学校生活 南稜NOW

レーズンの物語

総合農業科はブドウ栽培に取り組んでいます。

収穫時に脱粒したり、色づきが悪いブドウを使って何かできないかと考え、あさぎり町から貸与されている食品乾燥機を使いレーズンを作ってみました。

そのレーズンを何かに活用できないかと、あさぎり町のパン工房「麦の音」さんに相談したところ、「ピーオーネ、巨峰、安芸クイーンがミックスされた縦割レーズンは珍しい。味にも多少のばらつきがあるが、それも手作り感がでていて面白い。」との評価をいただきました。

早速、レーズンパンにして持ってきて頂きました。

レーズンを柔らかくするために、ワイン漬けしたものとラム酒漬けにしたものをパン生地に練り込んで焼いて頂きました。総合農業科2年植物コース16名で両方のパンを試食し評価しました。その結果、ラムレーズンパンがおいしいというアンケート結果がでました。

今後もパン工房「麦の音」さんと連携し、レーズンを使った商品開発に取り組みます。今年秋頃には期間限定、あるいはイベントで販売を予定しています。