12月19日、福祉コース2年生が介護職員初任者研修で外部講師に来校いただき介護に関する学習を行いました。今日は、濱田先生によるリハビリテーション医療の概要についてでした。濱田先生、毎回丁寧なご指導ありがとうございます。
球磨人吉の魅力を知り、地域資源を活用し、新たなビジネスモデルを創ることを目的とした「球磨農林学」で生活経営科の生徒がクリスマスリースを作りました。
ブドウのせん定枝、演習林のヒノキ葉、校内のモチノキの実、すべて南稜高校で手に入る材料で工夫して作りました。
選挙権年齢が18歳に引き下げられたことに伴い、高校生の有権者としての学習がさらに重要となりました。今日は、民主政治の原理や選挙の仕組み等の学習をとおして、有権者としての責任を自覚するために、模擬投票を行いました。
総合農業科3年林業コースの生徒たちが、本校に植栽されている大王松の巨大松ぼっくりを使ってクリスマスツリーを作成していました。
総合農業科2年動物コース、南稜就農塾1年畜産コースの生徒はゼンカイミート株式会社を訪問させて頂き、学習しました。ゼンカイミートはウシのと畜・解体、牛肉の販売、加工肉の販売を行っている会社です。ここに運ばれてくるウシは熊本県は勿論、福岡、佐賀、長崎、宮崎、鹿児島、とおくは岐阜などからも運ばれてくるとのこと。安心・安全な食材を消費者に届けるために、HACCPなど衛生面に特に注意されていました。他のと畜解体処理場との違いは「ハラール認証」。最近は中東(インドネシア、マレーシア、UAE、バーレーン、タイなど)を中心に、輸出に取り組んでおられるそうです。
研修は衛生的な準備をしっかりしてから行いました。
1日、30~40頭のウシをと畜・解体するそうです。この日は黒毛和種やF1がつながれていました。
日頃、大切に育てているウシが異なる姿に・・・。少し戸惑う生徒もいましたが、質問するなど熱心に学習していました。
生体(せいたい)→枝肉(えだにく)→正肉(しょうにく)とだんだん食べ物である「肉」に近づいていきました。800㎏のウシ(生体)の場合、頭・皮・内臓・四肢端などを外して枝肉になると約560㎏、それから骨などを外して正肉になるのは約390㎏ぐらいだと学びました。
日頃、大切に育てているウシの肉について学習を深めました。生徒の感想を見ると、知識だけではなく、「命の大切さを感じた」「これからウシをもっと大切に育てる」「食べ物に感謝しなきゃならない」など、心の面で学んだことが多くあったようです。
ゼンカイミート様、ありがとうございました。
食品科学科では熊本県菓子工業組合で全技連マイスターの河上芳信様におこしいただき和菓子づくりに取組みました。色のついた餡から4種類のお菓子を作り生徒たちも大満足の様子でした。
12月17日、みらいの技能士育成ステップ事業講習会が開催されました。各分野で活躍される技能士の皆さんにおこしいただき5つの職種で技能体験を行いました。
総合農業科では熊本県建築組合連合会副会長で建築大工の本田様はじめ2名の講師においでいただき規矩術などを使った本棚制作。また、熊本県フラワー装飾技能士会副会長で現代の名工、フラワー装飾士によるフラワー装飾に取組みました。専門の卓越した技能に生徒たちも真剣に学んでいました。
先週、修学旅行に引率で行っていた修学旅行団からお土産をいただきました。各職員から思いを込めたお土産です。さて、どれにしましょうかね。
12月17日(火)4、5、6限に生活経営科の2年生がみらいの技能士
育成ステップ事業で西洋料理(オムレツと飾り切り)について
学びました。
オムレツ作りでは菜箸やフライパンの動かし方を学び、飾り切りではにんじんを使った梅や大根の薄切りを
使って鶴を形作りました。オムレツも飾り切りも初めは「難しくて無理かも~」という声が生徒からありましたが、丁寧に教えていただき、作り上げることができました。お忙しいなか、教えていただきありがとうございました。
みらいの技能士育成ステップ事業にて
2年生活経営科の14名和裁を学びました。
日本和裁士会熊本県支部 支部長の品川正三様をはじめ、計5名の先生にご指導いただきました。
プロの技術を目の当たりにし、驚きを隠せない様子でした。
12月16日、霧のかかる午前7時30分から育友会( PTA)によるあいさつ運動が行われました。中には朝から足取りが重い生徒も見られますが、明るく元気なあいさつでやる気も沸き起こります。もうすぐ冬休み!頑張っていきましょう。
・二学年修学旅行団、最終日を迎えました。食事後は浅草寺に足を運び、羽田空港に移動しました。
・ドキドキしながらひいたおみくじ!
