11月13日に3年生とその保護者を対象とした自動車学校入校説明会を開催しました。近隣にある3つの自動車学校にお越しいただき説明を行っていただきました。現代、特に地方においては車は必需品ですが一歩間違うと大惨事になりかねません。しっかりと知識と技術を習得して欲しいと思います。
食品科学科3年生の「醸造」の授業では、常圧蒸留・減圧蒸留の2種類の方法で焼酎の試験製造に取り組んでおり、今日から減圧蒸留焼酎の仕込みが始まりました。
今回の実習内容は製麹。「一、麹 二、酛 三、仕込み」という言葉があるくらい、焼酎の品質に大きく影響する重要な工程です。
蒸した米を冷却します。冷まし過ぎないよう、温度を確認しながら慎重に・・・。
冷ましている間に、少量の米に種麹を混ぜて、
ちょうどよい温度になった蒸米に均一に混ぜ込みます。
自動製麹機に移したら完了!2日間かけて麹菌を繁殖させます。
醸造の授業の集大成という位置づけになる、プラント焼酎の製造。全員で力を合わせ、昨年以上の品質の焼酎をつくりましょう!次回の実習は15日(金)、「一次仕込み」を行います。
牛部の生徒は放課後、神殿原農場で牛の調教や飼養管理い励んでいます。
そんな中、11月6日分娩予定の褐毛和種の「りお」の異変に気付いたようです。
2時破水から3時間が経過しました。お母さん牛の体力が心配だったため、みんなで引き出しました。そのあとは稲わらでマッサージ。ぬれた子牛の体を拭き上げました。
へその緒(臍帯)は結んでイソジンで消毒。
分娩時の体重は?
35㎏と黒毛和種にしては大きな子牛でした。
突然ですがみなさんに問題です。
「なぜ、褐毛和種の母親から黒毛和種の子牛が生まれたのでしょうか?」
答えは総合農業科の生徒に聞いてみて下さい。きっと、答えてくれるはずです。
3年生の畜産専攻生は牛の直腸検査に取り組みました。
今週15日には宮崎大学の北原先生に来ていただいて、繁殖技術講習会を実施していただく予定です。先日、学んだ子宮の解剖のイメージがある内に、直腸検査に取り組んでみました。
これまでの練習では子宮をイメージできなかったので何が何だか分からなかった生徒も、前回の学習で子宮を観察したことにより、イメージしながら取り組むことができました。中には子宮頸管、子宮角が触れた生徒もいました。
15日に行われる繁殖技術講習会にむけて、学習を積みます。
11月12日、早いもので3年生は卒業アルバムの作成に取組み始めました。一部の進学希望者等以外の大半の生徒が進路も決定し、高校生活(登校日数)も残り2ヶ月程度です。たくさんの思い出が詰まったアルバムになることでしょう。