3年総合農業科環境コースの生徒は、課題研究の時間にあさぎり町で製材工場を営まれている善木材様を視察しました。人吉・球磨地域は豊かな森林に恵まれ、林業が盛んな地域といわれますが実際にどのような仕事をされているのか視察させていただくことにしました
お伺いしたときにはスギ60~70年生になる『大木』の製材の真っ最中でした
大木が製材機で加工されていく様子に圧倒させられました
善社長からは、木材には一つひとつ性格があり、木の性質を見極めて製材することが大事なこと、機械化されている今日においても、このような大木は人の手でなければ製材できないことなど詳しく学ぶことができました
学校から外に一歩踏み出すと、地域にはその道の『名人』がたくさんいらっしゃいます。『名人』から技を学びながら専門性を身に付け、将来は球磨の地に貢献できる人材となれるよう生徒の頑張りは続きます
2年生の総合選択Aで「林産物利用」を選択している生徒は、南稜祭での木製品販売に向けて『六角プランター台』の製作に動き出しました六角プランター台はスギ材の木片を接着させてつくる可愛らしいプランター台で、南稜祭では大好評いただいている製品になります
単純な作り方のように見えますが、木材一つ一つの木目や色合いを見ながら、木と木の接着にズレが生じないよう丁寧に仕上げていかなければならないため、慎重な作業になります
慣れてくると、作っている生徒にも笑顔が
作り上げた素晴らしい木製品を南稜祭で販売できるよう「林産物利用」選択の生徒は頑張ります
今年度最初のNICC英会話教室を開催しました。
NICCとは南稜インターナショナルコミュニケーションサークルの略で、本校OBの方からの寄付を元に基金を立ち上げ、英会話教室やオーストラリア海外派遣研修などの事業を行っています。昨年度から新型コロナウイルス感染症の影響により、当面の間海外派遣研修は中止、英会話教室も本校生徒のみで感染防止対策をとった上での実施となっています。
今日は最初の英会話教室ということで、ALTのケビン先生の自己紹介に始まり、お互いに趣味や好きなものなどを英語で質問をしながら、お互いのことを知る活動を行いました。1年生は最初は緊張した様子でしたが、ペアでの会話の活動では、堂々と質問や受け答えをしていました。今後の成長がすごく楽しみです。
NICC英会話教室は月に1、2回火曜日の放課後に実施をしています。英語や海外のことに興味がある人、海外派遣研修に行ってみたい人はぜひ参加してほしいと思います。次回のNICC英会話教室は5月25日(火)に実施予定です。皆さんの参加をお待ちしています!
本日3限目に食品科学科内の意見発表大会を行いました。各クラス2名の代表生徒が校内選考へ向けて、堂々と発表してくれました。
全員が発表を終え、ほっとしてました。
代表としてよく頑張りました!!お疲れ様でした^_^
司会の2人もお疲れ様でした!
総合農業科3年環境コースの林業専攻の6名は南稜祭での木製品販売に向けて、木材加工の技術向上に励みました本日の林産物利用の授業では鉛筆で引いた線に沿って木材をノコギリで切断する練習を行いました
木材に鉛筆で線を引く段階では、何度間違えても修正がききますが、ノコギリで切り込みを入れると元の形に戻すことはできません。丁寧さと正確さが求められます。生徒は慣れない作業に慎重になっているようでした
何度も練習していると、正確に早く木材を切断できるようになりました
先生方から木目や狂いなど木材の性質も教わりながら、楽しく技術を磨いたようです環境コースでは、毎年南稜祭で高品質なプランター台や木製ベンチを販売しています
今年度も皆様に喜んでいただける素晴らしい木製品を提供できるよう林業専攻生6名で頑張っていきますので、是非ご期待ください
4月17日(土)八代白百合学園にて、令和3年度熊本県バレーボール協会長杯が開催されました。
本校は、2回戦で熊本中央高校と対戦し、見事勝利を収めました。
3回戦は、国府高校と対戦し、残念ながら勝つことはできませんでしたが、本気で勝負する姿を見ることができました
今回の大会で、ベスト16に入ることができ、生徒たちも公式戦の勝利に喜んでいました。
次は、4月28日(水)の人吉球磨地区体育大会に向け、頑張りたいと思います!
