令和3年(2021年)3月25日(木)、
本校、総合農業科・環境コースの新3年生15名は、
熊本県庁本館5階知事応接室にて執り行われた、
田んぼダム せき板贈呈式 に出席しました。
本取り組みは、球磨川流域の治水対策として、
熊本県と研究機関が始める『田んぼダム』の実証実験における、
農家向け説明に使用する「せき板」の試作品で、
授業や実習の時間を活用して生徒が製作に取り組んできたものです。
式には、蒲島郁夫熊本県知事をはじめ、田嶋副知事、木村副知事、営業部長のくまモンにも御臨席頂きました。
また、大勢の報道陣にも囲まれ、緊張感漂う時間となりました。
しかし、そんな中でも、生徒代表での挨拶を務めた吉田大貴君が
「豪雨災害の影響を受けた故郷、人吉・球磨地域に少しでも貢献したい!」
「自分たちにも出来ることがあると、やりがいを持って製作に取り組むことができました!」
と力強く述べると、温かい拍手と共に、
「皆さんの取り組みで理解が深まり、地域全体へ波及していくこと願っています。」
と、蒲島知事からも激励を頂くことができました
教育長への表敬訪問も無事に終了し、
今後も、本取り組みの普及のために尽力していきたいという気持ちを新たにしました。
これからも、環境コースで農業土木と林業を学ぶ私たちに出来ることを考え、実践し、
地域と一緒になって人吉・球磨地域の自然環境や伝統文化を守り継いでいけるように頑張っていきます!
今回は貴重な機会を頂き、誠にありがとうございました!!