磨工ブログ

カテゴリ:学校行事

2年生 政治的教養を育む教育(主権者教育)

 2年生を対象とした政治的教養を育む教育として、「模擬選挙」を実施しました。

 若者の投票率が低い現状や、シルバー民主主義の危険性などについて学習し、政治参加することへの意義を説明しました。講師との対話形式で展開し、活発に生徒が意見を述べている様子が印象的でした。

 今年行なわれる予定の衆院選では、この2年生の多くが有権者として投票に臨むこととなるため、「自分のこととして受け止めるように」と協調して訴えかけられていました。

 

【講義を聴きながら熱心にメモを取る様子】

【講義を聴きながら熱心にメモを取る様子 (上)】

 

 講義の後は、「球磨工議会議員選挙」と称し、2学年の先生方に立候補者役として、それぞれが掲げた架空の公約を熱弁してもらいました。“校則の撤廃” “飛び級制度の導入” など様々な政策案に、生徒たちは楽しみながらも真剣に耳を傾けていました。

 

「自由」と「自立」の両立を公約として訴える候補者役の先生

【「自由」と「自立」の両立を公約として訴えかける候補者役の先生(上)】

 

 演説後は、実際に選挙で使用される記載台と投票箱を用いて投票を行ないました。本番さながらの模擬選挙に生徒たちの表情も真剣でした。

 選挙備品の借用につきまして、ご協力いただきました人吉市選挙管理委員会様を始め、関係者の皆様方へこの場をお借りして御礼申し上げます。

【実施の記載台で候補者の名前を記入する生徒(上)】

【実施の記載台で候補者の名前を記入する生徒(上)】

 

令和2年度「税に関する作品」表彰式

12月16日、本校にて、令和2年度「税に関する作品」の表彰式が行われ、2年機械科A組の山内恵伍君と、同じく2年機械科A組の中園颯馬君が表彰を受けました。

 

※写真(右)は、人吉税務署長 梶原忍様

 

 

 

表 彰

人吉税務署長賞

 2MA 山内 恵伍 『今後のために』

公益社団法人人吉地区法人会青年部会長賞

 2MA 中園 颯馬 『世界の消費税』

 

 

人吉・球磨地区合同寄宿舎「凜然寮」退寮式

 29日(土)16:30より人吉高校と球磨工業高校との合同寮である、「凜然寮」の退寮式を挙行しました。

 本校からは、建築科3年武田大和くんが本日をもって、退寮することとなりました。

 在寮生代表として、建築科2年の緒方飛鳥くんが送辞を述べてくれ、その中で、退寮するそれぞれの先輩方との思い出や感謝の気持ちをしっかりと述べてくれました。

 本日をもって、退寮する5名の皆さんの今後の活躍を心から祈っています。寮で培った経験を活かし、これからも頑張ってください!!

 

  

 

 

 

 

令和元年度 第2回防災型コミュニティ・スクール学校運営協議会

令和元年度(2019年度)

 防災型コミュニティ・スクール 第2回学校運営協議会

 2月20日(木)10時より人吉高校との合同による「令和元年度(2019年度)防災型コミュニティ・スクール第2回学校運営協議会」が、人吉高校と合同による会議が本校大会議室において実施されました。

 西校長(球磨工業高校)の挨拶の後、今年度の取組及び課題について、球磨工業高校、人吉高校全日制、人吉高校定時制の防災主任より説明がありました。続いて、来年度の学校運営協議会について説明の後、地域の防災における課題等についての活発な意見交換が行われ、最後に、光永校長(人吉高校)の挨拶で会議が終了しました。

〇意見・質疑について

①城本自治会長(人吉市城本町)

・災害時に保護者による車でのお迎えが予想されるが、球磨工業高校の南門から西小学校門までの区間をグレーチング工事(溝に蓋を付ける工事)の要望が通ったため工事が始まりますが、これによって道幅が広くなり車の離合ができるようになると思います。

・台風の影響により、球磨工業高校生の人吉駅から学校までの通学路でもある「ヒヨドリ峠」が使えないが、生徒達は迂回路を通学するため不便だろうし、その分、遠くなるので授業等には影響は無いのか?

②立場人吉市防災安全課長

・災害時に避難する場合ペットも一緒にとの要望があるが、現在の状況では受入れは厳しい。しかし、国の方針は、「ペットが野生化する恐れがあるので一緒に避難するのが望ましい」とのことだが、一緒の部屋に入れての生活ができるのか?また、「猫や犬」以外のペットや「小型・大型」の場合を考えると受入れに対し難しい問題がありますが、対応していく方向で検討しなければと考えてます。

・人吉市ではハザードマップを作っていますので、必要であれば配付します。学校や職場での活用をお願いします。

③尾方人吉下球磨消防組合警防課長

・昨年の台風18号と19号で100名以上の方が命を落とされましたが、宮城県では県北と県南では大きな被害の差が出ました。台風の時に非難された方は、県北が80%、県南が17%でこの差が大きな被害を受けることとなりました。私達も、いかに早い時期での避難をしていただくかが、課題と考えています。また、災害等の講話を希望されるなら喜んでしますので、依頼の方をお願いします。

④西人吉高校秀麗会会長

・高校生が熊本地震でも被災後のボランティア活動に活躍してくれ、被災された方々の大きな支えになったと思います。やはり被災後は、高校生の若い力に頼るしかないと思いますので、今後の指導をよろしくお願いします。

司会をされる染村教頭(球磨工業高校)

開会の挨拶をされる西校長(球磨工業高校)

球磨工業高校の説明をされる防災主任の迫先生

人吉高校全日制の説明をされる防災主任の岩尾先生

人吉高校定時制の説明をされる防災主任の安藤先生

①の意見・質疑をされる城本自治会長

②の意見・質疑をされる立場人吉市防災安全課長

③の意見・質疑をされる尾方人吉下球磨消防組合警防課長

④の意見・質疑をされる西人吉高校秀麗会会長

閉会の挨拶をされる光永校長(人吉高校)

 球磨工業高校も人吉高校も来年度より、「防災型」コミュニティ・スクールから「総合型」へ移行するということで、「学校運営協議会制度」と「学校評議員制度」をいかに統合するかが課題となりますが、今回出された意見を基に、活動・組織作りを行います。

 貴重な意見や質疑、ありがとうございました。