4月15日(木)に育友会による朝のあいさつ運動が行われました。
元気のよいあいさつで気持ちのよい学校生活を始めることができます。
4月16日、昨日生まれた子牛の飼養管理を2年総合農業科動物コースの生徒が行いました。本校の牛は生徒達が飼養管理しています。
ウシはほ乳類なので、本来、子牛は繁殖牛(お母さん)の母乳で育ちます。しかし、本校では様々な理由からほとんどの子牛は生まれてすぐ、親と離して育てます(早期母子分離と言います)。ですので、子牛を育てるのは繁殖牛ではなく生徒。学習を積んで良いウシを育ててください。
まずは初乳の粉ミルク、「粉末初乳」をつくり、哺乳ボトルで与えました。生徒達は説明書を読む者、ミルクを作る物と分かれて「お湯は何度?」「お湯の量は何ミリリットル?」「粉はどれぐらい入れるの?」と話し合いながら取り組んでいました。
初乳を子牛に飲ませます。誤嚥(気管支にミルクが入ること)に注意しながら飲ませます。この子牛は元気よく、吸い付いてくれました。
かわええのー。
臍帯(へその緒)は何度も消毒します。
初乳を飲んだ子牛は満足したのか、ヒーターの下で眠りました。
最後に、生徒達へのお題を出しました。「子牛の名前何にする?」ああだこうだ言いながら話し合っていました。ちなみにこの子牛、「ひらがな」で名前を付けます。その理由は動物コースの生徒に聞いてみてください。
これからの飼養管理や観察が大切です。それらの経験を通して生徒達も成長して欲しいと思います。
4月15日、畜産専攻で飼育している肉用牛の繁殖牛(お母さん)「よりこ3」号が今年度初めて分娩しました。平成31年度(令和元年度)、令和2年度とこれまで分娩事故0。プロの農家さんと比べても結構優秀な成績なのではないでしょうか。今年度も事故0を目指して飼養管理や観察に取り組みます。
夕方からそわそわしていたよりこ3、20時には胎膜に包まれた前足(足胞)が見えました。この形だとおそらく前足。手を入れて頭を確認。子牛の体勢は正常です。
20時30分ごろ、顔が見えたので引き出しました(いつもこのときは写真が撮れず申し訳ありません。私も必死なのでご了承ください)。子牛が結構大きくて、力一杯引っ張りました。
生まれた子牛をなめるよりこ3。リッキングと言います。お母さんにとっては母性を保つため。子牛にとっては体を乾かしたり、血行を促したり、お母さんの胃袋にいる良い微生物を子牛に移行させる大事な行動です。
このあと、早期母子分離(お母さんと子どもを別々に飼育すること)をするために子牛の部屋を移しました。さて、生徒のみなさん、後は宜しくお願いします。
中学生の皆さん、本校は命が生まれる学校です。一緒に勉強してみませんか?