本校は県立農大と農高・農大一貫プロジェクトを行っており、その報告をさせて頂くこと、畜産学科のプロジェクト発表を視聴させて頂くことを目的に、総合農業科の生徒が熊本県立農業大学校(県立農大)を訪問しました。
昼食はカントリーパーク駐車場(県立農大の横)でとりました。報告の最終練習の様子。
「難しい内容だったら分からないかもな〜」なんて思って聞いていたのですが。結論としてはとても分かりやすく、現場に沿った内容で、奥深いものでした。 学生は一人一研究を担当していました。それぞれ、全く違うテーマでの発表だったのですが、目の付け所が鋭い!「母子分離の際、親と子の場所はどこが適当か」みたいなテーマでは子牛の唾液に含まれる、アミラーゼを簡易検査して、ストレスを数値化して判断。「繁殖牛のボディコンディションスコアと種付け回数の関係」みたいな研究では、ボディコンディションスコアをスマートフォンとアプリで判断。「子牛育成時に与える粗飼料の長さはどのくらいが適当か」みたいな研究では2センチとか5センチとか微妙な差を。「子牛育成時の粗飼料は」チモシーからオーツヘイ、肥育農家のこと考えてイナワラへ。「哺乳バケツを清潔に保つには」などなど。 一見、地味な内容に見えますが、「そこにこだわったかー」って内容ばかり。そして、現場ではとても大切な内容です。難しい本より、よっぽど現場で生かせる内容でした。 今あるものを、今の常識を、教えられたことをそのまま鵜呑みにするのではなく、自分の目線でやってみることの大切さを学びました。また、そんな経験を積んだ学生の今後が楽しみに感じました。
本校の農高・農大一貫プロジェクトの報告は最後にさせて頂きました。経験が少ない1年生の発表でしたが、堂々と発表することができました。聞いて頂いた県立農大の学生から、お褒めの言葉を頂きました。今回の経験や、農大生の発表から学んだこと、学んだ考え方を今後の高校生活で生かして欲しいと思います。
昨日と殺・解体をした鶏を使った調理実習「親子丼」を行いました。
解体実習を経験した生徒たちは、今までの調理実習以上に真剣に取り組んでいるように感じました。
全員で「いただきます」をしました。
今回の「食と命の授業」を通して、いつも食しているものは肉を解体する人、野菜を育てる人、色々な人が関わって私たちの食卓に並んでいることを知ること出来ました。そして日常の中で意識することは難しいですが、命のつながりについて考える機会になったと思います。
12月11日(水)16時~今年度最後のピア・サポート研修が行われました。
今回の目標は「問題解決のステップを理解しよう」です。
まず、スクールカウンセラーの原田先生より、問題解決には、①問題をつかむ②願いをつかむ
③小さな目標を立て解決方法を考える④具体的な計画を立てるの4つのステップがあることを説明
いただきました。
次にグループに分かれての実践。これまでの研修で身につけた聴く技術を活かして、
4つのステップを意識しながら問題解決を目指しました。
ピア・サポート研修の中心は「寄り添って、受け止める」ことですが、
少しだけステップアップした問題解決の方法をを学ぶことができた良い機会となりました。
・待ちに待った班別研修です。出かける直前まで、何度も何度も確認を重ねました。楽しんで「行ってらっしゃい!」
・おはようございます!
体調は概ね良好、天候は快晴で研修日和です。シッカリ食事をとってお楽しみの班別研修に備えます。
・ごちそうさまでした〜!
食品科学科は、「めんたいパーク」「明治なるほどファクトリー」に学科別研修に行きました。
各工場での徹底された衛生管理や、食品開発、原材料の管理等、これからの学習・進路につながる学びになりました。
おいしい試食・製品もたくさん食べてきました(о´∀`о)
総合農業科は、オリンピックミュージアムと上野動物園で研修しました
オリンピックミュージアムでは最新技術を使ってオリンピアンの記録に挑戦しました
上野動物園では、有名なシャンシャンをみたり様々な動物の生態について学習を深めました
鶏のと殺・解体実習を行いました。
1ヶ月ほど前から緊張していた生徒たち。
この日の朝は少しいつもと違う表情をしていました。
毎日実習でエサをくれる生徒たちの、いつもとは違う表情が分かったのか、鶏たちは逃げ回っていました。
鶏を1人1羽捕まえたあとは、いよいよ「と殺」です。
足を縛られ、逆さにつるされた鶏たちは案外おとなしく、覚悟を決めたようでした。
首の羽を抜き、血管を探します。
包丁をいれるのが浅いと、鶏も苦しい思いをします。そのため、1回でスパッと切ってあげるのが理想です。
しかし、「1回で切ってあげよう」と覚悟を決めても、手の中で動く鶏の顔や、動いて見える心臓、温かい体のぬくもりに、『生きている命』を実感し涙が止まらず、なかなか切れない生徒もいました。
長い時間をかけて覚悟を決め、全員が鶏の首を切ることができました。
と殺のあとは、「解体」です。
お湯につけて毛を抜きます。
骨と実をはがしていきます。
部位ごと(皮、手羽、ささみ、もも、むね)に分け、半分は調理実習に、半分はそれぞれ家に持ち帰りました。
鶏を捕まえる時、足を縛る時、逆さにつるす時、暴れる時、首を切る時、毛を抜く時、生徒の口から「ごめんね」「苦しいね」「痛いね」という言葉が聞こえました。
普段私たちが当たり前のように口にしている食べ物には、それぞれ命があります。
明日は、と殺・解体を行った鶏を使って、調理実習を行います。
命をいただくことへの感謝の気持ちと、命をいただける過程には誰かがこのような思いをしているということを忘れず、「いただきます」「ごちそうさま」の意味を理解し、調理・試食をします。