桑原先生のご家族が来校され10年前に植樹されたサクラをご覧になりました。あいにくサクラは散って葉桜になっていましたが桑原先生の思い出話に花が咲きました。
3月29日(月)に市岡いちご園さんに御協力いただき、いちごの管理実習に行ってきました。
食品製造をするうえで大事なことは、加工技術を身につけることだけではなく、食材そのものを知ることです。
今回の実習は、食材が育っている環境や育ち方を知ることにも繋がる貴重な実習です
ポットに土を詰めます。
限られた時間で多くの土詰めを行うために、どのように作業を分担するかを考えながら実習を行っています。
焦って雑にしてしまうと、よい製品はできません。
でも、丁寧にしすぎては製品数ができません。
効率を考えて実習することの大切さも、今回の管理実習で学んでいます。
いちごの親株の管理も手伝わせていただきました。
枯れた葉などを除去していきます。腰に下げた肥料袋がかっこいい!!
そのほか、土詰めしたポットを並べる作業もさせていただきました。
実習が終わったあとの満足そうな表情が、今回の実習でいかに多くのことを学べたか物語っているようでした。
この経験を活かし、2年生になってからの製造実習も頑張っていきましょうね!
環境コースでは、しいたけの原木栽培に取り組んでいます。
新3年生15名は、昨年度先輩方が接種し伏せ込んだ原木を合掌形にほだ起こしをし、
来秋・来春の収穫に向けた準備を行いました。
しいたけを栽培する「ほだ場」は、基本的に温度が10~20℃、湿度が80%必要であり、乾燥を嫌います。
その環境を作り出すため、上空に寒冷紗をかけるなどの整備にも取り組みました。
「肉厚ジューシーでおいしい!」と大好評の南稜・小馬床演習林産原木しいたけ!
生徒たちの手で、今後も丁寧に生産に取り組んでいきます
演習林には季節を感じさせる山菜が至る所に顔を出しています。
是非、春を感じに演習林やお近くの山野に足を運んでみてはいかがでしょうか。
令和3年(2021年)3月25日(木)、
本校、総合農業科・環境コースの新3年生15名は、
熊本県庁本館5階知事応接室にて執り行われた、
田んぼダム せき板贈呈式 に出席しました。
本取り組みは、球磨川流域の治水対策として、
熊本県と研究機関が始める『田んぼダム』の実証実験における、
農家向け説明に使用する「せき板」の試作品で、
授業や実習の時間を活用して生徒が製作に取り組んできたものです。
式には、蒲島郁夫熊本県知事をはじめ、田嶋副知事、木村副知事、営業部長のくまモンにも御臨席頂きました。
また、大勢の報道陣にも囲まれ、緊張感漂う時間となりました。
しかし、そんな中でも、生徒代表での挨拶を務めた吉田大貴君が
「豪雨災害の影響を受けた故郷、人吉・球磨地域に少しでも貢献したい!」
「自分たちにも出来ることがあると、やりがいを持って製作に取り組むことができました!」
と力強く述べると、温かい拍手と共に、
「皆さんの取り組みで理解が深まり、地域全体へ波及していくこと願っています。」
と、蒲島知事からも激励を頂くことができました
教育長への表敬訪問も無事に終了し、
今後も、本取り組みの普及のために尽力していきたいという気持ちを新たにしました。
これからも、環境コースで農業土木と林業を学ぶ私たちに出来ることを考え、実践し、
地域と一緒になって人吉・球磨地域の自然環境や伝統文化を守り継いでいけるように頑張っていきます!
今回は貴重な機会を頂き、誠にありがとうございました!!
3月25日、保護者同伴合格者説明会が開催されました。新型コロナウイルス対策のため今年も各学科に分かれての説明会となりました。クラスメートとなるメンバーとの初めての集会です。
食品科学科では、3年次に醸造実習があり、卒業式当日には、焼酎の蔵入れ式が実施されます。
学科の特性を活かし、今回は、この課題に取組みました。
書道の分野から、人吉球磨の醸造元が販売している焼酎ラベルの紹介を行いました。
ほとんどのラベルが筆字で書いてあり、書体、書風、背景の色使いも様々です。
自分の焼酎ラベルを作成するなら、どんなタイトルにするのか。書体、書風や配置はどのようにするのか。
文字のくずしは字典を調べ、商品に対するイメージを大切にしながら作成していきました
色つけまではいきませんでしたが、それぞれの思いがこもった作品ができました
球磨農林学の最後の授業は、
自分達で作成した“人吉球磨カルタ大会”でした
とても、盛り上がり楽しい時間となりました
札は、全部で56枚
1番とれた生徒は、23枚でした
2年生総合選択Aでは、「漢字仮名交じりの書」の創作活動をしました。
これまでの作品制作で身につけた技術を発揮すべく、書体、書風(書きぶり)にもこだわりました。
今回は"自作の詩"で作品を制作しました。
内容は、3年生の0学期ともあり、進路に関する内容が多かったように思います。
最後は、授業で完成させた印を押し、完成させました!!
「漢字仮名交じりの書」の授業の創作活動として、木の板に揮毫(きごう)をし、時計を制作しました。
木材は、林業担当の先生、専攻の生徒のみなさんに準備をしていただきました。
普段は紙に書くことばかり。紙が発明される前は、木に書いていた時代がありました。木に書く体験ができないかと、林業の先生に相談し、今回の授業が実施できました。
どこに置く時計か、誰が目にするのかを基準に、10文字前後の文章を自分で考えました。その後、文字の配置や色使いを決定し、練習をしました。
時間に関する事、日頃の生活、部活動の目標、今後(進路)の目標などを書き込んでいます。
木の板に書くのは一発勝負。失敗できません。その為、全員が筆を入れるのをためらっていました。「緊張する!」と言いながら、一筆ごとに集中して取組んでいました。緊張するのは、自分の作品と向き合っている証拠です
時計本体を取り付けて、完成しました!! 時計は持ち帰り、早速使っているようです
最後に、各クラスの集合写真を撮りました!
一年間の集大成として、いい作品ができたと思います