4月12日、神殿原農場では牧草(イタリアンライグラス)が刈り取り時期を迎えております。そのタイミングに合わせて、「肉用牛繁殖牛の採草地放牧」の開始です。
本校肉用牛部門において妊娠した繁殖牛は、牛舎の中ではなく、放牧を用いた飼養管理を行っています。ウシたちは新鮮な牧草を前に飛び跳ねながら走り回り、ムシャムシャと牧草を食べていました。
1ヶ月前に萌芽したブドウも大きくなり摘芽を始めました。
養分集、光合成促進が芽摘みの目的です。どの枝を摘むか見極めが重要です。
モモの予備摘果の様子です。
モモの成長は早く、早生品種はウメボシ大になっていました。摘果したモモを割って臭いを嗅いでみるとほのかにモモの香りがしました。
「球磨農林学」は教科「農業」の学校設定科目で総合農業科、食品科学、生活経営科が履修します。郷土愛を醸成し、未来の人吉・球磨をデザインすることを目的とします。
総合農業科1年の「球磨農林学」初めての授業風景を紹介します。
本時のテーマは「球磨農林学で何を学ぶか、どのような力をつけるか理解する。」です。
地域のことについてしっかり語れるようになろう、最終目標として学科集会でコースのことや学校のことを話してくれた先輩方みたいに集会や人前で発表できるようになろうということで、本日はあえてマイクを使った授業展開となっています。
「人吉球磨の魅力は何ですか。」
「自然が豊か」「米がおいしい」「果物が豊富」「温泉がある」「人情がある」等挙手をして積極的な発言がとぎれることなくありました。
「あなたは20年後人吉球磨に住みますか。その理由は」自分の20年後を想像し、考えをまとめます。
将来人吉球磨に住んでいる。人吉球磨から離れる。それぞれ班を作り、一人一人の意見を共有し班でまとめて代表者が発表します。
住みたい理由は、住み慣れた場所だから、人吉球磨が大好きだから、就農して地域を支えたい等。
離れる理由は、都会でやりたいことがあるから、人吉球磨では就職先が限られるから、一度は都会で生活したい憧れ等たくさんの意見がありました。
これから2年間で、人吉球磨地域や基幹産業である農林業について、実習や現地調査、プレゼンを交えて学び、見識を深めていきます。
春作の野菜たちがみるみる大きくなり、日々管理に取り組んでいます。とある日の実習風景です。
左写真:肥後グリーンメロンの雄花を取り除いてます。右写真:玉つり中です。
さあこの写真、どこかが変わりましたが、分かりますか? 左写真:Before 右写真:After 正解は次回。
次はスイカです。本校ではスイカの立体栽培を行っています。立ち上げ用の支柱を立て、紐を張ります。
その後実際に立ち上げです。誘引器具を用いて上手に固定。交配ももうすぐです。乞うご期待!!
本日農業と環境の授業の中で全ての実習服の試着、サイズ合わせを行いました^ - ^新実習棟になり3年目を迎えますが、更衣室で着替える際にも『あたらしー』と実習棟の綺麗さにも驚きながら更衣をしていました(^ ^)
まず初めに説明を行います。
決まったところに氏名を記入します
外の更衣室の鍵の場所や、更衣の決まりを職員が説明します
初めての白実習服!
よく似合っています。
更衣に慣れないかもしれませんが、徐々に慣れてください。
まだまだ始まったばかりです。何か心配ごとがあればいつでも食科職員に聞いてください。
「農業と環境」の授業で新しい実習服に着替えて、まずは記念撮影
その後は農場案内
いよいよ高校生としての授業がスタートしました。農場でしっかり学び、専門性、創造性、課題解決能力を身に付けましょう。
今日も予想を超える1年生が見学に来てくれました!!
見学に来てくれた皆さん、ありがとうございました^_^
明日までに決めきれない人もぜひ見に来てください。
マネージャーもたくさん募集しています。
部員一同お待ちしています^ - ^
4月9日(金)アールスヴェルダメロンの定植を行いました。春休みの育苗期間を経て、ようやく定植です。
美味しいメロンになることを願って。
まずは苗を配ります。その後は実際に定植。浅植えを心掛けて、丁寧に。
各々が実践。
乞うご期待!!!
本日、部紹介後たくさんの新一年生が見学に来てくれました^_^
明日も気軽に見に来てください!!
部員一同お待ちしています。
12日(月)、新入生へ「部活動紹介」が行われました!
体育・文化各部の活動趣旨及び活動概念を伝え、部活動に対する新入生への動機付けを図る目的です。
紹介の一部を公開します!
男女ソフトテニス部
弓道部
馬術部
ダンス部
ボランティア部
科学部
吹奏楽部
書道部
南稜就農塾
NICC
コロナ禍もあり、スライドや動画を用いた口頭での紹介が多くありましたが、
全部で27の部活動が新入生の勧誘に向けて熱く、面白い、工夫を凝らした時間となりました。
さあ、新入生の皆さん、どの部活動で青春を謳歌しますか?!
部活動で皆さんの活躍する姿を目にするのを心から楽しみにしています!!
