8月1日、熊本市内の会場に県内の専門高校生40人以上が集まり、グローバルチャレンジ海外オンライン研修が行われました。本校からは3年総合農業科の松﨑君、黒木さん、1年総合農業科の松永さん、西さんの4名が参加しました。
午前中は事前研修として4~5人ずつのグループに分かれ自己紹介をした後、個人の目標設定をしてグループ内で一人ずつ述べた後、グループの目標を話し合って決め、全体に発表しました。
午後からは2つの国と結び、オンライン研修を行いました。1つめはオーストラリア、クイーンズランド大学の水野哲男先生による「海洋ごみと海洋生物セミナー」でした。海洋ごみの中でもプラスチックごみが40%以上を占め、ウミガメやアホウドリなどの野生生物に被害を与えており、さらには人間にも健康被害を及ぼしているという話を聞きました。
2つめはタイでトマトを生産されている迫田昌さんによる「タイにおける日本農業の可能性についてのオンラインセミナー」でした。迫田さんはタイで「びじんトマト」という安価で美味しいトマト作りに取り組んでおられます。気候が異なるタイでどのようにトマトを栽培し、トマトが嫌いな人が多い中でいかに市場を広げたかといったことなどについて話して下さいました。
初めのうちは生徒たちはおとなしい様子でしたが、研修の終盤では積極的に質疑を行いました。
また、グループ内での討議もだんだん活発になっていく様子が見られました。
次回の研修会は8月3日に計画されており、当日は現地の高校生との交流会も行われる予定です。この研修で積極的に意見を交わすことによってコミュニケーション能力を向上させるとともにグローバルな視野を広げ、将来は世界に羽ばたく人材に育ってほしいと期待しています。
7月27日(水)に開催された第66回熊本県吹奏楽コンクール高等学校Bの部に出場し、銀賞を受賞しました。
コロナ禍などで十分に練習ができないままでのステージでしたが、本番では力を出し切ることができたと思います。
3年生にとっては高校最後のコンクールであり、これから活動のメインは下級生に移りますが、コロナに負けず盛り上げていきたいと思います。
南稜生が育成したくまもと黒毛和牛の試食・販売会が7月29日、あさぎり町のハロー免田店で開かれました。
この試食・販売会は、南稜生が育成し、地元のオオツカグループが肥育したくまもと黒毛和種を販売するというものです。
生徒も実際に店舗を訪れ、接客を行いました。生徒たちは、これまで、畜産を学ぶにあたり、肉牛を育て、県内の市場に出荷することは行ってきましたが、今回のように実際に店舗での販売に立ち会うのは初めてでした。生徒たちは「いらっしゃいませ」と大きな声を出し、自分たちが育てたくまもと黒毛和牛をPRしました。また、テレビ取材も入り緊張した面持ちで取材にこたえていました。
ご協力いただきました関係者の皆様方、本当にありがとうございました。
神殿原農場の取材もありました。
販売会の様子は来週(8月1日以降)のKKTのテレビタ(17:30以降)で放映される予定です。
第12回全国和牛能力共進会最終予選会が7月28日、大津町の熊本県家畜市場で開かれ、本校からも参加しました。全国大会を最終目標とする生徒たちは、これまで丹精して育てた育成牛とともに、これまでの管理技術を大舞台で存分に披露しようと意気込んで参加しましたが、惜しくも全国大会への出品は叶いませんでした。
しかし、生徒の発表については、写真付きで生育過程を示しているところなど高い評価をいただきました。今回の経験を今後に生かしてくれることでしょう。
7月29日(金)10時からオンライン開催されました。本校から4名が参加しました。
鳥獣対策(シカが持ち込む菌による栽培被害)や農業経営(経営理念とブランディング、初期投資)について詳しく知ることができました。ここで得たことを今後の進路決定に活かします。