11月24日、宮原サービスエリア上下線にて南稜高校のお米の販売会を行なっています。
午前中は豪雨、暴風があり、一時店内に避難しましたが、午後からは天候にも恵まれ気持ちよく販売会を行なっています。
11月22日(金)、球磨工業高校で「人吉球磨地区ダンス発表会」が開催されました。南稜高校から、3L・3Hのメンバー12人による「NEXUS」が「青春(Youth)」をテーマに、ダンス部13名による「Turn up」が「Thanks」をテーマにダンスを披露しました。球磨工業高校・人吉高校・球磨中央高校とのよい交流の機会ともなりました。
生活経営科3年生の課題研究(食物分野)では
ドライトマトのカップケーキ作りに取組んでいます。
南稜産の米粉や卵そして県版GAP認証トマトを使用し、
砂糖や油脂の分量、種類を変えながらより美味しい
カップケーキを研究中です。
11月18日~19日の2日間、総合農業科の生徒が子牛のせりに参加させて頂きました。
繁殖経営農家は子牛を生ませ、約9ヶ月まで育成し、販売することで収入を得ます。1月、2月に生まれた子牛4頭が約9ヶ月齢になったので、セリに出品し、販売しました。
子牛は肥育経営農家の方が肥育素牛(肉に仕上げるための牛)として、繁殖経営農家が繁殖素牛(繁殖牛にするための牛)として購入されます。
子牛を繋留所につなぎ、ブラッシングを行いました。「これまで育てた集大成として」「購入して下さる方により満足して頂くために」「最後の別れ」。生徒達は様々な思いを持ったようです。
セリが始まりました。生徒達は牛の調整をしながら、「セリ販売の流れ」を学習したり、「市場調査(現在の相場など)」を学びます。子牛の価格は購買者からの評価といっても過言ではありません。プロの目には生徒達が育てた牛はどう映ったのでしょうか。
自分たちの順番になったらセリ会場へ牛を引きます。さあ、いよいよ自分たちが育てた牛がセリにかけられます。
この2日間、本校から出品した牛の価格は・・・。1日目「さくら」719,400円、「拓蔵」1,062,600円、2日目「如月」686,400円、「ゆり」1,340,900、平均価格952,325円(税込み)という高値で販売することができました。ゆりのセリを担当した生徒は「緊張した~。やばいと思った。」と興奮を隠しきれない様子でした。
生徒達は普段の実習をとおして「ウシにストレスをかけないこと」「そのウシが持っている能力を引き出すこと」を意識して飼養管理に取り組んでいます。その結果が評価されたことは喜びとなり、自身となります。また、結果がうまくいかなかったときは自分たちの取り組みを見直し、課題を見つけ、改善します。生徒達はセリという1つの区切りをとおして学びが深まったようです。
初霜も降り、ここ数日の寒さで校内の木々が一気に色づいてきています。イチョウ、モミジ、ナンキンハゼ、ラクウショウなど南稜は秋色に染まっています。