43名の新入生を迎えての学科集会を行いました。新入生は一人ずつ、高校で頑張りたいこと、入部したい部活等を交えて自己紹介をしました。2年生のクラス代表生徒、3年生の動物・植物・環境コースそれぞれの代表生徒が総合農業科で学ぶこと、各コースの紹介、新入生に期待すること、高校生活でのアドバイス等を紹介し、新入生を歓迎しました。
「総合農業科」は、本校の母体である球磨農学校開校当時から現在に至るまで、球磨を支える人材を輩出している伝統ある学科です。先輩から受け継がれた「総合農業科」としての矜持を胸に頑張りましょう。
昨日の入学式から一夜明け、今日から南稜高校生としての第一歩を踏み出した新入生117名を迎えてのオリエンテーションを行ないました。
1限目は生徒会及び農業クラブから、2・3限目は各関係部署の先生方からそれぞれ南稜高校生となるにあたっての説明がありました。
緊張した面持ちのなか、先輩や先生方からの話に一生懸命耳を傾ける様子が印象的で、大事な部分についてはメモをとりながらこのオリエンテーションに臨んでいました。
高校生となったばかりでまだ慣れないことばかりと思いますが、少しずつ学校の雰囲気に慣れていってほしいと思います。
本日新入生登校2日目です。
午前中は体育館にて様々な部署の説明を受けたあと、食品科学科全学年による科別集会を行いました。
初めに職員紹介が行われました。
生徒も真剣に聞き入ります。
次は1年生より自己紹介を1人ずつ行いました。緊張した様子でしたが、堂々と抱負を述べてくれました。
続いて2年生が1人ずつ自己紹介を行いました。部活の勧誘など、新2年生らしく堂々と話してくれました。
最後は新3年生です。2年前、3年生が入学した時はあどけなさがありましたが、皆成長し立派に話してくれました。
最後は先輩の代表挨拶が行われ、その後1年生の室長が1年代表挨拶をしてくれました。
まずは1年間食品科学科を盛り上げていきましょう!!
午前の在校生始業式後は、設営を済ませ14:00より新入生の入学式が行われました。
その様子をご覧下さい。
新入生入場です。
開式 本校教頭が行いました。
国歌演奏のあとは、担任による生徒ひとりひとりの呼名を行います。
全員の氏名が読み上げられた後、校長にる入学許可が行われました。
次は校長式辞です。
新入生誓いの言葉
大勢の前で、非常に堂々と新入生代表誓いの言葉を述べてくれました。夢・目標を語ってくれてとても立派でした。
閉式後は、1学年職員紹介がありました。
式後の行事として保護者代表の平野様より職員へ向けてご挨拶をいただきました。
お忙しい中大変ありがとうございました。
退場です。
新入生の皆様本日はご入学大変おめでとうございます。
最後は学年主任挨拶を行いました。
長時間ではありましたが、最後までご清聴いただきありがとうございました。
式終了後は、初めてのHRです。
新入生は、早く南稜高校に慣れ、自分の成長に繋げてください。
皆様の活躍を期待しています。
本日より新学期がスタートしました。
新2・3年生の始業式の前に新たに南稜高校に来られた7名の先生方の新任式が行われました。
まずは新任式です。
生徒へ向けてお一人ずつご紹介を行います。
新転入者を代表して大山教頭先生よりご挨拶をいただきました。
次に表彰式です。
新任式終了後、表彰式が行われました。牛部の和牛甲子園での表彰の様子です
始業式です
大山教頭先生が開式を務められます。
次は校長挨拶です。増村校長より「水泳の池江選手の様に困難な状況の中でも、高い壁を乗り越えられる力を身に付けて欲しい」と在校生へ向けて抱負を述べられました。
最後は生徒が待ちに待った担任紹介です。
時に大きな拍手や歓声もあがり生徒・職員も温かい気持ちになりました。
今年度もどうぞよろしくお願いします。
この度の定期異動で新たに7名の先生方をお迎えすることになり、本日午後より先生方に向けてのオリエンテーションを実施しました。
各分掌部から年度当初の業務などの説明が行なわれ、学校の雰囲気を少しずつ感じとっていただける良い機会となったことでしょう。
環境も大きく変わり慣れないことばかりだとは思いますが、一日も早く南稜高校に馴染んでいただければと思います。
公務員希望の新3年生15名は、
4/1(木)〜2(金)の二日間、
春休み学習合宿に励みました!
