8月23日、南稜米のほぼ全ての株で出穂が見られました。
実習中には鼻がむずむずする生徒もおり、イネの花粉を感じていたようです。
今年は赤米と黒米の栽培に新たに挑戦中です。赤米は極早生品種ということで、5月5日頃に出穂をしました。雀が穂を食べていたので、防鳥ネットを設置しました。
神殿原農場
神殿原農場は、以前はカヤとササに覆われた原野でしたが、先輩たちの全身に
汗を流して振り下ろされた一鍬一鍬によって明治40年に設けられました。以来多
くの生徒がこの農場で学び、球磨地域農業の推進者として巣立って行かれました。
この農場の土一粒一粒にも先輩たちの尊い汗が染み込んでいることを忘れてなな
りません。
〇 畜魂碑
昭和55年に、家畜の霊を慰め、家畜に対する感謝の気持ちを培う情操教育の一環
として建立され、毎年、畜魂祭が行われています。
〇 神殿原農場の碑
昭和四年に第24回卒業生によって建立されました。
〇 門柱
本校開校時の石柱を移設したものです。
8月20日から農家宿泊研修が始まります。これまで、自己紹介カードの作成や宿泊先の希望、電話連絡などの準備を行いました。今日は最後の事前学習会。日誌を作成し、いよいよ宿泊研修でどのようなことを学ぶべきなのか、農家さんがどのような気持ちで受け入れて頂いているのかなど最後の確認を行います。
まずは日誌の作成。生徒記入欄を見ながら学習すべき内容を確認していました。
生徒に聞くと農家宿泊研修どころか、他人の家に寝泊まりすることもそんなに経験が無い生徒もおりました。「私の家に知らない人が来たとき、どんな気持ちがするんだろうな」「農家さんには大きな負担をかけているんだな」「負担を受け入れてまで私たちのために受け入れて頂いているんだな」。受入農家さんの気持ちを考えることで、生徒達も少しずつ大人になっているように見えました。
受入農家の方々、お世話になります。ご迷惑をおかけしないよう頑張りながら、農業について多くのことを学ばせて頂きます。宜しくお願いします。