球磨工ブログ

令和元年度 第2回防災型コミュニティ・スクール学校運営協議会

令和元年度(2019年度)

 防災型コミュニティ・スクール 第2回学校運営協議会

 2月20日(木)10時より人吉高校との合同による「令和元年度(2019年度)防災型コミュニティ・スクール第2回学校運営協議会」が、人吉高校と合同による会議が本校大会議室において実施されました。

 西校長(球磨工業高校)の挨拶の後、今年度の取組及び課題について、球磨工業高校、人吉高校全日制、人吉高校定時制の防災主任より説明がありました。続いて、来年度の学校運営協議会について説明の後、地域の防災における課題等についての活発な意見交換が行われ、最後に、光永校長(人吉高校)の挨拶で会議が終了しました。

〇意見・質疑について

①城本自治会長(人吉市城本町)

・災害時に保護者による車でのお迎えが予想されるが、球磨工業高校の南門から西小学校門までの区間をグレーチング工事(溝に蓋を付ける工事)の要望が通ったため工事が始まりますが、これによって道幅が広くなり車の離合ができるようになると思います。

・台風の影響により、球磨工業高校生の人吉駅から学校までの通学路でもある「ヒヨドリ峠」が使えないが、生徒達は迂回路を通学するため不便だろうし、その分、遠くなるので授業等には影響は無いのか?

②立場人吉市防災安全課長

・災害時に避難する場合ペットも一緒にとの要望があるが、現在の状況では受入れは厳しい。しかし、国の方針は、「ペットが野生化する恐れがあるので一緒に避難するのが望ましい」とのことだが、一緒の部屋に入れての生活ができるのか?また、「猫や犬」以外のペットや「小型・大型」の場合を考えると受入れに対し難しい問題がありますが、対応していく方向で検討しなければと考えてます。

・人吉市ではハザードマップを作っていますので、必要であれば配付します。学校や職場での活用をお願いします。

③尾方人吉下球磨消防組合警防課長

・昨年の台風18号と19号で100名以上の方が命を落とされましたが、宮城県では県北と県南では大きな被害の差が出ました。台風の時に非難された方は、県北が80%、県南が17%でこの差が大きな被害を受けることとなりました。私達も、いかに早い時期での避難をしていただくかが、課題と考えています。また、災害等の講話を希望されるなら喜んでしますので、依頼の方をお願いします。

④西人吉高校秀麗会会長

・高校生が熊本地震でも被災後のボランティア活動に活躍してくれ、被災された方々の大きな支えになったと思います。やはり被災後は、高校生の若い力に頼るしかないと思いますので、今後の指導をよろしくお願いします。

司会をされる染村教頭(球磨工業高校)

開会の挨拶をされる西校長(球磨工業高校)

球磨工業高校の説明をされる防災主任の迫先生

人吉高校全日制の説明をされる防災主任の岩尾先生

人吉高校定時制の説明をされる防災主任の安藤先生

①の意見・質疑をされる城本自治会長

②の意見・質疑をされる立場人吉市防災安全課長

③の意見・質疑をされる尾方人吉下球磨消防組合警防課長

④の意見・質疑をされる西人吉高校秀麗会会長

閉会の挨拶をされる光永校長(人吉高校)

 球磨工業高校も人吉高校も来年度より、「防災型」コミュニティ・スクールから「総合型」へ移行するということで、「学校運営協議会制度」と「学校評議員制度」をいかに統合するかが課題となりますが、今回出された意見を基に、活動・組織作りを行います。

 貴重な意見や質疑、ありがとうございました。