公務員専門学校での講習に加え、
朝晩の学習会をとおし、
一日目は9時間!
二日目は7時間!
みっちり学習に取り組みました
参加した全員が、体調も万全に、
最後まで諦める事なく頑張り抜けたことが、今回の一番の成果だと感じます
まだ、一歩を踏み出したばかりですが、
これからチーム公務員一丸となって、
進路目標実現に向けて精一杯頑張っていきます
先生方、今後とも御指導宜しくお願い致します!
桑原先生のご家族が来校され10年前に植樹されたサクラをご覧になりました。あいにくサクラは散って葉桜になっていましたが桑原先生の思い出話に花が咲きました。
3月29日(月)に市岡いちご園さんに御協力いただき、いちごの管理実習に行ってきました。
食品製造をするうえで大事なことは、加工技術を身につけることだけではなく、食材そのものを知ることです。
今回の実習は、食材が育っている環境や育ち方を知ることにも繋がる貴重な実習です
ポットに土を詰めます。
限られた時間で多くの土詰めを行うために、どのように作業を分担するかを考えながら実習を行っています。
焦って雑にしてしまうと、よい製品はできません。
でも、丁寧にしすぎては製品数ができません。
効率を考えて実習することの大切さも、今回の管理実習で学んでいます。
いちごの親株の管理も手伝わせていただきました。
枯れた葉などを除去していきます。腰に下げた肥料袋がかっこいい!!
そのほか、土詰めしたポットを並べる作業もさせていただきました。
実習が終わったあとの満足そうな表情が、今回の実習でいかに多くのことを学べたか物語っているようでした。
この経験を活かし、2年生になってからの製造実習も頑張っていきましょうね!
環境コースでは、しいたけの原木栽培に取り組んでいます。
新3年生15名は、昨年度先輩方が接種し伏せ込んだ原木を合掌形にほだ起こしをし、
来秋・来春の収穫に向けた準備を行いました。
しいたけを栽培する「ほだ場」は、基本的に温度が10~20℃、湿度が80%必要であり、乾燥を嫌います。
その環境を作り出すため、上空に寒冷紗をかけるなどの整備にも取り組みました。
「肉厚ジューシーでおいしい!」と大好評の南稜・小馬床演習林産原木しいたけ!
生徒たちの手で、今後も丁寧に生産に取り組んでいきます
演習林には季節を感じさせる山菜が至る所に顔を出しています。
是非、春を感じに演習林やお近くの山野に足を運んでみてはいかがでしょうか。
令和3年(2021年)3月25日(木)、
本校、総合農業科・環境コースの新3年生15名は、
熊本県庁本館5階知事応接室にて執り行われた、
田んぼダム せき板贈呈式 に出席しました。
本取り組みは、球磨川流域の治水対策として、
熊本県と研究機関が始める『田んぼダム』の実証実験における、
農家向け説明に使用する「せき板」の試作品で、
授業や実習の時間を活用して生徒が製作に取り組んできたものです。
式には、蒲島郁夫熊本県知事をはじめ、田嶋副知事、木村副知事、営業部長のくまモンにも御臨席頂きました。
また、大勢の報道陣にも囲まれ、緊張感漂う時間となりました。
しかし、そんな中でも、生徒代表での挨拶を務めた吉田大貴君が
「豪雨災害の影響を受けた故郷、人吉・球磨地域に少しでも貢献したい!」
「自分たちにも出来ることがあると、やりがいを持って製作に取り組むことができました!」
と力強く述べると、温かい拍手と共に、
「皆さんの取り組みで理解が深まり、地域全体へ波及していくこと願っています。」
と、蒲島知事からも激励を頂くことができました
教育長への表敬訪問も無事に終了し、
今後も、本取り組みの普及のために尽力していきたいという気持ちを新たにしました。
これからも、環境コースで農業土木と林業を学ぶ私たちに出来ることを考え、実践し、
地域と一緒になって人吉・球磨地域の自然環境や伝統文化を守り継いでいけるように頑張っていきます!
