水田の畦塗りなどで止まっていた水路の水が久しぶりに流れ始めました。この水路は80周年記念の際に生徒たちが河川敷から運び手作りしたものです。校内にリラックス効果のあるせせらぎの音が流れます。
臨時休校で活動を休止ししていた部活動が今日から再開しました。1年生にとっては高校生活での部活動のスタート日となりました。一生の仲間とたくさんの思い出をつくり、充実した活動にしてください。しかし、放課後に生徒の元気な声が聞こえるのは良いものです。
今年も図書委員会による七夕が始まりました。コロナの影響で前が見えない状況が続いていますがそれぞれの願いを飾ってください。きっと願いが叶います。
総合農業科・環境コースでは、農業土木や林業を専攻する生徒が日々目標を持って学習に励んでいます。
今年度の3年生には、
・国立大学農学部への進学
・農業土木職の県職員
・林野庁の森林官
・農業土木、林業関連産業への就職
など、一人一人が明確な進路目標を持って頑張っています。
環境コース(旧環境工学科)からは、地元の関連産業で地域を担う人材となっておられる方々をはじめ、熊本県職員や国家公務員となって全国各地で活躍する先輩が多数おられます。
素晴らしい先輩方の姿を目標に、今後も課外学習に励みます!
あさぎり町役場農林振興課の田山さん、大門さんをお招きし、本校演習林における野生鳥獣被害について調査を行いました。
熊本県内で、最も野生鳥獣による被害が深刻化しているのがこの人吉・球磨地域。
林野庁の調査によれば、全国的に見ると約6,000haもの森林が野生鳥獣(シカ、イノシシなど)によって被害を受けており、その約7割がシカによるものだそうです。
林内を調査してみると、至る所に足跡や沼田場を発見。
シカの踏み跡で表層が崩れてしまっている場所や、残された糞も確認できました。
まずは生息頭数の推定に向け、1m×1mのコドラートを林内に数カ所設置。
定期的な定点観測を行なっていきます。
今後の取り組みの発展に、御期待下さい