今回は貴重な機会を頂き、誠にありがとうございました!!
3月25日、保護者同伴合格者説明会が開催されました。新型コロナウイルス対策のため今年も各学科に分かれての説明会となりました。クラスメートとなるメンバーとの初めての集会です。
食品科学科では、3年次に醸造実習があり、卒業式当日には、焼酎の蔵入れ式が実施されます。
学科の特性を活かし、今回は、この課題に取組みました。
書道の分野から、人吉球磨の醸造元が販売している焼酎ラベルの紹介を行いました。
ほとんどのラベルが筆字で書いてあり、書体、書風、背景の色使いも様々です。
自分の焼酎ラベルを作成するなら、どんなタイトルにするのか。書体、書風や配置はどのようにするのか。
文字のくずしは字典を調べ、商品に対するイメージを大切にしながら作成していきました
色つけまではいきませんでしたが、それぞれの思いがこもった作品ができました
球磨農林学の最後の授業は、
自分達で作成した“人吉球磨カルタ大会”でした
とても、盛り上がり楽しい時間となりました
札は、全部で56枚
1番とれた生徒は、23枚でした
2年生総合選択Aでは、「漢字仮名交じりの書」の創作活動をしました。
これまでの作品制作で身につけた技術を発揮すべく、書体、書風(書きぶり)にもこだわりました。
今回は"自作の詩"で作品を制作しました。
内容は、3年生の0学期ともあり、進路に関する内容が多かったように思います。
最後は、授業で完成させた印を押し、完成させました!!
「漢字仮名交じりの書」の授業の創作活動として、木の板に揮毫(きごう)をし、時計を制作しました。
木材は、林業担当の先生、専攻の生徒のみなさんに準備をしていただきました。
普段は紙に書くことばかり。紙が発明される前は、木に書いていた時代がありました。木に書く体験ができないかと、林業の先生に相談し、今回の授業が実施できました。
どこに置く時計か、誰が目にするのかを基準に、10文字前後の文章を自分で考えました。その後、文字の配置や色使いを決定し、練習をしました。
時間に関する事、日頃の生活、部活動の目標、今後(進路)の目標などを書き込んでいます。
木の板に書くのは一発勝負。失敗できません。その為、全員が筆を入れるのをためらっていました。「緊張する!」と言いながら、一筆ごとに集中して取組んでいました。緊張するのは、自分の作品と向き合っている証拠です
時計本体を取り付けて、完成しました!! 時計は持ち帰り、早速使っているようです
最後に、各クラスの集合写真を撮りました!
一年間の集大成として、いい作品ができたと思います
春らしい暖かな1日となった本日、総合選択Aで「グリーンライフ」と「林産物利用」を受講する生徒は、あさぎり町須恵地区にある小馬床演習林で実習を行いました。先週の授業では、しいたけ原木に種駒を植菌する実習を行い、しいたけの栽培について学習しました。
本日は、実際にしいたけを収穫体験を行いました。
スーパーで袋詰めされているしいたけを見ることはあっても、「初めて収穫をした」という生徒もいました。
一昨日の雨の後、気温が高かったため発生もよく、肉厚で美味しそうなしいたけが育っていました
しいたけの収穫体験の後は、シカ被害対策のために演習林に設置している囲い罠について、学習しました。更に森林作業道を歩いて散策し、森林浴でリフレッシュできたようです
散策終了後、ウッドデッキで一休み。「森カフェ」時間を過ごしました。
小馬演習林には木材を搬出するために作られた森林作業道が張り巡らされ、それを活用した散策や生徒が栽培した原木しいたけの収穫、山菜採り、タケノコ掘りなど自然体験活動が充実しています。森林から薪を採取していた時代に比べると私たちは森林に入る機会が少なくなってきたことと思います。しかし、こうして人が森林に入り、森林を活用していくことこそが元気な森をつくり上げるのです 是非みなさんも小馬床演習林にいらしてください
総合農業科、学科集会を開催しました!
2学年の室長を中心に、生徒主体でスムーズに進行をすることが出来ました
動物コース代表
税所君、柿本さん、米原君
植物コース代表
中嶋君、児玉さん、杉山さん
環境コース代表
溝辺君、山本君
各コース、各専攻で日々取り組んでいる実習内容について詳しく紹介がありました
「きつい実習もあるけれど、仲間と共に一生懸命に取り組むことで、楽しく、やりがいを持って高校生活を送る事ができています」
という言葉に、頼もしさを感じました
学科主任講評では、
「地域に溢れている資源を生かして、しっかり学び、専門性を高めて欲しい。」
「立派に卒業していった3年生を超えれるように、充実した学校生活を送ってほしい。」
という激励も送られました
明日で修了式。
今日の集会での気づきや学びを生かし、有終の美で締め括って下さい
水上村の市房ダム湖周辺の桜並木は県下有数の桜の名所として、毎年各地から花見客が訪れています。私たちは自然の風景の移ろいから「季節」を感じて、四季折々の景色から癒やしを得ています。特に「春」は自然の息吹を感じられる季節です。1年総合農業科の生徒は学校設定科目「球磨農林学」の授業では、校内で春を感じられるスポットを班別に探すことにしました。毎日の登下校で満開に咲き誇る桜や田んぼの畦道を染める菜の花など普段から目にしていても通りすがりになってしまいがちの「春」ですが、今回の授業では「春」を写真に記録し色彩豊かなこの季節を堪能することにしました。
★農場で桜と菜の花のコラボ★
★ハウス内にも春がやってきました★
★小さな春を発見!ホトケノザとの1枚★
★農場のハウスを彩る菜の花★
★桜に囲まれました★
★木漏れ日が照らす桜の花★
慌ただしく毎日を過ごしていると、いつしか季節が巡りあっという間に1年が終わった・・・なっていうこともありますね。しかし、少し立ち止まってその時、その瞬間にしか味わえない季節からの贈り物を感じてもらいたいものです。来年はどんな春がやってくるのかそれもまた楽しみですね。
3月18日、19日に1・2年生の教科書 販売が行われました。いよいよ新学年に向け準備です。
3月18日(木)2年普通科福祉コース20名全員で、豪雨災害支援活動を行いました。
「自分たちにできることがあればやりたい!」と考えていた生徒たちにとって、待ちに待った活動でした。
今回の支援活動は、災害直後からボランティアを継続しておられる「雲泉寺ボランティア団体」のご協力・ご指導により実現したものです。
検温・健康観察に全員クリアーし、いざ出発
現地に着くと、被災家屋の家主様から被災時の状況をお聞きしました。2階ベランダを越えて水が押し寄せてきたという当時の光景が目に浮かびました。一日も早く自宅再建できるよう、少しでも力になりたいと思いました。
ボランティア団体の方から活動内容の説明をしていただき、活動開始
考えていた以上に地道で根気のいる作業でしたが、皆、懸命に活動し、あっという間に時間が過ぎていきました。
まだまだボランティアを必要としている人がたくさんおられます。また是非、支援活動をしたいと思いました。
今回の貴重な機会を与えてくださった家主様、ボランティア団体の方々、本当にありがとうございました。
今日は、生活経営科1年生にとって今年度最後の調理実習でした。
献立は、ちらし寿司と茶碗蒸しです
農業のプロジェクト実験卵と実験ではない卵の比較もかね、食べ比べもしました
実験卵とそうではない卵の見た目では大きな違いは見られないようでしたが、白身の濃厚さや卵の殻の固さなどに違いがあるようでした。来年度あるプロジェクト発表が楽しみです
3月16日(火)1・2限の時間にボックスフラワーをつくりました
用意してある造花から使いたいものを選ぶところからスタートです。
贈りたい人、飾りたい場所をイメージしながら花を選びます。
花の形や色のバランス、グリーンの位置を意識して…
下に敷いたオアシスが見えないように配置をしていきます。
思わず、全員立ち上がって作る班も
最後はボックスフラワーを持った状態での記念撮影をし、
ボックスフラワーのテーマ、イメージ、感想の記入を行いました。
~作品紹介~
テーマ・イメージ「気持ちが明るくなる玄関」
工夫点:黄色やオレンジ色の目立つ色にして明るくしました
感想より抜粋:今日できた作品は家の玄関に飾ろうと思います。テーマ・イメージのように気持ちが明るくなって玄関を出ようと思います。
テーマ・イメージ「ありがとうの気持ち」
工夫点:ピンクと黄色を使って明るくて優しい感じを表現しました
感想より抜粋:祖母へ日頃の感謝を伝えるために作成したけど、誰に贈るのか、どういう想いなのかで完成したときの見た目や雰囲気が全く違うと思いました。祖母が喜んでくれるといいなと思いました。
テーマ・イメージ「一輪の花の輝き」
工夫点:明るかったり華やかな花を使わず、不格好でも生きている花に見せるように作りました。小さい花をおいてメインを引き立たせるように工夫しました
感想より抜粋:今までは才能やセンスのある人しかできないと思っていたけど、作るだけでも楽しいと思いました。花の様々な一面にふれて、これまで以上に自然に対して興味がわきました。
テーマ・イメージ「暖かい春」
工夫点:やわらかい色を使いなるべく暗めの青色や色が強い赤を使わないようにしました。
感想より抜粋:個性あふれる作品を見て楽しみ、勉強することができたので嬉しかったです。この作品を贈る家族が、この作品を見て「春」を想像して、心の中で暖かさを感じてもらえたらと思います。
この他にもたくさんのすてきな作品がありました
贈る人のことを思って作られた作品が多く、みんなの優しさに心が温かくなる2時間でした
3月8日、2年生は終日「進路DAY」でした。進学、公務員、就職の3つのグループに分かれガイダンスをとおして、進路活動に向けての動機づけや、面接での基本的な動きなど、生徒自身に自ら考え行動させることで「進路力」を高めました。
マナー講座
就職対策講座
学校別分科会
公務員総合説明会
働き方&仮想収入体験ワーク
フューチャーライブ(進路劇)鑑賞
本日は、進路DAYでした
1学年は、4・5限目専門学校等講師による進路ガイダンス、6限目収入&支出バランス体験ワークを行いました
進路ガイダンス
収入&支出ワーク
進路や将来について考えることができた学び深い時間でした
3月16日、福司山様にご来校いただき、人吉・人吉中央の両ロータリークラブから今回の豪雨災害で被災した生徒たちへと図書カードのご寄贈をいただきました。生徒たちの知識と感性を育む図書を購入し、地域の再興を支える人材育成につなげたいと思います。
今日は、高校入試の合格発表の日でした。コロナ禍で玄関前での発表は行われず、特設ホープページによる発表となりました。発表後早速、合格した生徒たちが笑顔で実習服や運動靴などの採寸に来校してくれました。合格おめでとうございます。
今年度最後の実習となりました
まず製造方法について説明があります。
生徒は真剣に聞いています。
油を加える際に分離しないよう、とにかく混ぜる
混ぜる、、、
混ぜる、、、、
混ぜる、、、、、
最後に酢で味を整え出来上がりです。
長い班では1時間近くペアと協力し混ぜていた班もありました。よく頑張りました!!
片付けの時間も、いつもより時間がない中でしたが、全員で協力し、時間内に終わる事ができました。
最後は、担任の松本先生より「やればできる」と2年生最後の製造実習にふさわしい授業となりました。
1年間のまとめとして、人吉球磨カルタ作りを行っています
一人2つの“かな”を担当して、作成中です
来週の授業で、カルタ大会を実施します
放課後も残り、みんな真剣に仕上げています!
カルタ大会が楽しみですね
果樹園の桃の花が満開となり見頃をむかえています。
満開の桃園で、「球磨農林学」の実習でつぼみや花を落としていました。もったいない・・・・
これは「摘蕾」「摘花」というモモの管理実習です。
モモは最終的に収穫する実の30~40倍花が咲きます。余分な花を咲かせることは、多くの養分の浪費となります。それを防ぐために行っている実習です。今後も数回に分けて「摘花」「摘果」を行い、最終的には、短果枝1個、中果枝2個。長果枝3、4個程度を収穫します。
ある程度摘花したほうが、今後の作業効率があがるという目的もあります。
モモの収穫は6月下旬からはじまります。